他校生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 00:44 UTC 版)
宇木 朝実(うき あさみ) 南中学のサッカー部員。晴&市野と小学校時代の同級生、また市野とはサッカーでのライバル同士。守りを「鉄壁」と評される右サイドバック。通称はアサ。 初登場は試合。激しいチェックが原因で市野に負傷させたことで晴たちに「ひどすぎる」と非難されたが、同じ運動部である坂口の助けもあり誤解が解ける。その時市野に温かい友達がたくさんいたことを羨ましがっていた。 後に転校してきた妙子に惚れてしまうが、周囲に恋愛ごとを相談できる友人がおらず、市野や晴に話を持ちかけてきた。だが、その時応援団として来ていたはずの稲玉和夫が妙子の行動のせいで一目惚れしてしまい、これがもとで芦ノ原中学と南中学を股にかけた大騒動に巻き込まれることになった。 騒動解決後も妙子とともに何かと絡むことが多くなり、結局は中学を跨いだ良き仲間となった。 宇木と稲玉の妙子を巡る三角関係はその後も続いたが、自分の立場を知った稲玉が意識的に宇木と妙子とくっ付けようとした時には、稲玉の気持ちを察した上で「こんな形で決着を付けられたくない。あくまでも対等なライバルとして正々堂々と勝負したい。」というナイスガイぶりを見せた。 高校合格発表前に不安がる麻紀に対し、「男らしくないぞ」と失言し、麻紀にどつかれた(本人曰く、「つい口が滑った」)。 同級生に次回作『ぶるうピーター』の主人公の明科一帆と亀行道がいる。彼等は今作には登場しないが、『ぶるうピーター』第73話の回想シーンで市野の話をする場面がある。 恵庭 妙子(えにわ たえこ) 九州の中学校に通う少女。修学旅行でたまたま晴達の宿の向かいに泊まり、会話を交わした。 後に南中に転校し、宇木を通じて晴達と劇的な再会をする(この時に宮崎出身と明かされた)。が、そのときの彼女の稲玉に対する言動が原因で一波乱が起こることになった。 騒動解決後も宇木とともに何かと絡むことが多くなり、結局は中学を跨いだ良き仲間となった。 ただ、その後も好奇心旺盛な性格からか、宇木をやきもきさせたこともしばしばあった。 石黒 唯(いしぐろ ゆい) 正賢の恋人で、短編「12月の唯」のヒロイン。この中で札幌の中学校に転校してしまったため、本編開始時には既におらず、ストーリーにほとんど登場しなかったが、正賢とは遠距離恋愛を続けており、実に最終話で彼との再会を果たす。
※この「他校生」の解説は、「すくらっぷ・ブック」の解説の一部です。
「他校生」を含む「すくらっぷ・ブック」の記事については、「すくらっぷ・ブック」の概要を参照ください。
- 他校生のページへのリンク