細波とは? わかりやすく解説

さざ‐なみ【細波/小波/×漣】

読み方:さざなみ

古くは「ささなみ」》

【一】

細かに立つ波さざれなみ

心の小さな動揺また、小さな争い不和。「心に不安の—が広がる」「二国間に—が立ちはじめる」

【二】滋賀県琵琶湖西南沿岸一帯古称


ささら‐なみ【細波】

読み方:ささらなみ

こまかくたつ波。さざなみさざれなみ

「風は吹かねども、や、—ぞ立つ」〈梁塵秘抄・二〉


さざれ‐なみ【細波】

読み方:さざれなみ

【一】[名]

さざ波

「—浮き流る泊瀬川(はつせがは)寄るべき磯のなきがさぶしさ」〈万・三二二六〉

さざ波がしきりに、または、絶えず立つところから、「しくしくに」「やむ時もなし」「間(ま)なく」「しきて」などを導く序詞として用いる。

千鳥鳴く佐保(さほ)の川瀬の—やむ時もなし我(あ)が恋ふらくは」〈五二六〉

【二】さざ波が立つ意から、「立つ」にかかる。

「—立ちても居ても」〈万・三九九三〉


細波

読み方:サザナミsazanami

水面一面にできるこまかい波


(細波 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 15:17 UTC 版)

(さざなみ、れん)、細波(ささらなみ、さざれなみ、さなみ、ささなみ、さざなみ)、漣波漣なみ(さざなみ)。




「漣」の続きの解説一覧

細波

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 09:48 UTC 版)

水域 (漫画)」の記事における「細波」の解説

清子が子どものころ、祖母まつわる話を教えてくれた。この谷に逃げ落ち武者が、滝のところで美しい娘と出会い夫婦になる。しかし、生まれてきた子にはまばらな生えており、娘は美しい玉を残して姿を消した。その玉はばあちゃんが娘のころまで滝の祠に本当にあった。の川が荒れ狂ったとき、龍神怒り鎮めるため、玉を投げ入れる助かったという。 竜巳出征するとき清子に玉を託し、戻るまで預かってくれと依頼する

※この「細波」の解説は、「水域 (漫画)」の解説の一部です。
「細波」を含む「水域 (漫画)」の記事については、「水域 (漫画)」の概要を参照ください。

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