アイソレーションキーボード
アイソレーションキーボードとは、キーボードの各キーが独立しているキーボードの通称である。
従来の一般的なキーボードでは、キーはほとんど隙間なく隣接しているが、アイソレーションキーボードでは、各キーの間にある程度の間隔が設けられている。上面のパネルが隙間を覆っており、キーボード上の天板からキートップが突き出たような構造とも言える。
キー同士の間に間隔を設けることで、複数のキーを押してしまうようなタイプミスが防ぎやすくなる。また、キーの隙間にパネルがあることで、筐体内部にゴミやほこりが落ちにくくなっており、メンテナンス性も向上するとされる。
アイソレーションキーボードは、Appleの「MacBook」をはじめとして、2000年代後半から採用例が増え始めている。SONYの「VAIO X」やLenovoの「ThinkPad」、東芝のネットブック「dynabook UX」、Microsoftのキーボード「Microsoft Arc Keyboard」などでも、アイソレーションキーボードが採用されている。
キーの種類: | WASDキー |
キーボード: | Apple Wireless Keyboard アンドゥ アイソレーションキーボード 赤軸 青軸 エルゴノミックキーボード |
キーボード (コンピュータ)
(アイソレーションキーボード から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/31 18:09 UTC 版)
キーボード(英: keyboard)は、英語でキー(英: key)と呼ばれる小さなボタンが規則正しく並び、これを指で押し下げて操作する入力装置のこと[1]。日本語では(稀に)鍵盤(けんばん)とも[注釈 1]。
- 1 キーボード (コンピュータ)とは
- 2 キーボード (コンピュータ)の概要
アイソレーション・キーボード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 08:38 UTC 版)
「キーボード (コンピュータ)」の記事における「アイソレーション・キーボード」の解説
近年[いつ?]キー間に間隔をあけ各キーの面積を小さくし独立した配置にしたアイソレーション・キーボードが多く使われるようになった。ソフトウェアキーボードでは、例えばタブレットのiPadの場合、縦向きの場合2mm、横向きの場合は3mm、キーとキーの間に余白をつけている。Windows 8ではタッチ対象は2mm以上の余白をつけることを推奨している。ユーザーには隣接するキーを同時に押してしまうミスの低減、キーの間の清掃が容易といったメリットがある。本来はキー底側で強度を担保するフレーム構造を表面側に置くことで薄型化や軽量化を意図したものだが、普及と共に外観のみを模倣し、構造強度に関与しない格子状フレームを表面に配した製品も少なくない。
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