デッド・ストック
デッド・ストック
【英】: dead stock
原油・石油半製品・石油製品は通常、コーン・ルーフあるいはフローティング・ルーフなどのタンクに貯蔵されており、これらタンクに貯蔵されている在庫のうち通常の受け払い作業において搬出されない部分をデッド・ストックという。つまりこれら石油類を貯蔵するタンクの構造においては、搬入・搬出するための配管がタンクの底盤より 50cm 程度のところの側板に付設されており、これ以下の在庫の搬出は行うことができない。特に原油を貯蔵するフローティング・ルーフ・タンクにおいては、通常、安全上の理由から、浮き屋根の足がタンクの底盤に着底するところ以下の在庫の搬出を行わないが、この部分をデッド・ストックという。一般的にタンクの最大容量の1割程度がデッド・ストックとされている。 |

デッドストック dead stock
デッドストック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/30 06:18 UTC 版)
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デッドストック(英: dead stock)は、売れ残り品、長期間倉庫に置かれていた商品(いわゆる流通在庫品)を指す。
主に服飾品を扱う店で使われる用語である。上記のように売れ残りで型遅れ・型落ちになった品、あるいは長期間の在庫放置で商品に多少の難が出たものであるため、新品ではありながら通常の値段より安く買える。ただし、保管環境により劣化して正常に使用できない場合がある。
店にとっては不良在庫品(死に筋在庫)である場合が多いため、前述のように安く放出される。
ヴィンテージアイテムとして
デッドストックとして倉庫から発掘された雑貨・時計・玩具類・衣類などに、ヴィンテージアイテムとしての付加価値が生まれることがある。すでに市場には存在しない品でありながら、新品同様であることに、高付加価値が見出され、コレクターからは珍重される。「開運!なんでも鑑定団」などのテレビ番組で取り上げられ高く評価されたデッドストック品も存在し、骨董蒐集家等の一部のコレクターの関心の的となっている。
また、修理やレストアの際に必須でありながら、現在では既に製造自体が行われていない機械部品・工業製品や、再ブームにより再び需要が増加した記録媒体も、デッドストック品が放出された際にネットオークション等で、それが流通していた時代よりも高付加価値品となる場合が多い。(前者が真空管、後者がかつて製造されていたメタルポジション用のコンパクトカセットテープなど)
関連項目
「デッドストック」の例文・使い方・用例・文例
デッドストックと同じ種類の言葉
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