北琉球諸語とは? わかりやすく解説

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北琉球諸語

(北琉球方言 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 18:24 UTC 版)

北琉球諸語(きたりゅうきゅうしょご)または北琉球語群(きたりゅうきゅうごぐん)、奄美・沖縄語群(あまみおきなわごぐん)は、奄美群島沖縄諸島で話される諸言語の総称。日琉語族琉球語派の下位区分として南琉球諸語と対をなす。北琉球諸語の下位に位置する各言語を「方言」とみなす立場からは、北琉球方言(きたりゅうきゅうほうげん)または奄美・沖縄方言(あまみおきなわほうげん)と呼ぶ。下位区分は議論中であり[1]確定していない。


注釈

  1. ^ a b 硫黄鳥島で1903年に起きた噴火の後、硫黄鳥島から久米島に集団移住して新設された「鳥島」集落の方言。

出典

  1. ^ a b 狩俣繁久「奄美沖縄方言群における沖永良部方言の位置づけ」『日本東洋文化論集』第6号、琉球大学法文学部、43-69頁、2000年3月。hdl:20.500.12000/2379ISSN 1345-4781https://hdl.handle.net/20.500.12000/2379 
  2. ^ 外間守善1977「沖縄の言語とその歴史」(『岩波講座 日本語11方言』岩波書店)
  3. ^ a b 『沖縄・奄美の方言』, p. 5.
  4. ^ a b 中本正智『琉球方言音韻の研究』法政大学出版局、1976年、73頁。doi:10.11501/12449492全国書誌番号:75000276https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12449492 
  5. ^ 上村幸雄1972「琉球方言入門」(『言語生活』三省堂雷店)
  6. ^ Thomas Pellard (2015) "The linguistic archeology of the Ryukyu Islands" Patrick Heinrich, Shinsho Miyara, Michinori Shimoji (ed.) Handbook of the Ryukyuan languages: History, structure, and use, 14–37. Berlin: DeGruyter Mouton.
  7. ^ ウェイン・ローレンス(2006)「沖縄方言群の下位区分について」『沖縄文化』40(2)
  8. ^ 内間直仁『琉球方言文法の研究』笠間書院、1984年、299-465頁。doi:10.11501/12449546全国書誌番号:85031578https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12449546 
  9. ^ 野原三義「沖縄那覇方言動詞の活用」『沖縄国際大学文学部紀要. 国文学篇』第4巻第2号、沖縄国際大学文学部、1976年3月、29-41頁、CRID 1050564288726084608hdl:2308/1286ISSN 02870673NAID 110001041814 


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