デモカー
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「ドレスアップカーマガジン」の記事における「デモカー」の解説
D-Carシビック(EK) 当時流行していたスポコンの要素を総て取り入れて完成させたデモカー。リニューアル後の2004年から製作を開始し、毎月改造を行いその作業内容を紹介するといった連載が行われていた。
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デモカー
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M-300 トヨタ・セリカXXベースの最高速チューンカー。ソレックス製ツインキャブレターφ44 mm3連装仕様の5M-Gにギャレット・システムズT04ツインを組み合わせ、日本車初の300 km/hオーバーを達成する。装着したスリックタイヤがフェンダーからはみ出す状態で登場し、テスト走行でフェンダーにタイヤがこすれることが発覚したため、急遽タイヤを別の物に交換して記録を達成した。 ZERO-R 日産・スカイラインGT-R (BNR32) ベースのチューニングカー。『Option』とのジョイント企画で誕生。総工費1億円とも言われている。空力を重視しすぎたために、バンパーからマフラーが顔を出すという(当時としては)ユニークな外観が特徴。当時プロトタイプ1台生産モデルが10台生産された。当時1600万円と高価のため販売が振るわず販売されたのはブルネイの富豪に1台のみである。あと1台はデモカーとしてナンバー取得、残り8台はHKS本社の片隅の屋外でブルーシートを被せられデッドストックとなっている。 T-002 日産・スカイラインGT-R (BCNR33) ベースのチューニングカー。パワー系はRB26DETT改2.8 L+GT3037Sツイン。ビデオオプション企画、0 - 300 km/hアタックのレコードホルダー。他にも筑波サーキットにて58秒台を記録している。 レーシングアルテッツァ トヨタ・アルテッツァの名前を冠してはいるが、使用されているのはヘッドライト、テールランプ、ABCピラーのみで、キャビンはパイプフレーム化され、外装はカーボンで作り直され、サスペンションも前後プッシュロッド式に改められている。ほとんどレースカーだが、どのレースのレギュレーションにも当てはまらず、助手席があることからチューニングカーとして扱われている。エンジンは内部フル強化の3S-GTE改2.2 L+GT3037S。走るたびにオーバーホールされる。筑波サーキットにて54秒台を出すが、スリックタイヤ使用のため、スーパーラップレコードにはなっていない。『Option』には「黒い怪物」と書かれたことがある。 筑波アタックエボVII (TRB230>CTR230) 『Option』に筑波スーパーラップ最速企画として連載され、「あくまでストリートカー(エアコン、パワステ、内装有り)、使ったパーツをすべて市販する」という縛りを設けて作られた。条件的にはかなり厳しいものだったが、飯田章の手により当時のレコードタイムを更新することに成功する。このプロジェクトから4G63改2.2 Lキットが生まれている。タービンはGT3037S。 HYPER SILVIA RS-I 日産・シルビア(S15)ベースのドリフトマシン。谷口信輝の手により、全日本プロドリフト選手権(D1グランプリ)にて優勝2回(2002年ラウンド2、2003年ラウンド7)を記録。タービンはサーキットによって変えられていた。エンジンはSR20DET改2.2 L仕様。 Genki HYPER SILVIA RS-II RS-Iで積み上げた経験を注ぎ込まれて製作されたS15シルビアベースのドリフトマシン。D1グランプリへの投入は2003年ラウンド5からだが、優勝は2004年ラウンド4での1回に留まっている。ドライバーは同じく谷口信輝。エンジン系統のスペックはRS-Iとさほど変わっていない。 Racing Performer IS-220R 2004年ラウンド6からD1グランプリに投入されたアルテッツァベースのドリフトマシン。マイナートラブル、クラッシュなどにより、最高成績は2005年ラウンド2での準優勝。HKSのD1グランプリ撤退により表舞台に立つ事はなくなったが、HKS主催のドリフトチャレンジでのデモランなどで見ることができる。ドリ車として作ってはいるが、筑波スーパーラップで59秒台を出すなど、グリップランでも速さを見せる。エンジンはレーシングアルテッツァから生まれた3S-GTE改2.2 L+GT2835を使用。IS220-Zが製作された現在では2JZ-GE改3.4 L+T04Zという組み合わせになった(3S-GTE改2.2 Lは220-Zに移植された)。レスポンス重視のためのインタークーラーレス仕様という構成になっている。 Racing Performer IS220-Z 2006年の十勝夏祭り&HKSハイパーミーティングでデビューさせたドリフトマシン。シルビアRS-IにおけるRS-IIのような高度なチューニングが施された。具体的には220Rで行わなかったアーム加工、メンバー加工を始め、サイドブレーキを油圧式に変更、タービンをGT2835からGT3037Sに変更しパワーを560馬力まで引き上げている。特にアーム加工は高い効果を生み出し、車高F80 mm/R90 mmダウンの状況でもストロークを確保している。また220Rでは行なわれなかったロールケージの溶接止めによって元々強固だった220Rのボディー剛性をさらに向上させている。ダッシュボードとセンターコンソール、そしてメーター類も一から作り直し、機能美あふれるレイアウトに生まれ変わった。シェイクダウンで谷口を興奮させるほどだったが、2008年のD1にスポット参戦した際は谷口からパワー不足を指摘されていた。 TRB-02 ランエボVIIで得たレコードホルダーの座を取り戻すために製作された、ランサーエボリューションVIIIベースのチューニングカー。TRBはTsukuba Record Breakerの略称。外装はカーボンで作り直しているが、サスペンション形式の変更は行わず、タイヤもSタイヤという事で一応チューニングカーの体裁は保っている。チューニングカーによる筑波サーキット55秒切りを達成した当日、クラッシュによりスクラップになっている。エンジンはエボVIIと同一スペック。 CT-230R TRB-02のクラッシュにより製作された。ターゲットを筑波以外にも広げ、各サーキットのレコード更新を狙っている。エンジンも4G63改2.3 L+GT3037Sとなり後にGT3240に変更。今までの4G63を使ったデモカーとは異なるエンジンを用いる。富士スピードウェイで1分43秒4のレコードタイムを樹立。また、気温30度のコンディションで、十勝スピードウェイ・クラブマンコースのレコードを4秒以上更新する1分21秒735を記録した(ドライバーの谷口は「気温が低ければさらに2秒縮まる」と語った)。関西出張した際、セントラルサーキットと岡山国際サーキットにて記録更新を達成し、後日スポーツランドSUGOでもサイバーエボが持っていた記録を塗り替えた。最終目標は筑波での53秒台としていたが53秒999を達成し、さらにOption誌主催の筑波スーパーラップでは53秒589を記録した。2009年1月24日に富士スピードウェイで行われたHKSプレミアムデイにて、当日同時に走行したWedsSport IS350 2008ver(1分44秒450)や、初音ミクStudie GLAD BMW Z4(1分49秒880)というGT300の現役マシンを上回る1分43秒236を記録した。後日Option誌主催のスーパーラップにおいて、サイバーエボと対決し1分42秒105を記録した。 Racing Performer 86RS-1 2012年のD1復帰に際して製作されたドリフトマシン(第1戦には完成が間に合わず。第2戦より投入された)。86の各種チューニングパーツ開発という目的がある為、D1に参戦している86では唯一エンジンがFA20のままである。オリジナルのピストンとコンロッドを組み込んで2.1 L化(当初は2 Lのままであったが2012年の最終戦より2.1 L化された)し、自社のGTスーパーチャージャーを組み込む事で最大580馬力(NOS噴射時)を発揮している。毎戦ごとに各部をアップデートを行いながら参戦し、初年度はランキング10位であったが、高回転型のエンジン特性とパーツの先行開発車両という事情でボディ補強や足回りの変更などが最小限に留められている関係で、リアのグリップ不足に苦しみ2013年以降は苦戦を強いられている。下記のRS-2投入後はD1でのサブ車両兼タイムアタック車両とされる予定であったが、2014年に入りJAFの準公認競技化に伴うレギュレーション変更でNOSの使用が禁止され、4気筒エンジンのままでは戦闘力の維持が難しい事と、各パーツの開発作業が終了してデリバリーも開始したこともあって、D1での勝利を目指す為に第3戦を前にしてエンジンをIS-220Rに搭載していた2JZ-GE改3.4 L+T04Zを移植(インタークーラーはIS-220Rでは装着されていなかったが、86RS-1では装着されている)することで更なるパワーアップが図られ、エンジンパワーや低中回転域のトルク特性に余裕が出た事で、進入速度や車速は明らかに向上しドリフト中もエンジン的な余裕は生まれたものの、RS-2と違い足回り取り付け位置などがストックに近い状態のままである為か再びリアのグリップ不足が再び顔を出してしまい苦戦を強いられている。 Racing Performer 86RS-2 86用チューニングパーツの先行開発車両という意味合いを持つ上記のRS-1と違い「D1で勝つ」事を前提として製作された車両で、いわゆる2号機である。RS-1のウイークポイントでもあった高回転型過ぎるエンジン特性とリアのグリップ不足を解消する為に、エンジンはGTスーパーチャージャーに加え、GTIIタービンを組み合わせてツインチャージャー化されており、中回転域のトルク特性を改善すると同時にタービンを収めるスペース確保の為にエンジンとサスペンションメンバーの取り付け位置を2.5cm前方に移動し、さらにリアのグリップ不足の解消の為にリアのサスペンションメンバーを4cm前に移動するなど大幅に手を加えられている。毎戦ごとにセッティングも進み戦闘力を向上させていたが、2014年よりレギュレーションでNOSの使用が禁止された事で4気筒エンジンのFA20のままでは勝つのは難しくなった事と、上記のRS-1のエンジンを換装した事から、D1ではRS-1をメインとし、RS-2はサブ車両兼タイムアタック用車両となる予定である。 Racing Performer GT1000+ 2014年のWTACへの参戦の為にR35用パーツの開発車両であったGT1000+をベースにしてさらなる性能向上を目指して製作された車両である。ボディはホワイトボディ状態まで分解した上で各部の補強等を行い、エンジンもGT1000+のVR38DETT改4.1 L+GT1000フルタービンキットをさらに熟成させHKSのドラッグガス使用時に最大馬力1200馬力/最大トルク130 kgfに達している。ボディもベンソープラ製ワイドボディキットを組み込み、タイヤは以前のGT1000+同様に20インチ、11Jのアドバン・スリックタイヤを履く(ワイドボディ化に伴いサイズがワイド化されている)など、ストックボディベースとはいえこれまでのデモカー同様にかなり過激な仕様となっている。
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