GALAXY Note SC-05D
GALAXY Note SC-05Dとは、NTTドコモが2012年春モデルとして発売するAndroidスマートフォンである。サムスン電子の「GALAXY」シリーズの新モデルで、docomo NEXT seriesの端末となっている。
GALAXY Note SC-05Dには「Sペン」と呼ばれるスタイラスペンが付属しており、手書き文字入力が可能であるだけでなく、多段階の筆圧感知機能を備えており、スクリーンショットの取得や画像の貼り付けを行うといった操作を簡単に行うことができるようになっている。Sペンでダブルタップすると簡易メモ画面を表示できるため、他のアプリを閲覧しながら随時メモを取るといった利用方法が可能となっている。なお、Sペンはスマホ本体に収納できる。


また、LTEサービス「Xi」(クロッシィ)に対応し、受信時最大75Mbpsの通信速度を実現している他、1.5GHzのデュアルコアCPUや2500ミリアンペアの大容量バッテリーを搭載するなど、ハイスペックな端末となっている。
参照リンク
docomo NEXT series GALAXY Note SC-05D - (NTTドコモ)
サムスン電子: | GALAXY NEXUS GALAXY Tab 7.0 Plus GALAXY S Advance GALAXY Note SC-05D GALAXY S III SC-06D GALAXY Note II SC-02E GALAXY S 4 |
SC-05D
GALAXY Note 海外版(日本版はロゴがNTT docomo Xiに変わっており、本体色は白のみ) | |
キャリア | NTTドコモ |
---|---|
製造 | サムスン電子 |
発売日 | 2012年4月6日 |
概要 | |
OS | Android 2.3.6 → 4.0.4 →4.1.2 |
CPU | Qualcomm Snapdragon S3 APQ8060 1.5GHz |
音声通信方式 | 3G:FOMA(W-CDMA) 2G:GSM (3G:800MHz、2GHz) (2G:850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz) |
データ通信方式 | 3.9G Xi 3.5G:FOMA(HSDPA/HSUPA) 2G:EDGE IEEE 802.11a/b/g/n準拠(2.4GHz、5GHzのデュアルチャネル対応) |
形状 | ファブレット |
サイズ | 147.0 × 83.0 × 9.7 mm |
質量 | 184.0 g |
連続通話時間 | 約430分(音声電話時・3G) 約530分(音声電話時・GSM) |
連続待受時間 | 約350時間(静止時・3G) 約310時間(静止時・LTE) 約310時間(静止時・GSM) |
内部メモリ | RAM:1GB ROM:16GB |
外部メモリ | microSD (2GBまで・ドコモ発表) microSDHC (32GBまで・ドコモ発表) |
日本語入力 | iWnn |
FeliCa | NFC |
赤外線通信機能 | なし |
Bluetooth | Bluetooth 3.0 + HS [1] |
放送受信機能 | ワンセグ |
備考 | 1.MHL対応。HDMIを利用するにはMHL変換アダプターが必要。 |
メインディスプレイ | |
方式 | HD SUPER AMOLED (PenTile RGBG配列) |
解像度 | 800×1280 WXGA |
サイズ | 5.3インチ |
表示色数 | 16,777,216色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約810万画素CMOS |
機能 | 顔検出AF Full HD動画撮影機能 |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 196万画素CMOS |
カラーバリエーション | |
Ceramic White | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
docomo NEXT series GALAXY Note SC-05D(ドコモ ネクストシリーズ ギャラクシー ノート エスシー ゼロゴ ディー)は、韓国のサムスン電子(サムスン・テレコミュニケーションズ・ジャパン)によって開発された、NTTドコモの第3.9世代移動通信システム(Xi)と第3世代移動通信システム(FOMA)のデュアルモード端末である。世界モデル「Galaxy Note」の日本モデルとなる。docomo NEXT seriesのひとつ。製品番号はSGH-N054。
キャッチコピーは「Phone? Tablet? It's Galaxy Note!」。
概要
従来のスマートフォンより大型の有機型ディスプレイとタッチペンを搭載した新しいカテゴリーの製品として開発された。分類上はスマートフォンであり、2012年現在日本で発売されるスマートフォンの中ではメインディスプレイのサイズが一番大きい。ワコムの電磁誘導方式を採用したタッチペンがついており、指でのタッチだけでなくペンでの操作も可能となっている。また、NFCは搭載しているが、おサイフケータイには対応していない。
また、グローバルモデル(GT-N7000)との相違としてはLTEの通信機能が追加されていること、ワンセグの受信機能が追加されていること、その代わりにFMラジオの受信機能が省かれていることが挙げられる。
なお、SIMカードはGALAXYシリーズ初のmicroSIM(ドコモminiUIMカード)専用である。
ドコモから発売された最後のAndroid 2.3で、2012年9月6日にAndroid 4.0にアップデートした。さらに2013年8月5日からはAndroid 4.1のアップデートが配信開始となった。
PCとの同期
Samsung Kies(サムスン キース)といわれるPC連携ソフトをパソコンにインストールすることで、連絡先、カレンダーの編集、保存、Outlookとの同期、さらに、メールやメモ、画像、動画、音楽などの管理、編集が可能となる。またOSのバージョンアップを行う際などにも利用することとなる。
メール・メッセンジャー
- spモードに対応し、iモードメールと同様@docomo.ne.jpのメールアドレスがそのまま利用可能となっている。iモードメール同様、絵文字、デコメール、デコメ絵文字も利用可能となっている。また、メールはリアルタイムプッシュで着信する。
- Android OS 2.3の特徴であるGmailの複数アカウントの同時利用が可能となる。また、Gmailはリアルタイムでプッシュ着信をする。
- 通常のメールアプリでは、複数のPOP、IMAPメールが利用可能であり、moperaメールはプッシュで着信する。
- メッセンジャーでは、Google Talkがプリインストールされている。また、マーケットからWindows Live Messengerをはじめ、様々なメッセンジャーアプリをインストールし、利用することが可能となる。
- エリアメールが搭載されている。なおエリアメールは緊急地震速報にしか対応しない。
ウェブブラウザ
ウェブブラウザはGoogle Chrome Liteベースのものが搭載され、Android OS 2.3の特徴でもあるAdobe Flash Player 11.1がアドオンされている。また、JavaScript(V8)もサポートされている。これにより、パソコンのブラウザとほぼ同等のフラッシュサイト、動画サイトが利用することが可能となり、ブラウザでYouTubeをはじめとした各種動画サイトが利用できる他フラッシュゲームなども動作する。
利用可能なアプリケーションマーケット
- Android標準のGoogle Play Storeが利用可能となっており、30万を超えるアプリケーションが利用可能となっている。
- サムスンが提供するアプリケーションサイトである、SAMSUNG Apps及びドコモが提供するアプリケーションサイト、dマーケットから様々なアプリケーションがダウンロードが可能となっている。
主な機能
主な対応サービス | |||
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タッチパネル/加速度センサー | Xi[2]/FOMAハイスピード[3] | Bluetooth | |
ワンセグ | メロディコール | テザリング 8台 | WiFi IEEE802.11a/b/g/n |
GPS | spモード/電話帳バックアップ | デコメール/デコメ絵文字/ |
iチャネル |
エリアメール[4]/ソフトウェアアップデート自動更新 | デジタルオーディオプレーヤー(WMA)(MP3他) | GSM/3Gローミング(WORLD WING) | フルブラウザ/Flash Player 11.1 |
Androidマーケット/dメニュー/dマーケット | Gmail/Google Talk/YouTube/Picasa | バーコードリーダ/ |
ドコモ地図ナビ/Google Maps/ストリートビュー |
歴史
- 2011年9月1日 - グローバルモデルが発表され[5]、ドイツを初め各国で発売された。
- 2012年3月28日 - NTTドコモ、およびサムスン・テレコミュニケーションズ・ジャパンより公式発表。
- 2012年3月29日 - グローバルモデルの販売台数が500万台を突破したとサムスンが発表[6]。
- 2012年3月29日 - 予約開始。
- 2012年4月6日 - 全国一斉発売開始。
- 2012年5月10日 - グローバルモデルがAndroid 4.0.3にバージョンアップ。
- 2012年8月15日 - 全世界の販売台数が1,000万台を突破したとサムスンが発表[7]
- 2012年9月6日 - ドコモ版もAndroid 4.0.4へバージョンアップ(Sペン機能強化やSノートアプリ機能追加等のソフトウェアアップデートも含む)[8]。しかし、本体のみによるアップデートでは正常にアップデートを開始できない場合があることが判明し、翌日、本体のみによるアップデートを中止。Samsung Kiesを利用したパソコン併用によるアップデートのみ公開[9]。9月12日に本体のみによるアップデートを再開。
- 2012年9月26日 - 後継の「Galaxy Note II」のグローバル版が発売開始。
- 2012年10月9日 - 韓国版がAndroid 4.1にアップデート。グローバル版も2013年1月にアップデート予定。
- 2012年11月16日 - 後継の「Galaxy Note II」のドコモ版SC-02Eが発売開始。
- 2013年4月8日 - ドコモ版の不具合修正、Google Playブックス追加のアップデート[8]。
- 2013年5月8日 - ドコモ版がAndroid 4.1バージョンアップ対象機種に選定される[10]。
- 2013年8月5日 - Android 4.1.2にバージョンアップ。[11]
- 2013年12月9日 - ドコモ版の不具合修正、「緊急通報」画面に選択表示される緊急通報番号(110番、119番、118番)の削除のアップデート[8][12]。
関連項目
- Samsung Galaxy
- Samsung Galaxy Note
- GALAXY Note II SC-02E - 後継機種。おサイフケータイに対応するが、NFCに非対応。
- ファブレット
脚注
- ^ 対応プロファイルHSP、HFP、OPP、A2DP、AVRCP、SPP、HID、PBAP、SAP
- ^ 受信時:75Mbps/送信時:25Mbps
- ^ 受信時:14Mbps/送信時:5.7Mbps
- ^ ただし、緊急地震速報のみ対応。
- ^ “Samsung、「Galaxy Tab 7.7」と5インチディスプレイの「Galaxy Note」を発表”. ITmedia. (2011年9月2日) 2012年6月1日閲覧。
- ^ “「Galaxy Note」、発売5カ月で500万台を販売--サムスン発表”. CNET Japan. (2012年3月29日) 2012年6月1日閲覧。
- ^ Samsung: 10 million Galaxy Notes have been sold, worldwide
- ^ a b c GALAXY Note SC-05Dの製品アップデート情報
- ^ ドコモ「GALAXY Note」のAndroid 4.0更新が一時中断、PC経由は引き続き提供
- ^ ドコモからのお知らせ : Android(TM)4.1、Android(TM)4.2へのバージョンアップ予定製品について | お知らせ | NTTドコモ
- ^ GALAXY Note SC-05Dの製品アップデート情報
- ^ 本ソフトウェアアップデート以降、緊急通報番号(110番、119番、118番)に発信する場合、「緊急通報」画面のダイヤル画面より該当の番号を入力する。
外部リンク
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Samsung Galaxy Note
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製造元 | サムスン電子 |
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種別 | スマートフォン, ファブレット |
OS | Android |
入力機器 | タッチパネル, スタイラス |
関連商品 | Samsung Galaxy |
Samsung Galaxy Note(サムスン ギャラクシー・ノート)は、サムスン電子が開発・生産・販売を行うAndroidベースのファブレットと呼ばれるハイエンドスマートフォンおよびタブレットである。
他のシリーズとの大きな違いの1つに、Sペンと呼ばれるスタイラスタイプのペンが付属しているペン・コンピューティングのモデルである。また、Galaxy Noteシリーズでは、scrapbookingアプリやS分割スクリーンのマルチタスキングなどの大きいスクリーンに順応するソフトウェア機能も含む[注 1][注 2]。
サムスン電子は、2011年9月から2013年10月の間に5000万台を超えるGalaxy Noteを販売している[要出典]。
主な搭載機能(ソフトウェア・ハードウェアを含む)
- GalaxyNotes(グローバル版・日本版共通)
- Sノート(グローバル版・日本版共通)
- おサイフケータイ(日本版)
- FeliCa(日本版)
- Sペンリモコン(最近のモデルに搭載)
- Smart Switch(サムスン開発の管理ツールアプリ)
- ゲームセンター(Sシリーズ(Aシリーズを含む)と同様、最近のモデルに搭載[1][出典無効])
※これらは、最近[いつ?]発売される新モデルや過去[いつ?]に発売された旧モデルのとでは機能の内容が異なる[注 3]。
グローバル・モデル(日本版を含む)
世界各国で発売されるモデルをシリーズ名で記述する。※日本国内向けのモデルについては家電量販店におけるSIMフリー端末の様な直販方式での正規販売しかなく、日本の携帯電話会社とのキャリア契約が必須での販売方式で各携帯キャリア[注 4]の各契約者へ向けて販売を前提にしている。その他、以下の端末の内、日本未発売かつ、グローバル向けに販売している端末も含む一覧になる。
※また、脚注内は取り扱い携帯キャリアと日本での発売展開したかの有無を表す。
スマートフォン(ファブレット)
※日本においては国外での販売においての取り扱い方法とは異なり、各Noteシリーズのナンバリング形式で順次に発売をしていくという方針では販売はしていない[注 5]。
- GALAXY Note[注 6]
- GALAXY Note II[注 7]
- GALAXY Note 3
- GALAXY Note 4[注 8]
- GALAXY Note Edge[注 9]
- GALAXY Note Edge[注 10]
- Galaxy Note 5[注 11]
- Galaxy Note 7[注 12]
- Galaxy Note Fan Edition[注 13]
- Galaxy Note8[注 14]
- Galaxy Note9[注 15]
- Galaxy Note10[注 16]
- Galaxy Note10+[注 17]
- Galaxy Note10 5G[注 18]
- Galaxy Note10+ 5G[注 19]
- Galaxy Note 20[注 20]
- Galaxy Note 20 Ultra[注 21]
タブレット(※日本国内では未発売)
脚注
注釈
- ^ 最近のGalaxy Noteには、過去に発売された初代(Noteシリーズとして)モデルよりも使える機能が増えている。(アップデート等で対応)
- ^ その他、Galaxy Sシリーズの特有機能のひとつでもあるAlways-on-displaysを使ったスリープ中に文字を書き込めるメモ機能を搭載している。
- ^ 利用する国にもよる。
- ^ SoftBankを除き、ドコモまたはauのショップで発売されている。
- ^ 取り扱い店は基本(日本)、携帯電話キャリア(UQモバイル等を含む)のみの販売のためである。日本未発売端末以外は基本的に扱っているという現状である[2][出典無効]。
- ^ docomo NEXT series GALAXY Note SC-05Dとして発売。
- ^ 日本国内ではdocomo NEXT seriesのGALAXY Note IIとして発売
- ^ 日本では未発売
- ^ 日本国内:NTTドコモ
- ^ 日本国内:au
- ^ 日本では未発売
- ^ 2016年にNote7として登場したため、「Note6」という機種は存在しない。6をぬかした理由について、Galaxy UNPACKEDでは「6を飛び越える進化をした」と説明している。製品は発表・発売されたが、バッテリーの不具合による発火事故が相次いで発生し、発売した各国でリコールされ、発売が確実視されていた日本でも発売はされなかった。
- ^ 日本未発売
- ^ ドコモ、au
- ^ ドコモ、au
- ^ 日本未発売
- ^ ドコモ、au、楽天モバイル
- ^ 日本未発売
- ^ 日本未発売
- ^ 日本未発売
- ^ ドコモ、au
出典
- ^ Samsung Galaxyを参照。
- ^ 他の同シリーズの販売国については以下の各リンク先ページを参照。
関連項目
外部リンク
「Galaxy Note」の例文・使い方・用例・文例
- GALAXY Noteのページへのリンク