オーティスとその配下
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 15:40 UTC 版)
「遊☆戯☆王SEVENS」の記事における「オーティスとその配下」の解説
オーティス 声 - 浪川大輔 都市伝説として語れている「イセキ」で、デュエルの王として遊我とデュエルし、ラッシュデュエルという新しいルールのインストールを認めた。ゴーハの開発部でゴーハデュエルを生み出し、「セブンスロード」シリーズを考案した男。かつて幼い遊我が観覧していたゴーハのデュエル大会で、「セブンスロード・マジシャン」を使い勝ち続け、決勝戦で不正が発覚(デュエル憲章第60章「ゴーハデュエル関係者が、大会に出場することを禁ずる」に違反したため)し、連れ出される瞬間「世が世なら、私はデュエルの王となっていても、おかしくないのだ」と発言して高笑いし、その後遊我を見て「悩める少年よ、進むべき道は、常に、心の中にある。己のロードを切り開け!」と「セブンスロード・マジシャン」を投げ渡した。遊我の「セブンスロード・マジシャン」の召喚口上も先に彼が発言しており、遊我は彼のを真似ていた模様。その奇抜な格好から大会で観客に「コスプレかよ」と突っ込まれていた。その後「イセキ」にてホログラムとして再会していた。 ロアの策略により、遊我が持つ「セブンスロード・マジシャン」に非公認カード疑惑がかけられいる最中にライブ会場から「イセキ」ごと再び現れ、自身がゴーハ社所属中に開発した「セブンスロード」シリーズの一つである事を明かし疑惑を晴らした。現在はゴーハと縁を切ったのか、遊我とロアのデュエル後ミミを含めたゴーハの人間に「イセキ」ごと捕らえられそうになるも逃亡を図った。 第24話では、ルーク・ロミン・ガクトからマキシムカードについてヒントを得るためのバトルロワイヤルのラッシュデュエルを挑む際に、ホログラムの同じ人格を2人分身として生み出して3人同時に相手することになるも敗北し、彼らにヒントを授けた。 第43話では本人として登場。「ラッシュデュエルトーナメント」の遊我の不参加に不甲斐なさでラッシュデュエルの再戦を挑み、説教するかのように圧倒的に追い込んでいくも遊我に逆転され敗北。後に大会スタッフにより身柄を拘束されたが、第44話のミミ(ゴーハ社長の姿)とロアのラッシュデュエルが終わった直後に独房部屋からイセキを使って脱走を図った。後に遊我とルークの「ラッシュデュエルトーナメント」決勝戦でラッシュデュエルのアンインストールを企てるため、ゴーハ社に「ラッシュデュエルトーナメント」を提案したノート、ゴーハ66に偽の「サーバー管理システムはマキシマム山にある」メモ用紙を送って撹乱した隙にゴーハ社のサーバーをハッキングし、月面に存在するラッシュデュエルロボをドローンを通じて破壊。ラッシュデュエルのアンインストールに成功しかけるも、遊我がラッシュデュエルを再インストールした事で失敗に終わる。その後は決勝戦が終わるのと同時に姿を消すが、「イセキ」で遊我が呼びかけた際に姿を現し、グルグルとラッシュデュエルを行い敗北し、「死者蘇生」の儀式を通じて記憶を失ったと思われていたが、実際は演技であり、月面のサーバーが次々に誕生する新しいデュエルシステムに侵食され、パンク寸前となった頃にユーガとナナホを拉致し、彼らの前に姿を現した。この時、ユーガに「死者蘇生」のカードは自身が創造したカードである事、故に自分に「死者蘇生」の儀式は通じないという事を告げた。 第90話では自身を模した巨大ロボに宇宙子たちと共に搭乗し、宇宙船に乗って月に来た遊我たちの前に現れ、月面上で最後のラッシュデュエルを開始する。この時、時代が進むにつれてゴーハデュエルのルールが複雑化し、子供たちの手から離れてしまった事に絶望した事から、全てのデュエルを一度消滅させ、作り変える事が自身の真の目的である事を遊我たちに明かした。 どことなく、DMの海馬瀬人やモンスターカードであるカイバーマンを彷彿させるデザインをしており、口癖も「ふぅん」など共通点があった。当初はレアカードの高い「青眼の白龍」・「真紅眼の黒竜」・「デーモンの召喚」等を使用していたが、月面上での遊我たちとのラッシュデュエルの際には、遊我が使用するものとは別配色の「セブンスロード・マジシャン」を中心とした魔術師デッキを使用。切り札は「セブンスロード・マジシャン」と「ダークネス・ゼロローグ」を素材としたフュージョン・モンスター『マジシャン・オブ・ダークセブンス』。 「宇宙子」シリーズ 全員が似たような容姿をしており、声優が森永千才で統一されている。第88話にて全員がオーティスと共に姿を現し、彼の配下である事が明らかとなった。しかし忠誠心はなく雇われアルバイトの傭兵のような存在に過ぎなかったようで、第91話でデュエル中にナナホの暗躍により時計の時間を操作され、仕事の終了時間が来た事で「定時なので仕事は終わりピポ」「サービス残業はお断りマグ」「コンプラ違反ギョ」とオーティスの制止も振り切り、それぞれあっけらかんとどこかへ飛び去って行った。ヌードル 宇宙子(ヌードル そらこ) 声 - 森永千才 セツリの庭にあるゴーハ社員に大人気のラーメン店「宇宙軒」の店長の女性。「〜ピポ」が口癖。 彼女の作るラーメンは絶品とゴーハ社員の間でも既に有名となっている。 登場当初天井から吊り下げられたUFOの様な形態をしており、更にラーメン星雲・メンメン星から来たと説明している。 遊我たち及び同行していた麺三郎にラーメンを振舞った後、「お腹も膨れたし」とデュエルを挑み、麺三郎と対決。フィールド魔法「宇宙」を発動し、宇宙でのラーメンデュエルが開始された。 デュエルの最中、自身を宇宙人(異星人)である事を説明したのちに「エネルギー源であるライフポイントが尽きると宇宙に帰れなくなる」などの発言から麺三郎に迷いを生じさせる。 更に切り札の「コズミックストリング・ヌードルイダス」の全体除去効果と2500の攻撃力で攻め立てるが、遊我の檄で迷いを振り切った麺三郎の新たなエース「火麺上忍カエダマゴックブート」の攻撃を受け、敗れる。 ちなみにこのデュエルは奇しくも「炎族」使い同士のミラーマッチであり、放送後の「遊我とルークのモンスター研究所」にて「2人のデッキのカードの相性は良い」事が言及された。 ロミンや学人からは宇宙人設定の不思議ちゃんではないかと思われていたが、デュエル後に補給船である母船が迎えに来たことから、本当に宇宙人であった事が明らかとなった。 なおルークの問いに彼女が答えておらず、ネイルからの言及が無く、彼の刺客だったかどうかは最後まで不明であった フィンガー 地下子(フィンガー ちかこ) 声 - 森永千才 指圧帝国からやってきた地底人の女性。ゴーハ第6小学校の地下警備を担当している。ドリルを変形して掘削する。外見と喋り口調は宇宙子と似ていて「マグ」が口癖。マグマと指圧マッサージをモチーフする地属性炎族のデッキを使う。セバスチャンが「ネイル様のところにいた宇宙子さんでは」と発したことから「うちゅうこと書いて宇宙子なんて知らない」と返して同一人物ではないと否定していて、名前の漢字まで知っていたかのように瓜二つの宇宙子との関係は不明。 ゴーハ6小から脱走を図ったセバスチャン、カイゾーと遭遇し、6小からの刺客としてセバスチャンとデュエルをするも、このデュエル自体がカイゾーを彼女から逃がすためのセバスチャンの作戦であり、結果的にはセバスチャンにデュエルで勝利するも、カイゾーを取り逃がしてしまった。その後は定時の時刻が来たため、直帰で地底に帰っていった。 スイーツ 過去子(スイーツ かここ) 声 - 森永千才 自称・古代文明からやってきた土偶のような服を身にまとうスイーツ系女子。外見と喋り口調は宇宙子、地下子と似ていて「カコ」が口癖。容姿は宇宙子、地下子と瓜二つだが二人との関係は不明。ゴーハ第7小のモニターを通じて、ゴーハ社がラッシュデュエル大会を開催する事を遊我たちに伝えた。 その後はラッシュデュエル大会の司会進行を務めていたが、第46話ではゴーハ66の刺客としてルークたちの前に立ちはだかる。その姿を見た麺三郎が、かつてデュエルを通じて意思疎通をしたヌードル宇宙子と誤解し、涙ながらに再会を喜んだ所をハニワを落として突っぱねた事から、友人として怒りを覚えたニックとデュエルし、敗北。デュエル後に戦いを通じてスイーツと彼女の魅力に惚れたニックに告白されるも、過去に戻らなければならない時間が来たことから、その場から走り去り、閃光と共に姿を消した。 フラッシュ 海深子(フラッシュ うみこ) 声 - 森永千才 ゴーハ社総務部庶務6課、通称「ショムム」に所属する女性。ラッシュデュエル大会では途中で過去に帰ったスイーツ過去子に代わり、司会進行を務めた。ウナギを模した潜水服に身を包む。これまで同様、外見と喋り口調は宇宙子、地下子、過去子と似ていて「ギョギョギョ」が口癖。 本性はラッシュデュエル大会での司会進行時においての真面目さは何処へやら、と思われるほどのズボラで不真面目かつ適当な性格。社内においての職務および素行が全て雑であったため、それを見かねたガクトとデュエルを行い、敗北。ガクトのデュエルを通して改心したと思いきや、全く改心しておらず、悪態をつきながら海へと泳いで去っていった。 ハイヤー 幽霊子(ハイヤー ゆれこ) 声 - 森永千才 オーティスの配下であるハイヤー乗務員。これまで同様、外見と喋り口調は宇宙子、地下子、過去子、海深子と似ていて「ユレー」が口癖。過去の記憶の混濁で町を彷徨っていたユーガを回収した後に催眠ガスで眠らせ、オーティスの元へと送り届けた。 コンボイ佐川(コンボイ さがわ) 声 - 森永千才 オーティスの配下である巨大ロボット女子。外見は巨大ロボットの胸部に顔が付いているという、他の宇宙子シリーズたちと違った姿をしている。
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