下位言語の系統とは? わかりやすく解説

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下位言語の系統

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 01:27 UTC 版)

北琉球諸語」の記事における「下位言語の系統」の解説

北琉球方言奄美・沖縄方言)の下位区分は、伝統的に奄美方言沖縄方言二分されてきた。さらにそれぞれ南北二分する区分もある。一方上村幸雄、狩俣繁久らは沖永良部島から沖縄北部までを一つグループと見る三区分説を唱えた。狩俣は徳之島沖永良部島の間の方言境界沖縄北部沖縄南部の間よりも大きいとしており、エスノローグではこの徳之島・沖永良部間を境界にして南北二分している。一方でトマ・ペラールやウェイン・ローレンスによる、各言語起きた改新着目した系統分類では、奄美方言沖縄方言二分する説が支持された。 中本正智による分類 琉球方言北琉球方言奄美方言奄美方言奄美大島北部奄美大島南部徳之島喜界島北部奄美方言喜界島南部沖永良部島与論島 沖縄方言北沖縄方言沖縄本島北部伊江島沖縄本島東部津堅島久高島 南沖縄方言沖縄本島中南部久米島慶良間諸島粟国島沖縄北部伊平屋島伊是名島 狩俣(2000)等による系統分類ユネスコ危機に瀕する言語この分に従っている。 日琉語族日本語日本語派琉球語琉球語派北琉球方言北琉球語群/奄美沖縄方言群)奄美方言奄美語/奄美徳之島諸方言奄美大島北部方言 奄美大島南部方言 徳之島方言 喜界島方言 沖永良部与論沖縄北部諸方言国頭語沖縄北部方言 与論島方言 沖永良部島方言 沖縄方言沖縄語/沖縄中南部諸方言) エスノローグ分類 日琉語族(Japonic)琉球語派(Ryukyuan)奄美・沖縄語群(Amami-Okinawan)北部奄美・沖縄語群Northern Amami-Okinawan)北奄美大島語Northern Amami-Oshima) 南奄美大島語Southern Amami-Oshima) 徳之島語(Toku-No-Shima) 喜界語(Kikai) 南部奄美・沖縄語群Southern Amami-Okinawan)沖永良部語(Okinoerabu) 与論語(Yoron) 国頭語(Kunigami) 沖縄語(Okinawan, Central)

※この「下位言語の系統」の解説は、「北琉球諸語」の解説の一部です。
「下位言語の系統」を含む「北琉球諸語」の記事については、「北琉球諸語」の概要を参照ください。

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