アクト団
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「古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー」の記事における「アクト団」の解説
自称、泣く子も黙る秘密結社。自分たちの目的を果たすためならどんな卑怯な手も使う劣悪な集団。リーダー格であるソーノイダと工作員3人はDキッズを「ガキンチョたち」、「ガキンチョども」と呼んでいる。元はエンシェント博士と共に西暦2127年から恐竜時代へ行った科学者チームのメンバーであった。『翼竜伝説』では最初の数話を除きDキッズ達に協力する。工作員の3人はソーノイダが将来、自分の手足となって働く助手を育てる目的で引き取られた孤児たちであり、ロトとロアの父親も元々は彼に引き取られていた。 Dr. ソーノイダ 声:後藤哲夫 未来の科学者で、恐竜を操り、恐竜カードを集めて「恐竜キング」に憧れるアクト団のボス。名前の由来は恐竜を意味する「ダイナソー」から。 性格は稚拙極まりなく、大のわがままである。しかし、恐竜の改造を行ないアクト恐竜やシークレット恐竜を生み出すなど科学者としては非常に優秀であり、Dキッズやアクト団が使うわざカードを開発したのも彼である。モヒカンが特徴。世界中にある恐竜カードを集めるべく日々奮闘している。口癖は「〜ぞい」。アクト団の構成員からは「ドクター」(稀に「ソーノイダ様」)、リュウタからはその口癖から「ぞいじじい」と呼ばれている。 第二期ではザンジャークの持つジャークアーマーを分析してディノテクターを完成させた。終盤、未来を守るためタルボーンヌを伴ってノーピスからコスモストーンを奪還しようと勇敢にもDラボに突入した。ジャークアーマー恐竜の攻撃を受けてDラボは倒壊し一時は生死不明と思われたが、瀕死状態のタルボーンヌに助け出されて生還した。 炎属性(主にティラノサウルスのティラノ)や秘属性の恐竜を使うことが多いが、一度だけスピノサウルスのスピノを使ったことがある(第一期46話)。 ウサラパ 声:渡辺美佐 アクト団工作員の1人。名前の由来は「パラサウロロフス」から。 常に女王様気取りな性格。「おばさん」と呼ばれる事に異常な拒否反応を示し、通常なら聞こえるはずのないような場所でも反応する。Dキッズ、特にマルムからは常に「おばさん」と呼ばれている。言われたときは素手でローマ兵を倒すほどの戦闘能力を見せるが、連続して言われるとショックのあまり気絶してしまうこともある。実年齢は28歳だが、自分は17歳〜19歳と言って譲らない。浪費家であり、ブランド品集めとファッションを趣味としている(第一期24話など)。エドとノラッティーを従えて、Dキッズと各地でバトルを繰り広げるが、空回りすることが多い。 使用する恐竜は特に決まっていないが、ティラノサウルスのティラノを使うことが多い。 ノラッティ〜 声:堀内賢雄 アクト団工作員の1人で、30歳。名前の由来は「ティラノサウルス」から。 ソーノイダとウサラパにこき使われている。「〜ザンス」が口癖。 砂漠で行き倒れになっていたところをリアスに助けてもらったことで彼女に一目惚れし、「エンジェル」と呼んで好意を抱く(第一期30話〜)。 使用する恐竜は特に決まっていないが、スピノサウルスのスピノを使うことが多い。 エド 声:遠藤純一 アクト団工作員の1人で、24歳。名前の由来は「エドモントニア」から。 食いしん坊の巨漢で「〜ッス」が口癖。ノラッティ〜と同じく、ソーノイダとウサラパにこき使われている。 使用する恐竜は特に決まっていないが、サイカニアのサイカを使うことが多い。 ロト 声:渕崎ゆり子 リュウタたちと同じ12歳。ソーノイダの孫。名前の由来は「トロサウルス」から。 ゲームから恐竜を捕獲する機械まで発明する天才少年。生意気な口をたたいて大人や敵をバカにしているが、タルボーンヌだけには頭が上がらない。家族構成には妹のロアと未来にいる父と母の4人家族。 未来では、とても愛情豊かで暖かい両親に恵まれ、幸せな日々を送っていたが、祖父であるソーノイダとともに過去へと渡った際にバックランド号が故障して現代へと居座っている。それ以来両親に会っておらず、ホームシックに悩む毎日を送っていた(第一期37話など)。そのため楽しくクリスマス会をひらいていた古代家に意味もなく嫉妬し、亜紀を攫いすべてをぶち壊しにする事で自分より幸せな思いをしている人間を叩き潰そうと計画するが、亜紀の愛情に心を打たれ、彼女に対して少しだけ心を開いた。彼女にもらったプレゼントの絵本を今でも大切にしている(第一期45話)。 その後Dキッズとも和解し、彼らのサポートを行っている。 ロア 声:谷井あすか(第一期1話〜第二期52話)、中司優花(第二期67話〜第二期79話) 6歳の少女。ソーノイダの孫でロトの妹。名前の由来は「アロサウルス」から。 ロトと一緒に発明をしている。兄のロト同様大人をバカにしているが、当然タルボーンヌには弱い。 まだ幼いためにホームシックを抱いており、ビデオアルバムを見ながら未来にいる大好きな両親の許へ帰りたいと願うほど純粋で女の子らしい一面を見せる(第一期37話など)。兄の計画を実行に移そうとするが、亜紀の愛情でうれしさを表し、少しだけ心を開いた。彼女にもらったプレゼントの絵本を今でも大切にしている(第一期45話)。 その後Dキッズとも和解し、彼らのサポートを行っている。 ノーピス 声:平川大輔 27歳の青年。ソーノイダの助手で、専門は進化生物学。名前の由来は「スピノサウルス」から。 冷静で無口な上に研究熱心で、必要最低限の言葉しか発しないが、ロトとロアとは研究を通じて仲が良く、話し相手になってくれていた。物語開始時はソーノイダの命令で忠実に動いていたものの(第一期1話〜43話)、ソーノイダに隠れてヴェロキラプトルを改造したり、純粋なアクトメタルを採取するために製鉄所を爆破したり(第一期36話)など次第に残忍な面も見せるようになる。マキャヴェリズムの考え方を持っており、自分の目的を邪魔する人物は容赦なく葬るような(目的の為に手段を選ばない)冷酷な性格である。炎属性の恐竜を使うことが多い。 彼の真の狙いは、生物工学・遺伝子工学・クローニングなどを駆使して最強の恐竜を創造し、進化した恐竜の世界を創り上げる事。かつてはエンシェント博士の助手だったが、彼を裏切りソーノイダ側に付く。しかし最後にはソーノイダさえも見限り彼らの基地であり研究所であるタイムマシンを乗っ取った(第一期46話〜49話)。元々レックスが生まれる前の、恐竜を保護する研究の頃からエンシェント博士とソーノイダ達を裏切る計画を立てており、ソーノイダだけでなくロト、ロアをもたぶらかし自分の思うように利用していた(第一期37話〜42話)。第一期の終盤にて石板のコピーを作ってティラノサウルスの化石に遺伝子操作を施し、自身の最高傑作であるブラックティラノサウルスを完成させた(第一期47話〜48話)。恐竜時代へワープして恐竜を進化させようとしたが、Dキッズとアクト団が持っている全恐竜を使って合体技を数回浴びせることにより倒された。それと同時に石板のコピーが暴走したことで形成された時空の穴の中に落下し、時空の彼方へと飛ばされる(第一期49話)。 タルボーンヌ 声:田村聖子 アクト団の教師兼家政婦型ガイノイド。ソーノイダがお手軽アンドロイドキットで作った高機能なロボットである。名前の由来は「タルボサウルス」から(ただし、アニメ内にタルボサウルスは登場しない)。 アクト団を家族に例えるならまさに母的存在であり、アクト団唯一の良心。面倒見が良く、ロトとロアにとっては良い保護者である。規律や秩序などには非常に厳しく、ご飯や部屋の片付けなど、注意を無視する者はソーノイダでも容赦しない。アクト団の恐竜たちでさえ彼女を恐れている(第一期1話〜)。家事は全て得意としており、中でも料理の腕前はプロの料理人に匹敵するほどである(第一期39話)。 ステゴサウルスやペンタケラトプスと互角以上に戦える高い戦闘力を持っている(第一期38話、41話)。落雷を受けようが、高度100m以上から落下しようが壊れる心配はないが、ノーピスの電流棒の攻撃を受け、一時的に行方不明となる(第一期39話〜40話)。第一期41話でハリウッドで発見されロトとロアに保護された。終盤まで記憶を無くし故障状態に陥っていたが、ジュラサンに修理され、ノーピスの野望を阻止するため復帰し戦った(第一期48話〜49話)。 名前を呼び間違えられることが多く(「タルボワンさん」、「タルボワンヌさん」、「タルボウンナさん」、「タルボリンコさん」など)、その度に「タルボーンヌです!」と訂正していた。 第二期78話にて、ソーノイダを担いでノーピスの野望を再び阻止するべくDラボに突入する。最終話で(第二期79話)、その後倒壊したDラボの中から死に物狂いでソーノイダを救出した。 アクトロイド 声:駒谷昌男/平川大輔 ソーノイダが作った汎用ロボット。構成員からは行動が間抜けだと度々指摘されている(第一期12話など)。他にも強化版のツヨイドや、他のアクトロイドを統率するリーダー的存在のエライドがいる。
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アクト団
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泣く子も黙る謎の秘密結社。恐竜を使って世界征服を企んでいる。ザンジャークが台頭してから組織が弱体化したのかは不明だが、Dキッズの活動もあり、活動は以前に比べ、小規模化している。アニメ版ではノーピスの反逆とザンジャークの出現に伴い、Dキッズとは和解している。 Dr. ソーノイダ 恐竜を操り、「恐竜キング」に憧れるアクト団のボス。一度思い立ったら、成功するまで諦めない。かつては古代博士(アニメ版ではエンシェント博士)と共に古生物学を研究していた。アクト恐竜や超アクト恐竜、シークレット恐竜だけでなく、わざカードの発明者でもあり、ジャークアーマーを解析してディノテクターも開発するなど優秀な科学者である。口癖は「〜ぞい」。名前の由来は恐竜を意味する「ダイナソー」から。海外版での名前は「Dr. Z(ドクターズィー)」。 ウサラパ 女王様気取りで、世界中を自分の虜にする夢を持っている。初期設定は物理学者。「おばさん」という言葉に無意識に反応してしまい、Dキッズにおばさんと言われると怒り出す。パートナー恐竜はティラノサウルスのティラノ。名前の由来は「パラサウロロフス」から。海外版での名前は「Ursula」。 ノラッティ〜 化学実験が得意で、イタズラが大好き。初期設定はソーノイダの一番弟子の化学者。ドジな面もあり、いいアイデアが閃いても必ず失敗する。口癖は「〜ザンス」。パートナー恐竜はスピノサウルスのスピノ。名前の由来は「ティラノサウルス」から。海外版での名前は「Zander」。 エド アクト団のハッカー。コンピュータが得意で、恐竜バトルの戦闘データを解析している。運動が苦手だが、逃げ足の速さは侮れない。口癖は「〜ッス」。パートナー恐竜はサイカニアのサイカ。名前の由来は「エドモントニア」から。海外版での名前は「Ed」。 ロト 基地の近くに住むガキ大将で、アクト団のメカニック。機械いじりが得意で、昭和の子供を思わせる風貌をしている。生意気な面もあるが、実は妹思いの優しい性格。アニメ版の設定ではソーノイダの孫ということになっている。名前の由来は「トロサウルス」から。海外版での名前は「Rod」。 ロア ロトの妹で、アクト団のムードメーカー。泣き虫だが、勝気で生意気な口をきく。ませた面もあるが、怒ったり、泣いたりすると誰も手がつけられない。アニメ版の設定ではソーノイダの孫ということになっている。名前の由来は「アロサウルス」から。海外版での名前は「Laura」。 アクトロイド ソーノイダが作った汎用ロボット。構成員からは行動が間抜けだと度々指摘されている。ゲーム内ではアクト団の基地建設、バトル中ではアクトダイスのサイコロ振り、やわらかびーむの操作、びっくりバナナのバナナ投げ、アクトミサイルの打ち上げ、ドキドキ!アクトダーツ!のダーツ投げ、アクトグルメの運搬などを行う。テクロイド ソーノイダが恐竜知識を試すために作ったクイズロボット。色は緑色で、通常のアクトロイドより頭が大きい。 カクトロイド ソーノイダが作ったプロレスラー型パワーロボット。色は赤色で、通常のアクトロイドより体が大きく、アクトロイドの100倍のパワーがある。超ハイテクだが、蒸気で動いている。ひっさつわざはどんなに重い恐竜でも勢いよく放り投げることができる「アクト式ジャイアントスイング」。
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