Racing Performer 86RS-2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 06:37 UTC 版)
「エッチ・ケー・エス」の記事における「Racing Performer 86RS-2」の解説
86用チューニングパーツの先行開発車両という意味合いを持つ上記のRS-1と違い「D1で勝つ」事を前提として製作された車両で、いわゆる2号機である。RS-1のウイークポイントでもあった高回転型過ぎるエンジン特性とリアのグリップ不足を解消する為に、エンジンはGTスーパーチャージャーに加え、GTIIタービンを組み合わせてツインチャージャー化されており、中回転域のトルク特性を改善すると同時にタービンを収めるスペース確保の為にエンジンとサスペンションメンバーの取り付け位置を2.5cm前方に移動し、さらにリアのグリップ不足の解消の為にリアのサスペンションメンバーを4cm前に移動するなど大幅に手を加えられている。毎戦ごとにセッティングも進み戦闘力を向上させていたが、2014年よりレギュレーションでNOSの使用が禁止された事で4気筒エンジンのFA20のままでは勝つのは難しくなった事と、上記のRS-1のエンジンを換装した事から、D1ではRS-1をメインとし、RS-2はサブ車両兼タイムアタック用車両となる予定である。
※この「Racing Performer 86RS-2」の解説は、「エッチ・ケー・エス」の解説の一部です。
「Racing Performer 86RS-2」を含む「エッチ・ケー・エス」の記事については、「エッチ・ケー・エス」の概要を参照ください。
- Racing Performer 86RS-2のページへのリンク