PC-8001
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PC-8001
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 00:32 UTC 版)
「PC-8000シリーズ」の記事における「PC-8001」の解説
PC-8001は日本で1979年5月9日に発表され、9月20日に出荷が開始された。9月28日がパソコン記念日/パソコンの日としてこの機種の発売日を根拠とした日付として語られることが多いが、記念日の名称すら表記ゆれがあり、NECの公式な見解は「9月」のみとなっている。希望小売価格は168,000円で、1983年1月の販売終了まで一度も改定されなかった。 日本では輸入品を除けば半完成品(セミキット)がほとんどであった当時のマイコンの中で、本格的な完成品として登場し、ハード・ソフトとも高い機能と完成度を有した。PC-8001は「パーソナルコンピュータ (Personal Computer)」を商標に据えて宣伝し、1980年代初めにはNECのPCシリーズ展開を先導した日本のパソコンの代表的機種となった。 1981年8月にはアメリカ合衆国で「PC-8001A」が1,295ドル(32K RAMシステム)で発売された。FCCが規制する電波障害の対策を施し、片仮名の代わりにギリシア文字を表示できるようになっていた。同年10月には西ドイツに日本電気ホームエレクトロニクスの支社が設立され、PC-8001が発売された。 2015年9月1日に国立科学博物館の重要科学技術史資料(通称:未来技術遺産)の第00205号として、登録された。
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