所見とは? わかりやすく解説

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所見

読み方:しょけん

所見とは、所見の意味

所見とは、見た結果という意味のことである。英語では findings、opinion などと表記される。所見は、あるものを見て考え出した結果となるため、医療現場教育現場などで用いられることが多い。例えば、カルテから医師の所見をうかがう、生徒普段様子見て教師の所見を通知表記入するなどである。

所見は、「所感」と似ているが、所見はあるものを一瞥して結果下す意見述べることだが、所感は心で思ったこと、感じたことという意味を持つ。したがって、所見は表面的なものから得る情報元に判断をすること、所感個人的な見解感想述べること、となるため意味は異なる。

所見の類語

類語には考察感想などがあり、考察一見して判断する所見と違って詳しく調べて深く考えた結果となるため、時間要して判断をする時などに使用されるまた、感想は所見よりも大雑把に見た上で感じたこと、意見という意味を持つため、個人率直な思い求められる場合などで使われる

ビジネスシーンでは退職する部下退職届けの所見に、上司記入するというケースがある。「責任感強く真面目な性格ですが、頑固な面があり、度々同僚衝突していました何度相談にも乗りアドバイスもしました退職意向は覆らないようです」などが書き方例えとして挙げられる

しょ‐けん【所見】

読み方:しょけん

見た事柄見た結果判断意見。「医師の—によれば

ある事についての意見考え。「—を述べる」


所見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 04:23 UTC 版)

胆石」の記事における「所見」の解説

右上腹部圧痛叩打痛 多く場合認められる黄疸 胆管肝臓から流れ込む胆汁胆石によって、黄疸引き起こすことがある黄疸胆管結石多く黄疸によって尿の色濃くなることもある。

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所見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/06 06:56 UTC 版)

膀胱鏡検査 (非細菌性慢性膀胱炎)」の記事における「所見」の解説

非細菌性慢性膀胱炎では次のような膀胱の所見が得られる

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所見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 05:15 UTC 版)

総肺静脈還流異常症」の記事における「所見」の解説

聴診 肺静脈狭窄が高度の場合は、心音聴診上、I・II音強くIII音認め一方心雑音はないか弱い。狭窄軽度場合は、心房中隔欠損ASD)に準じた聴診所見となる。 心電図 心電図においては右軸偏位・右室肥大認められることが多いが、非特異的である。 胸部X線写真 胸部X線写真上では、肺鬱血によるスリガラス陰影呈する。心陰影雪だるま型呈することは有名だが、これはおおむねDarling分類IA型限定される上に、新生児期乳児期早期以前生後2ヶ月未満)の例でははっきりしない心臓超音波検査 確定診断肺静脈還流部位特定が可能となる。右心系の血流増加に伴う容量負荷により、右心室圧(RVPの上昇と右心室右心房拡大認められるが、肺静脈狭窄が高度の場合は心腔の拡大軽度で、心室中隔左室側に湾曲することが多い。 肺静脈造影検査 肺静脈還流部位特定が可能となる。 心臓カテーテル検査 肺静脈還流部位において酸素飽和度の上昇が認められ全ての心腔と大血管内においてほぼ同じ値となる。 ただし、肺静脈造影検査心臓カテーテル検査侵襲性高く患児の状態を悪化させる懸念があるため、通常行われない

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所見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 23:28 UTC 版)

手根管症候群」の記事における「所見」の解説

チネル徴候 (Tinel's sign)前腕手首よりの腹側軽く叩き正中神経刺激すると、しびれが人差し指中指放散する感度23-60%、特異度64-87%)。 ファレンテスト (Phalen maneuver)手首屈曲させ、しばらくすると症状増悪する(感度10-91%、特異度33-86%)。 第2指比べ第5指痛覚閾値が低い。 Hand diagram=患者症状がある部位詳細に図に書いてもらい、それが正中神経支配域に一致していること(感度64%、特異度73%)。

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所見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/20 14:22 UTC 版)

ベル麻痺」の記事における「所見」の解説

顔面神経はまばたき、閉眼微笑み、眉ひそめなどの顔面表情をあらわす筋の動きや、涙液分泌唾液分泌などの機能つかさどる。また中耳にあるアブミ骨筋支配したり、舌の前3分の2味覚伝達したりしている。 ベル麻痺あるいは顔面麻痺特徴障害された側の顔面垂れ下がることである。これは顔面筋支配している顔面神経運動機能機能不全原因であり、この麻痺下性下位運動ニューロン型)の麻痺である。 顔面神経麻痺がある場合臨床的に顔面神経すべての障害されているのか、それとも前頭部の筋の動き保たれているのかを見極める必要がある前頭部の筋は両側の大脳支配されているからである。顔面神経麻痺患者が額のしわ寄せはできる場合麻痺原因脳内にあり(中枢顔面神経麻痺)、顔面神経そのものには問題はない。 ベル麻痺鑑別診断の中で除外困難なものとして、水痘・帯状疱疹ウイルス感染症による顔面神経麻痺ラムゼイ・ハント症候群)がある。重要な違いは、この場合外耳小水疱現れることと、聴覚障害見られることである。しかしこれらの症状見られない場合もある。 ライム病では典型的な顔面神経麻痺見られるが、ライム病固有の抗体血液中から見つかれば診断は容易である。ライム病流行地域では、これが顔面神経麻痺の最も一般的な原因となっている。

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所見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 16:08 UTC 版)

萎縮性胃炎」の記事における「所見」の解説

萎縮性胃炎」は多く場合は「ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎」による変化一つであり、ほぼ同義として用いられている。 「ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎」による主な所見。 腸上皮化成(intestinal metaplasia) 胃底腺萎縮腸上皮粘膜形成認めたもので、白色隆起粘膜所見を呈する過形成polyp(hyperplastic polyp) 鳥肌胃炎 (nodularity gastritis) ヘリコバクター・ピロリ感染初期生じ胃粘膜変化で、鳥皮のような結節状/顆粒状隆起散在所見を呈する組織学的にリンパ濾胞増生認められ感染対す免疫応答変化考えられている。 ヘリコバクター・ピロリ除菌治療にて消失することが知られている。 黄色腫(xanthoma) ヘリコバクター・ピロリ感染にて胃に生じ変化瀰漫発赤/点状発赤(diffuse redness / spotty redness) ヘリコバクター・ピロリ活動的に感染している胃に認められる変化地図発赤(map like redness) ヘリコバクター・ピロリ除菌後の胃に認められる変化除菌後の定期的な注意深い監視が必要と指摘されている。

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所見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 14:17 UTC 版)

台湾保証法」の記事における「所見」の解説

312条において次の7項目からなる議会の所見が明文化された。 2019年4月10日で、1979年台湾関係法(Pub.L. 96–8)は40周年迎えた1949年以来米国台湾緊密な関係は、両当事者とより広いインド太平洋地域利益もたらしてきた。 台湾安全保障とその民主主義は、米国政治的安全保障上、経済的な権益において、より大きなインド太平洋地域継続的な平和と安定重要な要素である。 中華人民共和国は現在、中国人民解放軍戦力投射能力統合作戦実施する能力強化するための包括的な軍事近代化キャンペーン取り組んでおり、これにより台湾海峡全体軍事戦力バランス変化している。 台湾とその外交パートナーは、台湾国際社会から隔離しようとしている中華人民共和国からの持続的な圧力強制直面し続けている。 台湾関係法に基づく台湾へコミットメントを、「六つの保証(英語: Six Assurances)」と一致する方法で、また米国の「一つの中国」の政策に従って強化することは米国政策である。 2018年3月16日法制化された台湾旅行法において、米国台湾の間の「米国高官級の訪問に対して維持している自主規制」が不十分な高官級のコミュニケーションもたらしていることを、議会確認した

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所見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 02:41 UTC 版)

急性副腎不全」の記事における「所見」の解説

好酸球増多低血糖などが見られ血中コルチゾール低値を示す。

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所見

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 08:58 UTC 版)

名詞

しょけん

  1. 見たところ観察結果医学でよく用いられる
  2. 考えるところ。考え意見

発音(?)

しょ↗けん

「所見」の例文・使い方・用例・文例

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