開久三高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/24 09:54 UTC 版)
細波 洋(さざなみ ひろし) 開久三高1年D組。道士郎達が転入してきた当初はD組の級長を務めていたが、道士郎に殴り飛ばされた後は、彼の推薦で健助に級長職を明け渡す。 なおこの学校の「級長」は通常の学校にある学級委員のような公的な役職ではなく、決定方法は腕力で、反抗者を退学にする権限がある。 級長だった頃、クラスメイトの問題などをフォローしていたらしく、いい人だと慕われている。愛の募金がノルマを満たせない時に、自分のバイト代(ただしバイト先のラーメン屋では同僚に仕事を押し付け、自分は漫画を読んでいるだけだった)から資金を工面する事もあった。祖父の教えでカツアゲはしない。鈴淵に立ち向かう健助に加勢し慕うようになる。愛称は「細ヤン」。当初はボスと呼ばれていた。 池内(いけうち) 開久三高1年D組。細波、佐東とは仲が良い。ちょっと空想癖があり、健助達の話を大きくしてオリジナリティ溢れる噂話を作ったり、道士郎や健助の喧嘩などで繰り出された技に名前をつけたりしている。「フタ」と称された個性的な髪型を持ち、帽子が似合わない。鈴淵に立ち向かう健助に加勢し慕うようになる。転校してきた道士郎たちに最初に絡んできた不良でもある。後に武士になる為、道士郎に弟子入りする。愛称は「池ちゃん」。 佐東(さとう) 開久三高1年D組。細波、池内とは仲が良い。勉強もスポーツもできず悪の仲間と遊んでいたら開久に入った。級長になった健助に取り入ろうとして権地に蹴飛ばされ、健助を挑発するため権地と宮川に殴られるが健助に助けられる。校内ではイジメられっ子だが外ではイジメっ子となってカツアゲをしていた、。だが健助の言いつけでやめ盗ったお金を返し、弱いのに自分を助けてくれた健助を慕うようになる。後に武士になる為、道士郎に弟子入りする。愛称は「サトチン」。 仲田(なかた) 開久三高1年D組。開久の権利と称しカツアゲをしていたが、健助から何でカツアゲをしてはいけないのか判りやすく描いた絵本「ポックル星人(作:健助)」を貰ったことで彼を慕うようになり、カツアゲをやめ絵本作家を目指す。愛称は「ポックル仲田」。 美世里(みより) 道士郎たちがMr.“ヤ”から助けた女の子。実は開久三高1年D組で後にクラスメートになる。ちょくちょく家出をしているらしいが、家庭環境は不明。道士郎が言う前世では薪割りの親方の娘で、達吉の憧れの女の子だったらしい。ちょっとバカで開久ではバカ子呼ばわりされている。エリカを一方的に慕っている。愛称は「ミヨッペ」。 神野(かんの) 開久三高1年B組の級長。A組のない1年において、道士郎達を除いて一番の猛者。頭も切れ、早乙女を一瞬で倒す程の実力を持っている。早乙女とは中学の時の仲間で、早乙女は当時から彼には一度も勝てなかった。『開久愛の基金制度』を健助らに潰され、頼りにならない2年級長の二人を殴り倒して自主退学。在学中より、タトゥーギャングのチェインズに所属していた。 その後、健助のやり方を真似て、リーダーの栗山を追い払いチェインズを乗っ取ったがヤクザに報復される。 実はエリカの家の事情を知る人物の一人。最後はヤクザから助けられた事もあって道士郎や健助、早乙女らと和解した。 鈴淵(すずぶち) 開久三高1年C組の級長。1年ではB組の一般生を凌ぐ強さで神野の次に強い。道士郎並の巨漢。神野の指示で健助と道士郎を自分達の勢力に引き込もうとしたが失敗。他生徒から化物並みに強いと言われていたが、道士郎に敗れる。神野無き後の開久を仕切ろうとしたが、小坂家で押入れに潜んでいた道士郎に恐怖し、道士郎恐怖症に陥る。 蓮沼 陽子(はすぬま ようこ) 開久三高1年B組の女子生徒。神野や鈴渕と組んでおり、1年の女子ではおそらく一番の権力者。巨乳であることを自慢している。見張りをしている際に仲田に失神させられ、自慢の巨乳を揉まれる。神野が去った後は鈴渕を利用しようとするが、道士郎恐怖症に陥った鈴淵を見て呆れる。早乙女に痴漢の濡れ衣を着せたが、真犯人が分かると逆切れし、早乙女をロリコン呼ばわりする。 権地(ごんぢ) 開久三高1年D組。怪我のため入学トーナメントに参加できず級長にはなれなかったが、細波より強いらしい。D組の級長の座を狙い健助とケンカになったが、貫手で喉を潰され動揺して階段から落ちる。ほとんど自滅であったが、結果のみを見た仲田達からは『小坂流秘術「巨岩木ノ葉落とし」』によるものと思われている。池内が貫手を『小坂流秘術「巨岩木ノ葉落とし」序章』と呼ぶのはこの件に端を発する。 宮川(みやかわ) 開久三高1年D組。権地と一緒になって健助から級長職を奪おうとしたが、健助の妙な迫力と有りもしない噂にビビり、一切手出し出来なかった。その後、鈴淵の命令で横十二高の生徒を捕まえ、健助が本当は弱いことを知る。達吉を倒すため従兄弟に呼ばれて健助と戦うが、彼の策に嵌り敗北。 玉川(たまがわ) 開久三高1年D組。健助に話しかけただけで権地に殴られた。 山岸(やまぎし) 健助、戸村と同じ中学校に通っていた。開久三高に進学したが、名前だけで本編中健助達とは会わなかった。 ジュンコ(じゅんこ) 開久三高1年D組。エリカに絡んだ不良三人の内の一人。ナイフを出してエリカを脅すが、自分から刺さりにきたエリカに脅える。
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