トニー・谷とは? わかりやすく解説

トニー谷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 00:33 UTC 版)

トニー 谷(トニー たに、1917年大正6年〉10月14日 - 1987年昭和62年〉7月16日)は、東京府東京市京橋区(現:東京都中央区銀座出身の司会者[1]、舞台芸人(ヴォードヴィリアン)。本名、大谷 正太郎(おおたに しょうたろう)。


注釈

  1. ^ ただし山下武は「レッド・クロスのボスで女中尉のブロンド美人が、彼のことをいつも『トァニィ、トァニィ』と呼ぶところからついた」と述べている[3]
  2. ^ 赤塚はタモリとの対談で、トニーをさして「あれ、俺の漫画のイヤミのモデルだもんねぇ。あれは、いただきザンス」と発言している[9]
  3. ^ 「なつかしい芸人たち」の初出は『銀座百店』1986年1月号から1988年12月号。「アナーキーな芸人──トニー谷のこと」はトニー谷の没後に書かれた。

出典

  1. ^ 「ー<トニー谷>って何だったんですか?と問われれば、<司会者だった>と答えるしかない。」 小林信彦「<時代の産物>としてのトニー谷」『ジス・イズ・ミスター・トニー谷』、ビクター音楽産業、1987年
  2. ^ 内外タイムス文化部編『ゴシップ10年史』(三一新書、1964年)p.257
  3. ^ 山下武『大正テレビ寄席の芸人たち』p.303(東京堂出版、2001年)
  4. ^ 山下武『大正テレビ寄席の芸人たち』p.301(東京堂出版、2001年)
  5. ^ 『週刊朝日』1955年7月31日号
  6. ^ 笹山(2016)、p.203
  7. ^ 山下武『大正テレビ寄席の芸人たち』p.311(東京堂出版、2001年)
  8. ^ 小林信彦『セプテンバー・ソングのように 1946-1989』p.226(弓立社、1989年)
  9. ^ 赤塚不二夫『これでいいのだ。―赤塚不二夫対談集』
  10. ^ 山内ジョージ『トキワ荘最後の住人の記録』p.203(東京書籍2011年
  11. ^ 大阪梅田の北野劇場(現HEP)にて。竹本浩三『オモロイやつら』(文春新書、2002年)p.76。
  12. ^ 竹本浩三『オモロイやつら』(文春新書、2002年)p.77。
  13. ^ 1953~54年頃に榎本健一の弟子で日劇に端役で出演していた人物(江波雄二)の証言
  14. ^ チャーリー浜 | 座員紹介 | よしもと新喜劇 | MBS毎日放送”. 2023年9月4日閲覧。
  15. ^ a b 竹本浩三『オモロイやつら』(文春新書、2002年)p.79。
  16. ^ 山下武『大正テレビ寄席の芸人たち』p.314(東京堂出版、2001年)
  17. ^ 山下武『大正テレビ寄席の芸人たち』(東京堂出版、2001年)
  18. ^ 山下武『大正テレビ寄席の芸人たち』p.312(東京堂出版、2001年)
  19. ^ a b c 小林信彦『セプテンバー・ソングのように 1946-1989』p.227(弓立社、1989年)
  20. ^ 花登筺『私の裏切り裏切られ史』p.25(朝日新聞社、1983年)
  21. ^ 山下武『大正テレビ寄席の芸人たち』p.297(東京堂出版、2001年)
  22. ^ a b 吉田豪『新人間コク宝』p.170-171(コアマガジン、2010年)
  23. ^ 竹本浩三『オモロイやつら』、p.77-79。
  24. ^ a b 新潮45』(新潮社、2006年1月号、p.52)
  25. ^ 石倉三郎『粋に生きるヒント』
  26. ^ 講談社 編『TVグラフィティ : 1953年〜1970年ブラウン管のスター・ヒーロー・名場面1700』講談社、1978年4月3日、194頁。NDLJP:12275878/101 
  27. ^ 小林信彦『セプテンバー・ソングのように 1946-1989』p.228(弓立社、1989年)
  28. ^ 第296話から第309話(最終回)まで出演。一部出演しない回あり
  29. ^ a b 山下武『大正テレビ寄席の芸人たち』p.319(東京堂出版、2001年)
  30. ^ 竹本浩三『オモロイやつら』(文春新書、2002年)p.83。
  31. ^ 後のハナモゲラ語モドキの言葉
  32. ^ a b 小松政夫『時代とフザケた男』
  33. ^ 村松友視『トニー谷、ざんす』p.27
  34. ^ 永六輔『昭和』p.303
  35. ^ a b 永六輔『昭和』p.304
  36. ^ 笹山(2016)、p.188
  37. ^ そろばんニュース 永 六輔とそろばんトモエそろばん 2016年7月13日
  38. ^ 「世界にひとつだけ」の眼鏡をつくる~福井県鯖江市日経スタイル 2016年12月7日
  39. ^ 山下武『大正テレビ寄席の芸人たち』p.321
  40. ^ 笹山(2016)、p.189
  41. ^ 『本の枕草紙』p.214(文春文庫、1988年)
  42. ^ 『色川武大 阿佐田哲也全集』第14巻「なつかしい芸人たち」所収「アナーキーな芸人──トニー谷のこと」427頁
  43. ^ 『色川武大 阿佐田哲也全集』第14巻「アナーキーな芸人──トニー谷のこと」428頁
  44. ^ 『娯楽よみうり』1956年3月9日号
  45. ^ 「前年の旧盤が売れる クリスマス・レコード」『読売新聞』1954年11月5日付夕刊、2面。
  46. ^ a b 「若者にレコード大受けザンス──よみがえるトニー谷、『破天荒』に共感」『日本経済新聞』1988年1月18日付朝刊、31頁。
  47. ^ 「トニー谷──ざんす、ざんすで願いましては〜新企画(消費者情報)」『日経流通新聞』1987年12月24日付、19頁。


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