茶川家とは? わかりやすく解説

茶川家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 20:22 UTC 版)

三丁目の夕日の登場人物」の記事における「茶川家」の解説

茶川竜之介(ちゃがわ りゅうのすけ) 三丁目駄菓子屋茶川商店経営している50代男性12月5日生まれ東京帝国大学(現東京大学文学部卒。○○遠井蛇口出身東大卒らしくインテリ風の風貌であるが、普段それよりもうらぶれた印象の方が強い。少年時代は頭が良く神童」と呼ばれ、後に東大進学するも、卒業後に家を継がなかったことから、本家叔父からは絶縁される。以来小説家目指し奮闘するも、芥川賞29連続落選第6回だけは「悲恋東海道」で一次選考通った)。妻も子も無く、店のクジスカ水増ししたり、若夫婦大石一家妬んで嫌がらせをするなど、ひねくれた親父と言われるうになる。しかし子供向け冒険小説少年冒険団」の執筆と、後述の淳之介を引き取った辺りを境に転機訪れそれまで不運続きだった人生好転しつつあり、人柄丸くなりやさしくなる。ただし、店のクジスカ水増しする行為続けている模様女性とは縁がなく、それなりに色気はあるのだが未だ独身木下志麻という未亡人文通したことがあり、途中までは中々盛り上がっていたのだが、向こうに乞われて自分写真送ったとたん返信が来なくなってしまい、自然消滅したその後小森民子というおばあちゃん恋したことがあり、こちらはお互いに憎からず想い合っていたものの、民子の子供達(皆民子遺産狙っており、がめつく意地悪な言動繰り返していた)に阻まれ結ばれず、民子は後に親戚たらいまわしにされた挙句亡くなってしまった。サギ商売ニコニコ結婚相談所入会した事がある冒険小説単行本化されたことから、故郷では地元有名人として一目置かれ帰郷した際には本家とも和解した叔父死去しており、本家長男竜之介のいとこ耕之介が継いだ冒険出版社中村編集長の子ども達も彼のファンその他の連載作品は「電人少年」(初の単行本となった)、「銀河少年ミノル」、「宇宙少年ヤマト」、「魔獣男爵」。アイディア詰まった時、淳之介の書いた小説アイディア拝借したことがある学生の頃、仲間同人誌エスプリ」を作っており、そこでの名前は「茶川竜之助であった。実は「人形砂吉」のペンネームで、カストリ雑誌猟奇エロス」に官能小説女体曼陀羅」、「淫欲獣人」の執筆もしている。夕日高校文化祭講演会依頼されたが、当日になって断られことがある女優の京チマ子のファン夕日町の草野球チームでは監督務める。なお映画版では主役扱いになり、年齢32歳という設定変更された。 石崎宏美いしざき ひろみ) ホステスの女。水商売中心に全国様々な所を転々としており(三丁目キャバレー天の川」で松下平吉相手をしたり、「キャバレーバスガール」ではバスガイドコスプレをしたりした)、そのため人脈がかなり広い。茶川とは恋文代筆をしてもらうという形で知り合った明るく天真爛漫なキャラそれなりに可愛い女性なのだが、男運が無いので数ある恋も成就せず未だ独身。淳之介を茶川紹介したのは彼女であり、母の和子とは旧知の仲元ネタベティ・ブープであり、作品中において、ベティ朝岡の芸名ピンク映画出演したこともある。出身中学松原中学校で、同窓会中に憧れだった石坂考次が逮捕されるのを見た居酒屋やまふじ女将代理をした時は、自身人脈利用して客を呼び寄せやまふじ年間売上額を1ヶ月稼いだ結婚詐欺などを働いたり、警察追われたりしたこともある。また幕之内伝二郎という70過ぎのパトロンを見つけ、夢だったバーヒロミ」という自分の店を持つが、彼はボケていて家のお金持って家出をしていた身だった為、家族引き取りにきて店は畳む羽目になった世間体などの都合茶川の姪を名乗っている。母親箱根湯本芸者で、形見箱根細工開けるために茶川箱根行き製作者定九郎訪ねたことがある中身ヒロミ名義通帳ハンコ指輪だった。なお映画版では居酒屋やまふじ」の店主務めている。 古行淳之介(ふるゆき じゅんのすけ) 小学4年生少年母親公然わいせつ罪警察逮捕拘留されたことから、宏美紹介茶川宅に居候することになる。しかし釈放後も母親失踪して引き取り現れず、その後茶川との同居生活が続き現在に至る。血は繋がっていないが茶川の子供の頃に似ており、頭も良く素直でやさしい子なので、茶川実子同然に淳之介を育てている。小説才能もあり、小学生作文コンクール特選取ったり、茶川原稿清書や字の校正をしたり、彼のアイディア茶川少年冒険小説使われたこともある。将来の夢小説家母親とは時々会った手紙を貰うこともあるが、彼自身は母に見切りをつけている節があり、茶川方に信頼寄せていることから復縁難しい状態であるが、68巻でその母が病気他界したため、復縁叶わぬまま終わった運動が苦手で、同じクラス一平逆上がり教えてもらったことがある金魚飼っている。生まれつき心臓持病があったが、手術して治った茶川用意したサンドイッチマン化けたサンタクロースからクリスマスプレゼント万年筆貰って大喜びした。物心ついた頃から母親数多男性付き合っていたことから、父親不明。なお、一度父親名乗る川淵康成(文壇大御所とされる小説家である、モデル川端康成)に引き取られたが逃げ出し、後に血液型鑑定血縁関係に無いと証明された。なお映画版では川淵の職業年齢異なり実父とされている。 古行和子(ふるゆき かずこ) 淳之介の母。美人スタイル抜群だが、付き合う相手コロコロ変える天性男殺しストリッパー芸名は「ローズ星」。いつも淳之介を連れて劇場働いていたが、ある時公然猥褻罪逮捕され宏美通じて茶川に淳之介を預けることになる。釈放後は行方不明だったが、その間様々な男と付き合っていた。使えるに対しては金などを出せるだけ出し貰い使えないに対して情け容赦なく見切りをつけるという、非常に自己中心的打算的な性格持ち主。それでも実子の淳之介に対してそれなりに愛情はあるのか、淳之介の心臓の手術費用手術同意書をこっそり病院持ってきたり、時々会った手紙を出すこともある。しかし淳之介自身は彼女に対し見切りをつけ、茶川方に信頼寄せていることからも復縁難しい状態である。68巻で半年前に病で倒れて入院し、もう長くないことが判明した。そして、それを知って茶川と共に見舞いに来た淳之介と再会した日の夜に他界した。名前は「吉行和子」をもじっている。映画版では原作性格がやや異なりどちらかというと原作石崎宏美に近いものとなっている。

※この「茶川家」の解説は、「三丁目の夕日の登場人物」の解説の一部です。
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