アズベルグ地方とは? わかりやすく解説

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アズベルグ地方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 15:10 UTC 版)

死神姫の再婚」の記事における「アズベルグ地方」の解説

アリシア・ライセン 声 - 小林ゆう 本作主人公ライセン公爵夫人地方伯フェイトリン家の直系の子女。初登場時15歳通称死神姫」。 「死神姫」という物騒な名前から、絶世の美女とか眼が三つあるとか角が生えている等様々に噂されるが、実際は平凡で地味な容姿少女実家格式高い地方伯だが、没落して久しい。そのため、独身時代使用人使わず一人生活しており、自身身支度はもちろん、庭を耕して家庭菜園料理等の家事は得意。趣味読書も、値段が安いという理由恐怖小説ばかりを読んでいる(その影響おどろおどろしいものを好み薄暗く不気味なライセン屋敷初め見たときも「理想お城だ」とはしゃいでいた)。 浮世離れした天然ボケな上、長い貧乏生活によりかなり現金俗物的性格で、ひどい嫌がらせをされても気付かず、全く意に介さない(しかしこれは、怒り悲しみ感情燃費が悪いとの考えから、気付かないよう心にをし、あえて避けているから)。また視力が相当悪く眼鏡をかけてはいるがあまり見えていない。 幼少期貧しさ原因両親死去。特に親族もおらず、両親亡き後叔父後見人として屋敷受け継ぎ、ひっそり暮らしていたが、叔父口利き金持ち新興貴族との結婚が決まる。しかし、結婚式で夫が殺害され未亡人となったため、そのまま離縁し実家へ戻ることに。この事件がもとで「死神姫」の二つ名付いた一年後、再び叔父の手引きにより、ライセン当主カシュヴァーンと再婚爵位名ばかりで貧乏な上に、広大な実家屋敷維持費がかかるため、金持ちであるカシュヴァーンとの結婚渡りに船であったアリシアは、政略結婚名ばかりの妻だと聞かされても「お買い上げありがとうございます」嬉々として受け入れノーラ公然と愛人自称しても「さすがお金持ち」と歓迎している。 結婚当初正に政略結婚”だったが、少しずつ互い知り愛情育む。たまにカシュヴァーンが夫婦らしい事をしようとする急にお腹痛く」なってしまい、どうしてそうなるのか本人にも分かっていない。嫉妬は贅沢と考え、かって両親を喪った経験から「誰かを『特別』に好きになること」を恐れていたが、カシュヴァーンとの絆が深まったことで、彼を「『特別』に好きな人」だと認めたあまりにも貧乏だったため、幼少の頃から猛毒肥料いらず」をよく食べており(本人曰く慣れれば美味しい)、毒が効かない「翼の祈り」本部誘拐されたときに、海に落とされ無事生還したため、「死神姫のみならず真の聖女」という噂も立てられた。 カシュヴァーン・ライセン 声 - 杉田智和 新興貴族ライセン“強”公爵家の当主で、アズベルグ地方を治め領主初登場時22歳通称「アズベルグの暴君」。 性格居丈高癇癪持ち自分従わない領民を殺す事に抵抗感じておらず、その強硬なやり口から「暴君」と恐れられている。カシュヴァーン自身も「暴君」というイメージ進んで身に付けようとしており、「“強”公爵」という一代限り称号を、王に自ら望んで与えられた(買った)。 苦労の多い人生送ってきた為か実年齢より上に見られがち(初対面アリシアには「33歳くらい」だと思われたが、実際22歳)。 かなりの合理主義者で、宗教を全く信じておらず、特に国教「翼の祈り」には並々ならぬ敵意抱いている。ただし最初から信じていなかったわけではなくメイドであった彼の母が敬虔な「翼の祈り」信者ありながら死後翼をもらうことができなかったという過去起因している。 金に物を言わせアリシア結婚しお飾りの妻に迎える。その目的は、成り上がりライセン家に箔をつけるため名門地方伯の血を入れること、「死神姫」の名を周囲への牽制利用すること。初対面アリシアにもそのこと話して威圧しようとするが、萎縮するどころか嬉々とするアリシア拍子抜けし逆にその現実的合理的な姿を気に入る。 最初はそうでもなかったようだが、日々を共に過ごすうち、アリシアのことを次第愛しく思ううになるついには夫馬鹿をこじらせ、「アリシア世界一かわいい」と発言して周囲視力疑われている。また、「翼の祈り」教団策略で崖から海に落ちたアリシア救出した際には、無信心公言するカシュヴァーンが無意識に神よ」と呟いたほど。意外と嫉妬深くアリシアに他の男が寄り付かないか常に警戒している。 「いつか自分も父のような怪物』になるのではないか」と恐れ、あえて暴虐振る舞っていたが、アリシア愛し、またディネロからアスベルグ地方託されたことで、アリシアとの間に子を作り平和に生きることを望む様になった。 ノーラ・テルペス 声 - 小清水亜美 自称「カシュヴァーンの愛人」である、アリシア付きメイドアリシア追い出し正妻の座に収まろうと野心持っているが、相手にされていない針子としては有能幼い頃父親亡くしている。女手一つ苦労していた母親見て「貧乏は嫌だ」と思うようになり、母親反対押し切ってライセン家のメイドになった。カシュヴァーンの愛人と言い張るが、彼とそのような関係を持ったことはない。 成長していくティルナードの姿を見て次第好意を抱くようになり、時間をかけてゆっくり愛を育んだ。 ティルナードとの婚約直前に、ゼオルディスの策略によりティルナードとの仲を引き裂かれそうになるが、ガーゼット公爵養女になることで、ティルナードと婚約することが出来たトレイス 声 - 小西克幸 カシュヴァーンの幼馴染で、姉・リリアをレジオールに殺されている。「翼の祈り」の熱心な信徒変わっていくカシュヴァーンを見ていることに耐えられず、傍から離れ生活していたが、一度ユーラン説得により城に戻りカシュヴァーンに刃を向けた。それを許され以降は、執事兼カシュヴァーンの右腕として仕えている。外見年下見えるがカシュヴァーンよりも2歳年上である。 一度聖職者目指したこともあり、下手の聖職者より精神清らか結婚はしない決めている。とても潔癖であり、カシュヴァーンがアリシアといちゃいちゃし始めると「破廉恥」「ふしだら」と声を上げる一方、カシュヴァーンにはアリシア結ばれて幸せになって欲しいとも思っている。 リュクに絵を習うが才能皆無リュク 「翼の祈り」信者一人美術才能があり、現アーシェルに逢ったことがある。しかし頼まれ仕事期日までにやり遂げることができないアリシアさらったが彼女を逃がそうとしたことで、教団の裏切り者となったアリシアたちと共に救出され以降は、ともにライデン屋敷住んでいる。出身レイデン地方で、何度も帰れと言われているのに帰る様子がない。 口が軽く話してはいけないことまでペラペラ喋ってしまう。惚れっぽい性格で、アリシアノーラルネ果てはセイラにまで好意抱いていた。 ディネロ・アズベルグ 元地方伯アズベルグ家に生まれた青年領地毎日決まった時間見まわることから、時計公爵呼ばれていた。ディネロ自身はカシュヴァーンがただの暴君ではなく良い領主だと認めているが、周囲にはアズベルグ地方の真の領主はディネロだとする声は少なくないアリシア好きだが、カシュヴァーンを思う彼女の気持ちを尊重している。「自分結婚もせず、子も作らない」と宣言し、アスベルグの統治アリシアをカシュヴァーンに託した。 アレクトール・ケルヴァン アズベルグ家の執事見習い青年。ディネロを敬愛し熱意持って仕えている。そのため、事あるごとにカシュバーンに食ってかかっているが、カシュバーンからは歯牙にもかけられないダン ライセン家の料理人。レジオールの代から、『ハルバーストの薔薇屋敷』で働く古参使用人で、セイラの夫。ガーゼット伯爵滞在したときには伯爵食事頭を悩ませた。 セイラ ライセン家のメイド。レジオールの代から、『ハルバーストの薔薇屋敷』で働く古参使用人で、ダンの妻。リュク息子のように可愛がっており、手に結婚指輪嵌めていなかったことから、一時期リュクから惚れられていた。 ロセ ライセン家の御者。レジオールの代から、『ハルバーストの薔薇屋敷』で働く古参使用人アリシア屋敷まで連れて行く際の馬車御者務めたレジオール・ハルバースト 先代のアズベルグ地方の領主で、カシュヴァーンの父。薔薇にしか興味のなかった妻ジーナ殺してしまってから、狂気に陥り、薔薇咲かせるために次々女性殺し薔薇園に彼女達死体埋めて肥料にしていた。カシュヴァーンを日常的に虐待していて、最終的にはカシュヴァーンが十五歳時に彼に本当母親明かし激昂したカシュヴァーンによって殴り殺された。 カシュヴァーンの容姿は父に酷似しており、彼の抱える「いつか自分も父と同じ『怪物』になるのでは」という不安の原因一つとなっている。 ジーナ・アズベルグ レジオールの正妻で、アズベルグの出身薔薇にちなんだ赤いドレスしか着なかった美しいが、変わり者女性だったと伝えられる。夫となったレジオールに興味示さず薔薇育成没頭していたが、やがて怒ったレジオールに殺され薔薇園埋められ最初の犠牲者となったマリアンヌ・ライセン レジオールに仕えていたメイドで、カシュヴァーンの母。敬虔な「翼の祈り」信者で、レジオールに身体許したのも信仰心から。レジオールから虐待受けていたカシュヴァーンをかばっていた数少ない人物だが、「ジーナ自分母親である」と聞かされていたカシュヴァーンからは嫌われていた。最終的には他の女性同様に殺され薔薇園埋められた。

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アズベルグ地方

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死神姫の再婚」の記事における「アズベルグ地方」の解説

王国の北の辺境にある地方領主ライセン家。地方伯アズベルグ家は領主の位を退き、一地域隠棲している。やせた土地起伏激しく、背の高いが多いので日照乏しくて農産物生産性は低い。このような閉鎖的な厳し気候生きるせいか、領民他の地方比べて「翼の祈り」への信心深く迷信にもこだわる。

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