エフ‐エー‐ダブリュー【FAW】
読み方:えふえーだぶりゅー
FAW
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 22:24 UTC 版)
FAW
- ウェールズサッカー協会 (Football Association of Wales)。
- 中国の自動車メーカー、第一汽車の英略称 (First Automobile Works)。
FAW
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 17:13 UTC 版)
グレート巽が社長を務めるプロレス団体。北辰会館に対抗して異種格闘技戦の興行を打ち、さらに北辰会館のオープントーナメントにも刺客として鞍馬彦一を送り込む。なお、原作での団体の名称は東洋プロレスである。 グレート巽(グレートたつみ) 本名は巽真(たつみ まこと)。プロレス団体FAWの社長で、自身もプロレスラーとしてリングに上がっている。絶大なるカリスマ性を誇り、その一挙手一投足が観客を魅了する。格闘者としての実力は「松尾象山と唯一対等に闘える存在」と目されるほどで、名実共に象山と双璧をなす存在。かつては「プロレスをボクシングと同レベルのシュートに引っ張り上げる」という理想を抱いており、アメリカにいたころに裏のプロレス界で活躍していた。泣き虫サクラと死闘を繰り広げた後は、試合では真剣勝負を仕掛けられない限りあくまで「プロレス」を演じている。北辰会館空手トーナメント終了後に松尾館長率いる北辰会館との5vs5マッチを行う予定。アゴが大きいのが特徴で、これは本来は打撃に対しては不利なのだが、顔を横に向けて肩にぴったり付けることでほとんどダメージを受けなくなるという。得意、使用技 チョークスリーパー 川辺(かわべ) FAWの指導員、元プロレスラー。独特のしわがれ声で喋る。プロレスを侮って喧嘩を売ってきた若き日の長田を叩きのめし、プロレス根性と関節技を仕込んだ。 梶原年男(かじわら としお) FAWに所属するプロレスラー。過去に道場破りに来た丹波を返り討ちにしたが、その後大観衆の前で関節技で借りを返されてしまう。北辰館で空手を習得し、黒帯を取っている。小説版では数回に渡り丹波と互角の勝負をするが、漫画版では一度目の再戦で敗北し、鞍馬に控え室でジャイアントスイングでKOされ、巽には手四つで完敗した上に睾丸を片方潰されてしまう。初対面の藤巻に詰め寄った際もあっさり組み伏せられた。北辰館トーナメントでは、同期である長田弘のセコンドを務める。死闘を演じた丹波とも友情を育んだらしく、丹波が堤と対戦した際には、試合前に浮き足立つ丹波に張り手を食らわせ、落ち着きを取り戻させた。得意、使用技 チョークスリーパー チキン・ウィング・フェイスロック 長田弘(ながた ひろし) 身長183センチメートル 体重123キログラム FAWに所属するプロレスラー。全身無駄がなく、しかもナチュラルな筋肉に覆われており、無類の打たれ強さを誇る。このタフネスを武器に相手の攻撃を意に介せず耐え切った上で、強烈な大技でしとめるといったファイトスタイルが身上。プロレスラーであることに強く誇りを持っており、プロレスを嘗める相手には容赦ない敵愾心を燃やす。 プロレスラー最強を自らの腕でもって証明するべく、北辰会館空手トーナメントに参加。トーナメントはFAW側の反対を押し切る形で出場しているため、FAW所属選手としてではなく、長田弘個人として参加している。そのためFAWからの公式のサポートは受けていない。また、打倒北辰会館という共通の目的を持った藤巻十三より、竹宮流を伝授されている。北辰会館トーナメントでは決勝戦まで勝ち進み、姫川と対戦。虎王を極めて勝利を確信した長田は、油断から技を解いてしまい、上段廻し蹴りの一閃で敗れた。 板垣版でのデザイン上のモデルは佐々木健介だろうと推測されている。得意、使用技 バックドロップ パワーボム 雛落とし 虎王 鞍馬彦一(くらま ひこいち) 身長185センチメートル 体重105キログラム オリジナルキャラクター。FAWに所属するプロレスラーで、グレート巽の秘蔵っ子としてリングデビューした新人選手。中学時代に陸上の十種競技で学生服でバスケットシューズという出で立ちでありながら、10種目中9種目で当時の高校生の記録と同等、もしくはそれ以上の数値を出したことがあり、それを聞いた巽にスカウトされ、プロレスラーになった。巽と手四つで互角に組み合う程の肉体、技を一度見ただけで会得してしまう能力の高さなど、努力型の長田とは対照的な天才肌の選手である。その戦い方はショープロレス的であり、ただ勝つだけではなく相手に精神的屈辱を与えることも多い。生粋の女好きで彼女が何人もいるらしく、携帯電話が手放せない。北辰会館のトーナメントにFAWの代表として出場する。出場に先立ち久我重明と空手のスパーリングを行い一方的にやられながらも、驚異的な回復力で何度も立ち上がり、さらには短時間で久我の空手術に順応して見せた。 不真面目な性格ながらもプロレスラーとしての自負心は強く、北辰館トーナメントにおいて全てプロレス技で対戦相手を倒したり、片岡相手に胸骨と顎を破壊されながらもプロレスを演じたりした。準決勝では、隠し持ったカッターや会場の椅子で反則攻撃を行い(長田によれば、見た目の派手さとは裏腹に「効かない攻撃」である)、さらに審判に暴行を加えて長田に襲いかかるが、乱入したグレート巽にチョークスリーパーで意識を切り飛ばされ、長田に勝ちを譲る形となった。 脇役レスラーに甘んじている長田に対しては挑発的な態度をとるが実力自体は認めており、準決勝前には長田のことを「怪物」と例えた程であった。また大会中に長田を挑発した際も殴りかかった梶原を一蹴する一方で、先輩としての余裕を見せる長田に対して「自分は上下関係は大事にする」と捨て台詞ながら先輩レスラーとして認める発言を行った。 大会終了後は長髪を坊主に丸め、一から基礎的なトレーニングに打ち込むなど地道な日々を送っていた所を丹波に戦いを挑まれる。プロレスラーとしてではなく敢えて同じ実戦派として戦いを挑むが、実戦に関しては丹波の方が上手であり、刃物の使用をけし掛けられるなどの作戦の前に敗北を喫した。さらに敗北の事実を知ったグレート巽に叱責された上、ライターを使った火炎放射で制裁を受け、フンドシ担ぎからの出直しを命じられた。得意、使用技 ブレーンバスター ジャイアントスイング ヘッドロック 麻田亮(あさだ りょう) オリジナルキャラクター。FAWに属する色黒で禿頭のロートルレスラー。人気も才能もなく団体のお荷物扱いだが、プロレスの奥義たる連携プレイと反則技を得意とし、丹波襲撃に送り込まれる。 不意打ち、土下座、羽交い絞めして相棒に殴らせるなどの老獪な戦術を駆使して丹波を叩きのめす。さらには顔面にピザを叩きつける等、侮辱の限りを尽くすが、最後は本気を出して「戦争レベルの技術」を解禁した丹波に片目をえぐられ、頬をちぎられる。 犬飼五郎(いぬかい ごろう) 同上、長身のロートルレスラー。 麻田と須黒の連携土下座で油断した丹波を背後から殴り倒し、コブラツイストで拘束。3人がかりで踏みつけて昏倒させたが、最後は本気を出した丹波に片足と多数の歯を蹴り折られる。 須黒康介(すぐろ こうすけ) 同上、オールバックのロートルレスラー。通称「康ちゃん」。 麻田、犬飼と連携して丹波を追い詰め、コンクリートの地面に躊躇なくダブルアームスープレックスで叩きつけた。最後は本気を出した丹波に噛み付きで応戦するが、丹波の着衣が強靭なジーンズだったため振りほどかれ、歯を根こそぎ失った上に蹴り倒される。
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