フォトインタラプタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/31 05:13 UTC 版)
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フォトインタラプタ (Photointerrupter) とは、対向する発光部と受光部を持ち、発光部からの光を物体が遮るのを受光部で検出することによって、物体の有無や位置を判定するセンサである。
構成
- 発光部
- 発光素子としては、通常発光ダイオードが使われる。外乱光対策として、赤外タイプの発光ダイオードを使う例が多い。
- 受光部
- フォトトランジスタや、受光部を一体化した集積回路(フォトIC)が使用されている。
- スリット
- 物体位置検出の分解能を向上させる為、発光側および受光側にスリットを設けているものが多い。
- 光学フィルタ
- 赤外線を使用するタイプでは、外乱光を防ぐ為に、受光部に可視光カット・赤外光透過型のフィルタが使われる。
フォトリフレクタ
物体に光を当てて、反射してきた光を検出することで、物体の有無、位置を判定するセンサを、フォトリフレクタと呼ぶ。(メーカーによっては「反射型フォトインタラプタ」と呼んでいる所もある。) フォトインタラプタよりさらに外乱光の影響を受けやすい構造なので、光に変調を掛けて、外乱光との判別をしている製品が多い。
関連項目
フォトインタラプタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/29 16:01 UTC 版)
類似の構成を持つものにフォトインタラプタがある。発光素子と受光素子を内部に封止せずに露出させ、封止パッケージの外部で対向させてある。素子間の遮光物検出を目的とする素子であり、フォトカプラに構成は似るが使途は異なる。自動販売機などで硬貨の通過検出、メカトロニクス機器において軸の回転角検出、ファクトリーオートメーション分野で多く使用される。受光素子が外光(可視光)に晒されており、その影響による誤動作を防ぐために検出光には赤外線が用いられ、さらに変調を掛けるなどしている。
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