デモの計画
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「2019年6月9日香港逃亡犯条例改正案反対デモ」の記事における「デモの計画」の解説
2019年5月29日、デモを主催する民間人権陣線(民陣)は警察代表40名との会議でデモの行進ルートなどについて議論した。民陣が提示したルートでは銅鑼湾の東角道から行進する予定だったが、警察はそれをヴィクトリアパークに変更することを要求した。また、行進ルートの軒尼詩道は4車線と香港トラムの線路があったが、警察は行進ルートを3車線に制限し、必要に応じてトラム線路も開放することを要求した。これに対し、民陣は4車線とトラム線路を全て開放する必要があると不満を示したが、警察は折れず、民陣の代表は警察の決定に抗議して会議の途中で退席、6月1日までに再度打ち合わせを行うよう求めた。 警察は6月2日にデモへの「不反対通知書」(Letter of no objection)を発したが、この通告では警察側の要求が決定事項として盛り込まれており、デモ行進のルートがヴィクトリアパークから始まり、車線についても3車線しか開放しなかった。警察発表では、東角道と比べてヴィクトリアパークの芝生の面積が大きいため、ヴィクトリアパークから出発したほうが安全であり、また4車線全てを開放することは交通に極めて大きい影響を与えるため不可能であるとしている。 6月7日と8日には政治家の朱凱廸(中国語版)、姚松炎(中国語版)、パウルス・ツィンメルマン(中国語版)、胡志偉(中国語版)が香港島と九龍で自転車を利用したデモ行進を行い、逃亡犯条例改正案への反対を改めて表明するとともに9日のデモへの参加を呼びかけた。また、黄子悦、劉康(中国語版)、楊逸朗(中国語版)、陳家駒(中国語版)、周永康、岑敖暉、孫曉嵐(中国語版)、梁麗幗(中国語版)など多くの人物が動画を発表し、逃亡犯条例の改正が香港における人権と自由に悪影響を与えるとしてデモへの参加を呼びかけた。 .mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left} ヴィクトリアパーク 高士威道 東角道 禮頓道(中国語版) 軒尼詩道 金鐘道(中国語版) 夏慤道(中国語版) 立法会総合ビル(中国語版) デモ行進のなされた街路と始点(ヴィクトリアパーク)、終点(立法会総合ビル)
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