開久高校
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「今日から俺は!! (テレビドラマ)」の記事における「開久高校」の解説
片桐智司(かたぎり さとし) 演 - 鈴木伸之 開久の頭。開久の生徒達の中では喧嘩が一番強いため、同じ開久の生徒達から一目置かれている。開久のもう1人の頭である相良とは対等につるんでいる。 相良猛(さがら たけし) 演 - 磯村勇斗 開久のもう1人の頭(第9話にて正式に開久の頭となる)。智史と共に開久の生徒達から一目置かれている。頭である智史とは対等につるんでいる。 開久高校の生徒 今村裕也 演 - 今村輝大 大瀧正英 演 - 大瀧慶祐 小野守 演 - 小野塚雅人 川崎淳 演 - 川崎健太 岸田晃司 演 - 岸田タツヤ 久保京介 演 - 久保龍一 高島暁雄 演 - 高島怜央 谷口誠 演 - 谷口翔太 中山恒松 演 - 中山孟 成田秀樹 演 - 成田マイケル理希 二村寅泰 演 - 高尾悠希 深沢龍輝 演 - 龍輝 宮田和明 演 - 宮田龍平
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開久高校
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「あけひさ」と読む。千葉県下随一の不良男子高校。伝説の悪高校としても有名。校内は不良で溢れ、窓ガラスは破れ、校舎はヒビだらけの非常に荒れたイメージである。卒業生の3割はヤクザ関連の職業に就く。千葉全土から札付きのワルが集まり、下っ端レベルでもかなり喧嘩慣れしている。学力は低く、喧嘩の強さ以外に誇れるものがないため、生徒は喧嘩での開久の地位に固執する傾向があり、智司いわく「俺たちはボンクラの集まりだから喧嘩でナメられたらお終い」である。仲間がやられたり、開久をバカにしようものなら集団でヤキを入れるまで絶対に逃がさない。詳細は不明だが、伝統として伝わるタイマンが存在する。智司から番長の座を奪った末永が三橋に負けたのが原因で周辺校のヤンキーが大挙して開久に押し寄せてきた際には、1人で多勢に向かって行く智司の喧嘩ぶりを見た開久生徒が次々と智司に加勢するなど、硬派な面も持つ。 片桐 智司(かたぎり さとし) 声 - 大塚明夫 演 - 正木蒼二(劇場版)、鈴木伸之(テレビドラマ版、2020年劇場版) 極悪最凶の開久の番長であり(原作漫画では番長という呼称はほとんどされておらずもっぱら「開久の頭(アタマ)」という呼称。末永、丸田なども同様)、開久のNo.1。No.2の相良とは少なくとも中学からの付き合いでよく二人でつるんでいた。三橋達より一歳年上の高校三年生(初登場時。ただしテレビドラマ版では三橋達と同い年)。2メートル近い大男で、体格もゴツく力も強い。髪型は黒の短髪で、眼光は鋭い。改造学生服(長ラン)を着ている。 軽くメンチを切っただけのチンピラ複数を即日全員病院送りにするなど、中学時代から悪名を轟かせている。強さと怖さを兼ね備えた人物であり、その威光から開久の不良生徒達から一目置かれている。実力は非常に高く三橋が明確に勝てなかった(引き分けた)数少ない相手、今井でさえ一瞬で沈黙せしめた。 『成長する悪役』で、登場当初は典型的なボス敵不良であった。軟校の三橋・伊藤と対立し、対決しかけるも理子を人質に取った相良が逆に制圧されたことでシラけ、その場ではお開きとなった。次の話では戦闘シーンは省略されているものの、偶然会った三橋とタイマンを行い、自分と互角に渡り合う強さを認めた。その後「開久の頭」に固執しすぎていた自分を振っ切り、三橋等と敵対する事もなくなった。 私服は大人っぽいジャケット姿が多いが、子供に「チンピラ」、スリの鳶島に「殺し屋」と叫ばれる位のヤクザセンスなファッションが多く、更生した後もよく本物のヤクザと間違えられていた。在学中からそちらの世界にも名を轟かせており、タコ焼き屋になった彼にケンカを売ったヤクザが「命知らず」と評されるほど。一年上の先輩で開久の頭だった丸田を殴り倒した件もあって開久のOB連中とは仲が良くないようだが、ヤクザの知り合いがいる。 高校卒業直前に後輩の末永に卑怯な手でやられ、番長の座を譲ったが、その後も彼に付いて行く者はなくならず、開久の生徒からは圧倒的な支持を得ている。また非常に硬派な性格であり、誤認で伊藤とタイマンを張るも和解し、弱った状態の伊藤を末永達から身を挺して守っている。 卒業後は人相と前述のファッションセンスのせいで職が決まらず、暫くはプー太郎で本人もそのことを気にしていたが後に元ヤンのたこ焼き屋と知り合ったことでたこ焼き屋として働いており、この頃には三橋・伊藤との仲も良くなっている。 最終盤ではたこ焼き屋をやってる時に相良と久しぶりに再会する。相良から商売のことについて聞かれた時は嬉しそうな様子を見せたが、相良が三橋・伊藤を潰そうと思っていると話すとそれを制止したため、相良にとって三橋・伊藤潰しを邪魔するとみなされ重傷を負わされてしまう。その後、伊藤に敗れた直後の相良のもとに現れ、「俺もまだいなかったしな」ともっと早く来て喧嘩に間に合ってれば長年の友人の相良の方に加勢して助けるつもりだったかのようなそぶりも見せ、ケガが治った後で相良に“1・2発くらわす予定”ということで相良と和解した。 別作品の『お茶にごす。』第6巻P173(第59服「夏祭り」)では、たこ焼き屋として登場している。 相良 猛/晃司(さがら たけし/こうじ) 声 - 辻谷耕史 演 - 佐伯太輔(劇場版)、磯村勇斗(テレビドラマ版、2020年劇場版) 「狂犬相良」の通り名で一際恐れられる開久のNo.2の高校三年生(初登場時)。同い年でトップの智司とはタメ口の対等な立場でつるんでおり、三橋達に出会うまでは仲も良かった。見た目はヤンキーっぽく一見軟派のようでもあり飄々とした態度で言葉使いも軽口な傾向があるが、同じような危険キャラクター性の北根壊高校の柳と違いヘタレることはない肝が据わった性格でシメるときはシメる。髪は白く染めて両横を刈りこんだ髪型。制服の上着の下に白シャツではなくタイガーストライプ迷彩模様の服を着ており、私服もミリタリー系ファッションのようなアウタージャケット。 モメごとが好きで、それ相応の喧嘩の実力はあるが道具を使うことも多く、三橋を目の敵にした際には智司から「お前程度じゃ三橋を押え込めねえぞ」と言われている。中学時代に絡んできた男を車道に蹴飛ばして車に撥ねさせるなど危険な噂には事欠かず、仲間をして「ケンカの恐ろしさは智司さんより上」とまで言わしめる男。その威光から智司と共に開久の不良生徒達から一目置かれている。短くカットした鉄パイプを武器として携帯している。「いつでも年少に行く覚悟は出来ている」と豪語するだけあって、勝つためにはどんな汚い手でも使い、一歩間違えば相手を殺しかねないような凶行も平然と行う。今井が開久の生徒と起こしたモメごとがきっかけで三橋に叩きのめされてからというもの、再三に渡って彼ら(特に三橋)を執念深く狙う。 喧嘩の場数を積むことで成長していくタイプであり、三橋や伊藤に負ける度に学校を長期休んだりして人知れず姿を消し、空手で鍛えて強くなったり、半グレのような輩とつるんでさらに危険な性格になったりして再登場する。登場当初は凶悪性や卑劣さの部分が目立ち、三橋と智司の激突直前に理子を人質に取ろうとするが、理子に合気道であっさりと取り押さえられ「女にやられた悪役」となった。9巻・10巻では久々に学校に行き再会した智司の三橋達をやる気のなさにイラ立ちながらも智司の警告を無視して三橋達潰しに出かけ理子を追い詰め、良と今井を容赦なく叩きのめし、伊藤も苦戦させた。しかし、仲間をやられて本気で怒った三橋に完膚なきまでにやられる。 37巻・38巻で再登場したときは過去最大のキレと暴れ振りを見せ、本作最後の敵として立ち回る。手始めに凄腕の極悪人・北山と手を組んで悪事の片棒を担ぐ。北山が三橋に敗れるとそれまで格上だった北山を逆に脅し返して見切り、今度は一人で三橋たちに戦いを挑む。旧友の智司に久々に再会し三橋達をやろうと思うと告げるも反対されると、障害になると判断して不意打ちで病院送りにし、更には開久の後輩たちを金で釣って使い三橋・伊藤の友人らを全員病院送りにする。そして理子を拉致監禁し、三橋、伊藤・中野を車で轢いて重傷を負わせる。それでも理子を助けに来た三橋に対し、手錠で拘束し殴る蹴るなどの暴力を加えた。しかし最後は、手の肉をそいでまで手錠を外した三橋の気迫に押されて戦意低下していた所を、重傷を負いながらも駆けつけた気合いみなぎる伊藤とタイマンとなり、まったく歯が立たないまま倒された。その後、三橋達が立ち去ったその場に遅らばせながら助けに来た智司と和解し、三橋・伊藤のコンビにようやく心の底から負けを認めてすっきりしたようで、入院させた全員の入院費を本人達に知られる前に払っている。 ニワトリ 声 - 納谷六朗 智司と相良の後輩。本名は不明で、アダ名はロングモヒカンのような鶏冠髪型に由来。切り詰めた鉄パイプを振り回し、三橋に腹を蹴られても足に縋り付くなど相当の根性がある。智司や相良を慕っていたためか、台頭してきた末永一派から、智司を排除するための策略の一環として利用するためだけに殴られた不憫な男。終盤でも相良の指示で奔走する。 秀光(ひでみつ) 韋駄天の異名を持つ男。作中で三橋より短距離走の速い唯一の人物 で、逃走する三橋に追い付いて襟を掴むが、直後に一撃で倒された。 メット男 演 - 須賀健太(テレビドラマ版) 三橋らが3年に進級した年に軟高へ入学してきた新入生。ヘルメットを被り、金属バットを持ち、胴には漫画雑誌を巻いて武装している。軟高の「一番強ぇ奴」を探して校内を暴れ回り、理子にも手を出すが、三橋によって退治される。降参したと見せかけて三橋を背後から襲おうとしたり、教師をバットで躊躇無く殴り倒す性格。その後、忠高や紅高を経て開久に転校したが開久の不良たち相手では歯が立たなかったようで、再登場時にはメットをボロボロにされて鍵を掛けられたうえ、パシリとしていいように扱われているという末路が描かれた。名前は明かされず、一度もメットを外さなかったため、顔も不明。 多田(ただ) 智司の一学年下で末永と同年の三年生。坊主頭とボロボロの歯が特徴。メット男をアゴで使う、遥かに凶悪な不良。伊藤との喧嘩を智司に制止されたため激怒、仲間と共謀して番長の交代を画策する。末永の指示で大挙して軟葉高校へ押しかけ上納金を要求するが、いざ軟高生徒らが上納金を持ってくると路上で襲い、血塗れにして金を強奪した。 末永(すえなが) 智司の一学年下の次代番長で三橋・伊藤と同年の三年生(初登場時)。智司ほどではないが背が高く体格にも優れ、黒髪で前髪を少し垂らしている。もともと自分の学年はおおむね手中に収めており、三年に進級すると同時に開久の頭になれそうなはずが、智司の卒業がずれ込んで遅れたため、三年でもまだ頭にはなっておらず、多田など同級生から自分たちの世代の頭として待望された。 多田と伊藤がモメると「俺が(伊藤を)シメてもいいけど」と言うなど自信家であるが「(その方が楽だから)智司さんにやってもらおうぜ」と言うなど指示気質でもある。策略を弄して智司を唆し伊藤にケンカを売らせた上、騙し討ち同然に番長の座を智司から譲られた。この際、智司をバットで殴り倒すなど、権力固めには容赦なく、義理人情には薄い性格。その後、勢いに乗って軟高含む近隣高校の制圧に乗り出し、一帯のヤンキー狩りをして開久がトップであることを誇示した。三橋達が開久に直接乗り込んでくると校内での大人数乱闘の末、三橋との直接対決では三橋のパンチの一発目は耐えたものの反撃する間もなく一瞬で倒される。三橋に敗れた後はすっかり求心力を無くし、逆襲に来た他校生徒の大群に狼狽するなどの醜態を見せた。素手のタイマンシーンは一度も描かれておらず、三橋からは対決前に「弱いから手下の影に隠れてるんだろ」と挑発されているが、曲がりなりにも開久で頭を張っていたことからそれなりの実力はある模様。 最後は相良に扇動され開久の面子をかけて三橋と伊藤を開久の仲間を集めて襲撃し苦戦させたが、三橋の一撃で敗れる。そして、自分に意気地が無いのを認めて理子を狙う相良の策略を三橋に教えた。 丸田(まるた) 声 - 荒川太郎 演 - 渋谷謙人(テレビドラマ版) 智司より一年先輩の先代番長。登場時はすでに卒業している開久OB。パンチパーマのような髪型で、背は高くない。いかにも町のチンピラかのような荒々しさで、卒業してからも開久の頭だった気分が抜けておらず、先輩の立場とバック(開久OB)の存在を笠に着て、反抗できない後輩の智司を格下の軟高(三橋・伊藤)になめられてるとイビっていたが、三橋との喧嘩で吹っ切れた直後の智司に一発KOされた。 原作漫画では職業不明であるが、テレビドラマ版ではヤクザ『銀龍会』に所属している。 須貝(すがい) 智司の二年先輩の先々代番長。背が高く、わりとスマートな顔立ち。回想シーンのみの登場。開久の頭だった三年生当時に一年生(新入生)だった智司と相良を集団リンチで制裁した(なおこの場面に当時二年生だった丸田もいる)。これに納得できずタイマンでの決着を要求した智司に対して、開久伝統のタイマンを持ちかけて徹底的に叩きのめし、卑怯だろうが何だろうが喧嘩に勝つために手段を選ぶ必要はない考えを智司に植え付けた。智司からはそれなりに尊敬されている様子。 テレビドラマ版では丸田がその役を担っている。
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