ホストガール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 17:45 UTC 版)
店内には多数のホストガールがおり、その中から厳選された10名のうち1人を指名できる。なお名前は源氏名であり、本名は別に存在するほか、年齢・誕生日・スリーサイズなどプロフィールはすべて非公開。これらの情報はプレイヤー自身がゲーム内で集めていかなければならない。ゲーム内で飲酒描写があるため、当然ながらホストガールは製造間もないアンドロイドのアイリを除き、全員20歳以上である。ホストガールはメイド服風の衣装を着用しているが、イベントデー「コスプレデイ」では水着など、普段とは違った服装の彼女たちに会うことができる。担当声優はゲームシリーズの担当声優、担当女優は劇団ドリームクラブの舞台、ライブ作品の担当女優とする。なお、劇団ドリームクラブの担当女優は担当時期を()書きで記入した。 プレイヤー 本作の主人公。 亜麻音(あまね) 声:小清水亜美 演:美波忍(III舞台)/望月まこと(IIIライブ)/中園彩香(I~II) いわゆる箱入り娘で、自由な外の世界というものに非常に強い関心を持っているが、自分がそういう世界へ出て行く事が出来ないと思い込んでいる。性格は非常に心優しいが、内気で小心なために自信が持てず、まるで怯えた様な接客をする。しかし、映画や物語の話題になると積極的な面を見せる他、真顔で変わった発言をすることもある。昼の顔は不明だが、どこかのお嬢様という噂がある。『ZERO』では、開始時にはまだ入店しておらず、序盤で新規入店する。 『舞台』では代表からレビューショウのセンターを任されるが、自信を失い一時欠勤してしまう。 『ドリームクラブ ディア・ガールズ』や『ドリームクラブ Destiny』などいずれも主人公が最初に指名されており、初期は出番が多いが周囲のホストガールの個性が強い為、出番が減っている。 みお 声:喜多村英梨 演:宇佐美愛梨(III)/黒須みらい(I~II) 京都弁を話すおっとりとした性格で、発明家のタマゴ。しかし人の名前を憶えられない節がある。「世の中の人に役立つもの」をモットーに様々な品を発明するが、肝心な部分が抜け落ちていたり、矛盾が生じて意味を成さなかったり、計らずも人体や環境に悪影響を及ぼしかねない物も多い。なお、現在はとある薬の研究に没頭している。ホストガールの中ではグラマーな部類に入り、唯一眼鏡を着用しているキャラクター(設定で眼鏡を外す事も出来る)。 『舞台』では機能停止したアイリを救うべくナオ、ノノノとともにアイリの体内に潜入した。演じる黒須はダンスの振付や構成を担当している。 『ドリームクラブ ディア・ガールズ』では原作以上に変な発明をして他のホストガールを脅かしたり騒動を引き起こすことがあるが本人は人の役に立ちたいと思っている。 雪(せつ) 声:水橋かおり 演:折原つかさ(III)/姫野翼(I~II) カリスマパティシエを目指す、非常に幼い容姿のホストガール。一人称は「セッちゃん」で、周囲からも愛称として呼ばれている。見た目も言動もとにかく幼いが、当然お酒を飲める年齢である。しかしアルコールには滅法弱い。無邪気な性格故、悪意無き毒舌を容赦なく浴びせてくる等、内面での幼さも強烈だが、子供扱いされることを酷く嫌っている。『ZERO』では、開始時にはまだ入店しておらず、序盤で新規入店する。特撮ヒーロー『夢中刑事ミッカヴィン』の大ファン。 『舞台』では玲香、るいとともに亜麻音の帰りを待つ。『ホストガール ライブオンステージ Vol.2』以降ではMCを勤めており、『東京ゲームショウ2014』のディースリー・パブリッシャーブースのMCも担当した。『ドリームクラブ ディア・ガールズ』では活発な性格なためかホストガールで一番出演が多いがメインの回が少ない。 玲香(れいか) 声:早水リサ 演:新井ふゆ(旧名:澁谷えりか)(III)/小板奈央美(I~II) 長いストレートヘアが特徴のホストガールで、関西弁を話す。プロボウラーを目指しており、昼はボウリング場に通って練習に励み、夜はドリームクラブで働いている。音楽と運動を好んでおり、学生時代でも得意教科だった。そのため歌唱力には自信を持っている。サバサバとした明るい性格で、ノリの良い今時の女子大生といった感じのお姉さんだが、酔うとやや強引なノリが露出する。『ZERO』では落ち込んだ妹のことを主人公に相談する。 『舞台』ではダンスのコーチ役を勤めており、バラバラになった一同に苦悩する。演じる小板はダンサーの経験もあり、実際の稽古でもダンスのコーチを担当した。 『ドリームクラブ ディア・ガールズ』では当初はるいと絡むことが多かったが後期以降から雪とナオの3人で行動することが多かった。 魅杏(みあん) 声:真堂圭 演:柳瀬晴日(I~III) 昼はモデルの仕事をしている、金髪ツインテールのホストガール。実家は肉屋を営む。いわゆるツンデレで、自分の感情等を素直に表現できない性格。それが災いして、接客時に時折乱暴な口調となってしまう。そのため、誰とでも打ち解けたいと思っている本心とは裏腹に、周囲に対して自分から反発してしまう面がある。『ZERO』では、まだモデルにはなっておらず、実家の肉屋である『肉の高円寺』を手伝っている。一部の漫画版ではメインであることが多く彼女に関連する商品も多い。 『舞台』では孤立していた遙華を諭し、レビューショウの成功に一役買った。また肉の高円寺のタオルを披露した。 るい 声:原田ひとみ 演:紫苑ゆき(III)/雨情華月(I~II) 昼は男子校の教師で、夜はこっそりホストガールをしているという女性。抜群のプロポーションを誇り、店の制服も自慢の胸を強調する造りとなっている等、大人の魅力を打ち出したキャラクターだが、やや夢見がちな少女的一面も持つ。ドリームクラブでの勤務は長いらしく、それなりに古株の様だが、とある大きな悩みを持っている。 『ZERO』では、普段は地味な自分に大人の魅力を出すためにドリームクラブに通っている。 『舞台』では玲香、雪とともに亜麻音の帰りを待つ。またレビューの稽古シーンではコスプレを披露した。以降の作品では演じる雨情の性格も相まっておとぼけキャラが定着している。 理保(りほ) 声:後藤邑子 演:寿々木はるか(III)/優月心菜(II)/ 井澤美香子(I) 過去の『SIMPLEシリーズ』等、ディースリー・パブリッシャー作品の多くに登場してきた双葉理保本人。このゲームでは幾つかのドラマに出演しているブレイク寸前のアイドルという設定となっている。次回出演する映画でホステスの役をやることとなり、役作りのためにドリームクラブで働いている。なお、近作に登場する理保は各作品での共通設定とは微妙に異なるプロフィールとなっている。 『舞台』では芸能界に憧れて上京した妹の真琴(演:安田友加)に悩まされるが、レビューショウでは真琴と息の合ったデュエットを披露した。ディースリー・パブリッシャーの看板娘ということもあり、『ホストガール ライブオンステージ』でも締めを任されることが多い。 『ドリームクラブ ディア・ガールズ』では出番は少ないが終盤では彼女がメインとなり、ライバル店の策略で一度ドリームクラブをやめたことがあった。 ナオ 声:又吉愛 演:蒼木鞠子(I~III) ショートカットが特徴の明朗快活なボーイッシュなキャラクターで、一人称が「ボク」という俗に言うボクっ子。実家が総合格闘技の道場で、彼女も師範代として指導を務めている。体育系の大学に通っており、トレーニングも兼ねて大抵は走って移動する。しかし、もっと女の子らしさを身に着けたいという思いから、ドリームクラブで働く事でヒントを得ようとしている。『ZERO』では、開始時にはまだ入店しておらず、序盤で新規入店する。この時は口調や振る舞いも女の子らしく振舞おうとした。 『舞台』ではみお、ノノノとともに、機能停止したアイリの体内に潜入、アイリの防衛プログラム相手に得意の格闘技を披露した。 魔璃(まり) 声:石毛佐和 演:柚木成美(II~III)/ 和地つかさ(I) 隠しキャラクターとして設定されているホストガールで、条件を満たすかマイクロソフトポイントを支払うことで指名可能となる。 自らを「ブラッディマリリン」と名乗るミステリアスな女性で、ゴシック・ファッションを思わせる制服と左目の黒い眼帯が特徴。「小悪魔」や「堕天使」といった暗く耽美なフレーズを好む。開発当初はダウンロード専用キャラクターだった。全ホストガール中最も酒に強い。 『ZERO』でも隠しキャラクターとして登場、主人公をヴァンパイアと思い込み素性を探ろうとする。 『舞台』ではユウ、エルを伴い怪しい儀式を行っており、リハビリに悩むあすかを儀式に招き入れる。 アイリ 声:児玉明日美 演:桜羽萌子(III)/藍乃聖良(II)/澤村佳奈。(I) 魔璃同様隠しキャラクターとして設定されているホストガールで、条件を満たすかマイクロソフトポイントを支払うことで指名可能となる。 「ROZA零式」という名の自動自律型アンドロイド。会話による感情データ収集のためにドリームクラブで働くこととなるが、時折いかがわしいデータを収集してしまっている様子。語尾に「?です」と付けて話すのが特徴。私服として「東京」「修理中」「純愛」など奇妙な単語の入ったTシャツを着ている。『ZERO』ではウイルスに冒されてしまう。 『舞台』ではレビューショウ前に機能停止してしまうが、未来のアイリがノノノに助けを求める。
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