かい‐うんどうニューロン〔カヰ‐〕【下位運動ニューロン】
下位運動ニューロン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/14 14:06 UTC 版)
下位運動ニューロン(かいうんどうにゅーろん、英:lower motor neuron)とはその細胞体と樹状突起が中枢神経系内に存在し、軸索は末梢神経となって伸び、錐外筋線維とシナプスするニューロン。古典的にはα運動ニューロンと同義である。中枢神経系の全体の機能は下位運動ニューロンを介して行われる。下位運動ニューロンとしてα運動ニューロン、γ運動ニューロンが分類される。原則として、α運動ニューロンは錐外筋を、γ運動ニューロンは錐内筋を支配する。
- 1 下位運動ニューロンとは
- 2 下位運動ニューロンの概要
下位運動ニューロン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/15 09:55 UTC 版)
脊髄の前角で、上位運動ニューロンの軸索は下位運動ニューロンに接続する。ほとんどの場合介在ニューロンを介しているが、直接下位運動ニューロンとシナプスを形成するニューロンもある。 脳幹では、下位運動ニューロンの細胞体は脳神経の運動核に存在し(動眼神経核、滑車神経核、三叉神経運動核、外転神経核、顔面神経運動核、副神経核、舌下神経核)、その軸索は脳神経の一部として脳幹から末梢へと出ている。脊髄の場合は前角にあるレクセドの第IX層に細胞体があり、そこから脊髄前根を通って末梢へと出て行く。これらの軸索は随意筋の運動を支配している(運動神経)。
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