フレームアームズ・ガールの一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 17:07 UTC 版)
「フレームアームズ」の記事における「フレームアームズ・ガールの一覧」の解説
基本的に擬人化の対象機及び一般販売された物で区分け。オリジナルについても一般販売をベースに記載。限定版などについては特性部分を該当製品で記載する。 轟雷 FA轟雷をベースにした外装(胴体、肩、手足、ヘッドギア)や武装を持つ。コトブキヤショップ初回発売分には、FAガール誕生の原点となった柳瀬の同人誌「R:W08/09」が付属している。 素体は黄色寄りの白色のショートヘア。下腹部はショートスカートとパンツ(デカールで絵柄を装飾)の構成となっている。腕と脚はアームカバーとハイソックス、それ以降の素肌の部分にパーツ分けされている。なお、手足パーツで可動するのは外装パーツで、当時点では外装なしの手足パーツは固定式になっている。 武装はFA轟雷と同じく背部キャノンとタクティカルナイフに、M.S.G.のフリースタイルバズーカを同梱。脚部装甲にはFA轟雷と同じく展開式履帯がある。 最初期に発売した製品であるため、イベントやコトブキヤショップ限定のカラーバリエーションも多く発売されている。 スティレット FAガール轟雷と同じく、FAスティレットと同タイプの外装と武装(ガトリングガンとミサイルランチャー、またM.S.G.の日本刀が付属)を持つ。素体に関しては若干の改良が施され、組み込みパーツの差し替えがしやすくなり、スカートの分割化や股関節設計の整理と補強により、轟雷よりも足回りのポージング(脚を上げる、座るなど)が取りやすくなっている。 素体の外観は明るい青系統のツインテールに、FAガール轟雷と同じスカートとパンツの構成。 限定版製品として、ハセガワのたまごひこーき(T4ブルーインパルス)とセットになったカラーバリエーション版がある。これに伴い、穴開け改造でたまごひこーきを背部に接続できる作例が、コトブキヤから紹介されている。また、ゲーム『ファンタシースターオンライン2』とのコラボレーションを記念した、AISカラーの限定版も発売されている。 スティレット -blaze- (スティレット・ブレイズ) 2019年3月に発売されたドラマCD「ラジオ フレームアームズ・ガール改」に付属するバリエーション製品。従来のスティレットとスタイルは変わらないが、肩関節に改良を加え、可動範囲を拡大したマイナーチェンジ版となっている。カラーリングは白・臙脂色・オレンジ色を基調としており、ヘヴィウェポンユニット「エグゼニスウイング」の特別カラーリング版が同梱されている。 マテリアNomal Ver./White Ver. FAの機体をベースとしていない、FAガールオリジナルの製品。装甲や武装をもたず、FAガールの素体としての可動域やプロポーションが強化されている。 股関節がスライド機構とスイング機構を内蔵した物に変更されたことで、可動域や強度が上がり、乗り物にまたぐようなポージングが可能となる。ハンドパーツもスイング式を採用したことで手首を水平に曲げられるようになっている。 なお、外装なしの手足パーツが可動するようになった物が新たに制作されている。 3mm軸穴は少ないながらも、背部に1つ、肩の付け根と腿にハードポイントの形で2つの計5つ備えられている。 髪型はセミロングヘア。下腹部デザインはスカートとパンツではなく、新規にローレグがあらかじめ塗装済みになったもののみを採用。 これまで限定盤のみカラーバリエーションが発売されていた中、マテリアでは一般販売において色違い版(White Ver.)が発売されている。通常版が薄青の髪と、アームカバーとハイソックスにあたる部分が灰色と黒になったもので、White Ver.がピンクの髪に、白とメタリックでポイントされている。特別版ではWhite Ver.をベースに素肌の部分が褐色になったものも登場。 武装や外装を持たないため安価となっており、可動域の広さに加えてデザインに複雑な凹凸がなく、さらにプラモデルゆえに改造がしやすいことから、ドールの素体としても人気を博し、コトブキヤでもドールとしての作例が紹介されている。 アーキテクト/アーキテクト Off White Ver./アーキテクト Gun Metallic Ver. 特定のFAがモチーフではなく、その名のとおりFAのフレームアーキテクトをモチーフにした製品。装甲は付属しない。 下腕部と脚部はフレームアーキテクトを模した意匠となっており、フレームアーキテクト同様に体の各部にある3mm軸穴を用いた拡張がしやすいデザインとなっている。また、肘関節のパーツを差し替えることで、FAの前腕部を丸ごと取りつけることができる。 髪型は後ろ髪を滑らかに広げたロングヘア(可動可能)。髪は白系統の薄青で、全体的な配色はフレームアーキテクトに準拠。下腹部は轟雷やスティレットと同様のスカートとパンツ構成。素体としての可動域は当時点での技術を応用し、比較的可動しやすい構造になっている。 装甲はなく、武装のみ装備。武装はインパクトナックル(両手)で、差し替えることで3形態に変更可能。 本作より表情パーツの頬にチークが塗られており、以降の製品にも同様の処理が施されている。 Off White Ver./Gun Metallic Ver.は見た目はアーキテクトの成形色違いだが単なる色違いにとどまらず、イノセンティアと同じ肩関節の引き出し機構の追加、FAの脛部を丸ごと取り付けられる差し替え用膝関節パーツの追加、踵の可動など、各部がブラッシュアップされている。インパクトナックルは付属しないが、その分ノーマルのアーキテクトよりも価格が安くなっている。 迅雷/迅雷 Indigo Ver. 元となったFA「迅雷」は、島田フミカネが改造したFA轟雷の作例で、既存のFAの製品ラインナップにはないオリジナル。 素体はマテリアとアーキテクトをベースとしており、素体の可動域が広く取られている。外装は島田製作のFA迅雷と同様、FAガール轟雷をモチーフにした新規版。 武装は腕部取り付け式キャノンとタクティカルナイフ。また、M.S.G.のナイフセットとブーメラン・サイズが付属している。 髪型は細長いポニーテール。下腹部はマテリアと同タイプ。マテリアと同様に一般販売で色違い版(Indigo Ver.)が発売されている。通常版外観は金髪で、外装は赤。Indigo Ver.は全体的に暗めの青系統で配色されている。髪パーツは通常版のポニーテールに、広がったポニーテールのものとショートヘア用のパーツの3種類が付属。武装は手裏剣が新たに付属し、ブーメラン・サイズの代わりにサムライソード・マチェットが付属している。 コトブキヤショップ限定版では、アームカバーとハイソックスの配色が、素肌の部分と同系色になったもの(マテリア脚部。なお、下記のイノセンティアのような素足状ではなくあくまで色違い)が発売されていた。 バーゼラルド FAバーゼラルドをモチーフにしたもの。キットとしては完全新規造形となっている。 素体はFAバーゼラルドの頭部パーツを素体デザインの島田がウサミミと解釈したため、ウサミミとウサギのしっぽ(後述するサブアームおよびテイルバーニアと換装可)を持った白いバニーガールとなっている。髪は金髪のロングヘアで、脚部の配色はタイツをイメージしたダークグレー。背部は腰部に3mm軸穴を1つ持つ他、サブアームを保持するための縦穴がある。 装甲は腰部と脚部のみとなっており、上半身の武装は手持ち武装と背部から接続するサブアームとなっている。サブアームはFAバーゼラルドの腕部を模したものとなっている(肩部は軸穴を備え、スラストアーマーなどを装着可能)。サブアームを支持するために腰部は可動をオミットし、強度を高める仕様となっている。 武装類はセグメントライフル4挺(FAから流用。2つはサブアーム用)、サブアーム用の武装類、スラストアーマー2基。 赤をベースに黒髪、部分的に白を使用したスペシャルカラー「LIMITED COLOR HJ.Ver」も制作されており、ホビージャパンの雑誌『フィギュアJapan』の付録となっている(書籍扱い)。 フレズヴェルク FAフレズヴェルクをモチーフにしたもので、バーゼラルドと同じく完全新規造形。パーツ数が非常に多いため、箱が大型化している。メカデザインはFAフレズヴェルクと同じく木下ともたけ。素体デザインは駒都えーじが担当している。 素体はスクール水着状の衣装で、髪は水色系統のショートヘア。体形は全体的に肉感的になっている。新規造形に伴い可動構造も改良が施されており、新たに二の腕部分が可動するようになり、腕自体の後付けが可能になっている。 外装はバーゼラルドと同じくバックパックタイプで、フレズヴェルクのものを再現。FAフレズヴェルクと同じく可変機構を備えており、通常形態とサイドワインダー形態に変形可能。それ以外にも、素体から外して組み替えることで、他の製品素体を乗せられるエアバイク形態に変形させることもできる。 武装はべリルショット・ランチャー2挺(FA版と同型だがサイズを縮小している)、ブレードダガー2丁、手持ちや外装に取り付けられるキャノン。 イノセンティア / イノセンティア Blue Ver. FAのラインナップをベースとしていないオリジナル製品。装甲や武装が付属しない素体のみの商品で、マテリアと同じく素体としての特徴を重視した製品。 マテリアと同様の股関節に加えて、肩パーツにスイング方式を採用したことで引き出せるようになったことでさらに可動域が広くなり、腕を組むようなポージングが可能になる。また、肩の付け根や腰の構造を改良したことで、強度と保持力も向上。3mm軸穴はマテリアのものから新たに背部に2つ、腰部に1つの計3つが新たに追加され、拡張性が上がっている。 アクセサリーが多く盛り込まれ、大きな胸を表現するパーツや、ショートヘアに取り付けられるツインテール状の髪パーツ、複数種の獣耳パーツが付属。また、ドール衣装用の手・足・首パーツも付属しており、マテリア同様にコトブキヤでドール作例が発表されている。 髪色はクリーム色のような白系統。身につけているアンダースーツ類は赤と黒で配色。 なお、迅雷の限定版で付属されていた素肌色の手足パーツが、新規造形パーツ(素肌版は足の先端が靴状ではなく足指になったことで素足を表現)として通常色とともにデフォルトで付属している。 Blue verでは、これまで他製品の特典だった褐色肌をベースに、黒髪と青系統色スーツで構成。一部パーツは1パーツで2色分のランナーが付属されており、部分的なカラーチェンジが可能。また、パッケージの表情も変更されている。 フレズヴェルク=アーテル/フレズヴェルク・インバート FAフレズヴェルクのバリエーション機の一つをモチーフにしたもの。 基本的な製品仕様はフレズヴェルクと同じだが、主要武装がFAアーテルと同じべリルスマッシャーに変更され(ダガーとキャノンは変更なし)、カラーリングもFAアーテルに準じた白ベースに変更されている。また、髪型は金髪のツインテール(付け根と髪止めの二段可動)になり、表情パーツもフレズヴェルクとは別のものが付属している。 TCSオシレーター部のクリアパーツには、プラモデルとしては珍しくクリアブルーの成形色の上から偏光メッキ加工が施されている。 フレズヴェルク・インバートは、テレビアニメ第1期第12話の暴走状態を再現したもので、グレーと赤ベースの成形色となっている。 フレズヴェルク=ルフス FAフレズヴェルクのバリエーション機の一つをモチーフとしたもの。 FAルフス同様、主要武装としてベリルショット・ライフルが4挺付属している。カラーリングはマルーンベースでTCSオシレーター部は紫の偏光メッキ仕上げ。素体は肌が褐色、髪は薄紫色で、FAガールのアーテルよりも短いサイドツインテールとなっている。 バーゼラルドの「HJ Version」と同じく、キットは駒都えーじのデザイン画などが収められた資料集『マスターファイルBOX フレームアームズ・ガール フレズヴェルク=ルフス』の付属品であり、流通は書籍扱いである。 白虎 (バイフゥ) FA白虎をモチーフにした、完全新規造形のFAガール。デザインはFA白虎と同じく新川洋司が手掛けている。 特徴的なヘルメットと胸部装甲は脱着が可能。また、腕部や脚部をマテリアやイノセンティアのものと交換することによって、軽装甲バージョンを再現することができる。 フレームアームズ・ガール&ラピッドレイダーセット〈フレズヴェルクVer.〉 フレームアームズ・ガールとM.S.Gギガンティックアームズがセットになった初の商品。赤を基調としたオリジナルカラーのフレズヴェルクの素体と、大型戦闘用バイクのラピッドレイダーが同梱されている。 シルフィー メガハウスが展開するデフォルメフィギュアシリーズ「デスクトップアーミー」とのコラボレーション作品。完全新規造形。デザインは「デスクトップアーミー」と同じくBLADE[要曖昧さ回避]が担当している。 FAガールでも「デスクトップアーミー」と同じくデフォルメ体形で、身長が8センチメートルに統一されている「デスクトップアーミー」よりは大きいが、それでも身長は通常のFAガールの半分程度。しかしFAガールの商品フォーマットで製作されたモデルであり、膝関節が引き出し式の3軸構造になり、股関節が前方に可動するなど、デフォルメモデルだが可動域の広さは通常のFAガールに引けを取らない。身体の各部に3mm軸穴を持ち、パーツの共用も通常のFAガール同様に可能となっている。 グライフェン FAグライフェンをモチーフにした、完全新規造形のFAガール。デザインはメカ・素体共に木下ともたけ。 装甲装着時は、素体がロボット状の強化服に乗り込むような形態を取る。素体は髪が明るい紫色のセミロングで、スクール水着にセーラー服の上半身のようなスーツを纏う。素体の可動域はフレズヴェルクに準拠。装甲はFAグライフェンと同じく副腕も再現しており、さらに2足歩行する二脚ライドビーグルに変形させることができる。 轟雷改 Ver.2 アニメBlu-ray4巻の限定特典として発売された轟雷改を元にしたブラッシュアップ版。カラーリングは第一弾の轟雷と同じものに変更され、可動範囲の拡大、豊富な種類の胸部パーツなど、これまでのモデルで培われた技術が数多く取り入れられている。パーツの選択により「轟雷」として組み立てることも可能。(後に轟雷改オリジナルの白Verも発売) レティシア マテリア、イノセンティアと同様にFAのラインナップをベースとしていないオリジナル製品で、装甲や武装を持たない素体のみの商品。 既存5種のハンドパーツに加え、新規造形となる「ハート手」「サムズアップ手」「ピース手」「指さし手」「銃支え手」の5種のハンドパーツが付属。またイノセンティアと同じく胸部パーツの選択が可能。頭髪パーツは3種類からの選択式となっている。 フレズヴェルク Bikini Armor Ver. フレズヴェルクの素体のスクール水着状のボディスーツを、駒都えーじが新たにデザインしたビキニアーマーに置き換えたもの。通常のフレズヴェルクよりも生身の女性により近いフォルムとなっている。手足は装甲付きのものと装甲なしの素肌のものが付属。ブレードダガー以外の武装や装甲は付属しない。 ゼルフィカール FAゼルフィカールをモチーフとしたFAガール。デザインは島田フミカネで、素体はFA同様だが髪などが異なっており、バーゼラルドのものをベースに関節部をブラッシュアップしている。装甲を外して尻尾をつけるとバニーガールとなるのはバーゼラルドと同じ。カラーリングはFAゼルフィカールに準拠したネイビーブルーベース。装甲はバーゼラルドと同じく腰部と脚部のみで、上半身の装甲はサブアーム形式となっている。FAゼルフィカールのブラストシールドの再現が可能。 後に、バーゼラルドの白色ベースに、追加装備「ガンレイピア」が4本付属など一部マイナーチェンジを行った「ST Ver.(スタンダート バージョン)」がリリース。 スティレットXF-3 スティレットの関節部や表情パーツをアップデートし、武装パーツを追加した最新版。追加された武装パーツの一部は、分離・組み換えによって無人戦闘機形態とすることができる。轟雷改 Ver.2と同じく、パーツ選択により「スティレット」として組み立てることも可能。
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