東宮とは? わかりやすく解説

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とう‐ぐう【東宮/春宮】

読み方:とうぐう

《東は四季春に配され万物生成の意をもち、また易では長男を表す震にあたり宮殿皇居の東にあったころから

皇太子の住む宮殿みこのみや

皇太子の称。ひつぎのみこ


みこ‐の‐みや【東宮/春宮】

読み方:みこのみや

皇太子とうぐうはるのみや

「—の帯刀(たちはき)に侍りけるを」〈古今・雑下・詞書


東宮

読み方:トウグウ(touguu), ミコノミヤ(mikonomiya)

皇太子の宮殿


東宮

読み方:トウグウ(touguu)

所在 三重県度会郡南伊勢町


東宮

読み方:トウグウ(touguu)

所在 宮崎県宮崎市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒516-1309  三重県度会郡南伊勢町東宮
〒880-0928  宮崎県宮崎市東宮

東宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 01:09 UTC 版)

東宮(とうぐう・みこのみや)、あるいは春宮 (しゅんぐう・はるのみや)とは、皇太子の居所、つまり住居する場所を意味し、転じて、皇太子そのものを意味する言葉にもなった。

概要

中国では古代から、東にも春にも五行思想での「若い」という意味があり、また易経では東を『震』=長男とすることから、皇太子の住居を皇居の東に配したことに由来する。

古代日本の史料における東宮春宮の初見は、『日本書紀』巻第二十一の

是の皇子(=厩戸皇子)、初め上宮(かみつみや)に居(ましま)しき。後(のち)斑鳩(いかるが)に移りたまふ。豊御食炊屋姫天皇(とよみけかしきやひめのすめらみこと)(=推古天皇)の世(みよ)にして東宮(みこのみや)に位居(ましま)[1]

であり、さらに『日本書紀』巻第三十には

直広壱(ぢきくゎういち)当麻真人国見を以て東宮大傅(みこのみやのおほきかしづき)とす。直広参(ぢきくゎうさむ)路真人跡見をもて春宮大夫(みこのみやのつかさのかみ)とす。直大肆(ぢきだいし)巨勢朝臣粟持(こせのあそみあはもち)をもてとす[2]

とある。同年には無遮大会を東宮に設けた[3]、ともある。

職司として、皇太子の輔導を管掌とする東宮傅、及び東宮学士があり、東宮職に属した。また皇太子の宮の内政を取り扱う役所を春宮坊といい、その付属機関として三監・六省を配下に置いた。

脚注

  1. ^ 『日本書紀』用明天皇元年5月1日条
  2. ^ 『日本書紀』持統天皇11年2月28日条
  3. ^ 『日本書紀』持統天11年3月8日条

参考文献

関連項目


東宮(とうぐう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/31 23:10 UTC 版)

パレス・メイヂ」の記事における「東宮(とうぐう)」の解説

彰子異母弟。御齢4歳。週に一度宮殿参内する

※この「東宮(とうぐう)」の解説は、「パレス・メイヂ」の解説の一部です。
「東宮(とうぐう)」を含む「パレス・メイヂ」の記事については、「パレス・メイヂ」の概要を参照ください。

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東宮

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 00:51 UTC 版)

名詞

 とうぐう

  1. 皇居の東に位置したことから)皇太子起居する宮殿
  2. 転じて皇太子

類義語

語義2


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