TEXTUREとは? わかりやすく解説

テクスチャー

英語:texture

「テクスチャー」の意味・「テクスチャー」とは

「テクスチャー」とは、物質の表面や内部の構造や感触を表す言葉である。触れた時の感触や見た目の質感、音や味わいなど、あらゆる物体や現象において、その特徴を示す際に用いられる。例えば、食品の食感や化粧品の塗り心地、建築物の壁面の質感など、多岐にわたる分野で使用される。

「テクスチャー」の語源

「テクスチャー」の語源は、ラテン語の「textura」であり、英語の「texture」がそのまま使われている。ラテン語の「textura」は、「織物」や「編み物」を意味し、英語の「texture」は、物質の表面や内部の構造や感触を指す言葉として用いられるようになった。日本語でも、そのまま「テクスチャー」として広く使われている。

「テクスチャー」に関連する用語・知識

食品における「テクスチャー」とは

食品における「テクスチャー」とは、食べ物の食感や口どけを指す言葉である。食品の食感は、噛んだ時の硬さや柔らかさ、滑らかさなど、口の中で感じる物理的な特徴を表す。例えば、プリンのなめらかさやサクサクとしたクッキーの食感などが、食品のテクスチャーに関連する。

化粧品における「テクスチャー」とは

化粧品における「テクスチャー」とは、その製品が肌に触れた時の感触や塗り心地を指す言葉である。化粧品のテクスチャーは、使用感や肌へのなじみ具合など、製品の品質や特徴を評価する際に重要な要素となる。例えば、軽い付け心地のファンデーションや、しっとりとしたリップクリームの感触などが、化粧品のテクスチャーに関連する。

建築における「テクスチャー」とは

建築における「テクスチャー」とは、建物の内外の表面や素材の質感を指す言葉である。建築物のテクスチャーは、素材の選択や加工方法によって大きく変わり、空間の印象や機能性に影響を与える。例えば、木材の温もりを感じる壁面や、滑らかな大理石の床面などが、建築のテクスチャーに関連する。

音楽における「テクスチャー」とは

音楽における「テクスチャー」とは、楽曲の音の重なりや構成を指す言葉である。音楽のテクスチャーは、楽器の種類や演奏法、音のレイヤーの重ね方などによって異なる音の表情を生み出す。例えば、シンプルなアコースティックギターの音色や、重厚なオーケストラの響きなどが、音楽のテクスチャーに関連する。

テクスチャー入り生地とは

テクスチャー入り生地とは、織りや染めの工程で特殊な技法を用いて、表面に凹凸や模様がある生地のことである。テクスチャー入り生地は、光の反射や陰影によって立体感や奥行きが生まれ、独特の風合いが楽しめる。例えば、ジャカード織りの華やかな模様や、シアサッカーの凹凸があるストライプ柄などが、テクスチャー入り生地に関連する。

「テクスチャー」を用いた例文

1. このケーキのテクスチャーがとても滑らかで、口の中で溶けるようだ。
2. 彼女は化粧品選びでは、テクスチャーが重要だと考えている。
3. この建築物の外壁には、独特のテクスチャーが施されており、視覚的にも魅力的である。

texture

別表記:テクスチャー

「texture」とは、生地・質感のことを意味する表現。

「texture」とは・「texture」の意味

「texture」とは、「織物」という核のイメージを持った英単語で、文脈によって「質感」や「構造」など複数の意味に変化する言葉でもある。文法的には名詞と動詞という二つの用法があり、名詞で用いられる場合は「織り方」「生地」「(複雑な)組織」「手触り」「感触」などの意味となる。主に「素材」と「感触」という二つのカテゴリーで使い分けられることが多い。素材関係では「生地」や「織り方」「組織」「構造」などがその意味の名詞として用いられる。感触に関しては、視覚的または触覚的に感じられるザラザラ感、ぬめり感、ソフト感やハード感などを含めた「質感」、食べ物を口にしたときの「食感」。聴覚的には楽曲の中で使われる音の織り交ぜ方が醸し出す「音楽的効果」などの意味で使われる。またIT分野では、「質感」を表現するための画像やパターン技術を「テクスチャー」という名称で呼ぶことがある。以上は名詞に関する内容であるが、「texture」を動詞で用いる場合は他動詞となり、「質感を持たせる」などといった意味となる。

「texture」の発音・読み方

「texture」の発音記号は「tékstʃər」となり、日本語読み風にカタカナ表記した場合は「テクスチャー」と読む。発音の目安は、「té」で舌先を上前歯の裏につけ「トゥ」と息を破裂させて短く「エ」と発声、「k」で舌の奥を上あごにつけて息を止め「クッ」と息を破裂させ「s」で舌先を上前歯の裏に近づけて隙間から「ス」と息を漏らし、「tʃə」で唇を突き出して「チュ」と発声して「ア」に続け、「r」で舌先を内側にまいて軽く「ル」と発音する。これらを続けると「テェクスチャ(ル)」というイメージの発音となる。

「texture」の略語

「texture」の略語は「tex(テックス)」である。主に「繊維」「生地」を意味する際の略語として用いられ、耐水性の生地を意味する「耐水テックス」や、繊維板などを意味する「テックス張り」などのように使う。

「texture」の語源・由来

「texture」の語源は、ラテン語で「織物」「織物の織り方」を意味する「textura」であり、「織る」という意味を表す「texo」と「行為の結果」を示す「-tura」の組み合わせに由来している。

「Free texture」とは

「Free texture」とは、「無料のテクスチャー」という意味である。このフレーズにおける「テクスチャー」は、凹凸や明るさ、色合いなどといった視覚的効果を示すデジタル素材のことを示し、インターネット上で公開・配布され、特に課金なしで使用できるテクスチャーのことをさすものである。

「3D texture」とは

「3D texture」とは、「3次元のテクスチャー」のことをいう。「3D」の「D」は「次元の」をさす「Dimensional」の略語で、「立体的な」という意味となる。すなわち「立体的な視覚的効果を示すデジタル素材」のことを「3D texture」と称する。

「texture」を含むその他の用語の解説

「Texture(Unity)」とは


「Texture(Unity)」とは、直接的には「Unityにおけるテクスチャー」という意味になる。「Unity」とは、デジタルゲームを作るための開発環境や実行環境を備えたプラットフォーム。このプラットフォーム上で動作するテクスチャーが「Texture(Unity)」で、画像やムービーなどの視覚的な効果のことをさす。

「material texture」とは


「material texture」の「material」とは、IT分野の用語で、布や金属、ガラス、人の肌などのように素材の質感を表すものである。それぞれの質感について、色合いや明るさといった視覚的な効果であるテクスチャーを組み合わせることで、いっそう表現力を増したディテールを描くことができるようになるが、その組み合わせ技術全般のことを「material texture」と称する。

「texture」の使い方・例文

「texture」の使い方・例文としては、「This texture is smooth to the touch.(この素材は手触りが滑らかだ)」、「I don't like the texture of octopus.(私はタコの食感が好きではない)」、「To effectively prevent an opening from being crushed without damaging texture.(風合いを損ねることなく、開口のつぶれを効果的に防止する)」などを挙げることができる。

テキスチャー【texture】

読み方:てきすちゃー

⇒テクスチャー


テキスチュアー【texture】

読み方:てきすちゅあー

⇒テクスチャー


テクスチャー【texture】


テクスチュア【texture】

読み方:てくすちゅあ

⇒テクスチャー


テックス

《textureから》

1 織物。生地。「耐水―」

2 木材くずや藁(わら)などを圧縮成形して作った軟質の繊維板。吸音・断熱材として用いる。「―張り」


しぼ

英語 grain; texture

自動車のインスツルメントパネル、ドアトリムなどの樹脂製品の表面には装飾を目的とした梨子地、動物の皮革のしわ模様、布目などの微細なデザイン模様がつけられている。これをしぼとか、しぼ模様という。これは樹脂が成形硬化するときに、金型などの表面に掘り込まれたしぼ模様が転写されるものである。金型にこの模様をつけることをしぼ加工という。しぼ加工は金型鋼材に塗布された模様に従って、酸性の溶液で鋼材を腐食する方法(エッチング)が一般的である。模様の種類によってはサンドブラスト、放電加工、電鋳なども利用される。同じしぼ模様でも、樹脂材料や成形法が違うと転写のレベルに差があり、部品間でのしぼ合わせは難しい。


テクスチャー

英語 texture

材質感。手触り。物質から受ける感覚。かつてバウハウス(ドイツ、造形学校)では、造形には形態、構造、色彩のほかにテクスチャーが大切と唱え、それがこの学校のデザイン教育の特徴となった。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

テクスチャー TEXTURE

五感で感じられる評価の総称。カーペットの場合には、光沢、色柄、手触り、パイルの高低、組織、密度などをひ っくるめてテクスチャーという。

テクスチャ

(TEXTURE から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 04:51 UTC 版)

テクスチャ(Texture)とは、物の表面に触れた際の質感、感触、外観[1][2][3]。

物体・物質における結合した粒子の性質[1]、物事の本質的な部分、実体(substance)[1][2]、散文や詩の要素[2]、芸術作品における表面的な品質[1][2][3]、音楽や文学作品において、複数の要素の組み合わせで醸成される品質[1]、合唱や楽曲演奏の際の音色の様式[1][2][3](→テクスチュア)。

そこから転じて、食べ物を噛んだ際の噛み応え、歯応えも意味する。→「The bread has a crumbly texture.」[3](「このパンは簡単に崩れる」)

語源は「織物」を意味するラテン語「textura」(「weaving」。「織物」の意)、「text」(「woven」→「weave」の過去分詞形で、「織って作った」)から[1]。

参考

  1. ^ a b c d e f g “Texture”. lexico.com. 2021年2月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e “Texture”. merriam-webster.com. 2021年2月2日閲覧。
  3. ^ a b c d “texture”. dictionary.cambridge.org. 2021年2月2日閲覧。

関連項目



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