GALAXY Noteとは? わかりやすく解説

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GALAXY Note SC-05D

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SC-05D

(GALAXY Note から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/18 18:29 UTC 版)

NTTドコモ GALAXY Note(SC-05D)

GALAXY Note 海外版(日本版はロゴがNTT docomo Xiに変わっており、本体色は白のみ)
キャリア NTTドコモ
製造 サムスン電子
発売日 2012年4月6日
概要
OS Android 2.3.6 → 4.0.4 →4.1.2
CPU Qualcomm Snapdragon S3
APQ8060 1.5GHz
音声通信方式 3GFOMAW-CDMA
2GGSM
(3G:800MHz2GHz)
(2G:850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz)
データ通信方式 3.9G Xi
3.5GFOMAHSDPA/HSUPA
2GEDGE
IEEE 802.11a/b/g/n準拠(2.4GHz、5GHzのデュアルチャネル対応)
形状 ファブレット
サイズ 147.0 × 83.0 × 9.7 mm
質量 184.0 g
連続通話時間 約430分(音声電話時・3G)
約530分(音声電話時・GSM)
連続待受時間 約350時間(静止時・3G)
約310時間(静止時・LTE)
約310時間(静止時・GSM)
内部メモリ RAM:1GB
ROM:16GB
外部メモリ microSD
(2GBまで・ドコモ発表)
microSDHC
(32GBまで・ドコモ発表)
日本語入力 iWnn
FeliCa NFC
赤外線通信機能 なし
Bluetooth Bluetooth 3.0 + HS [1]
放送受信機能 ワンセグ
備考 1.MHL対応。HDMIを利用するにはMHL変換アダプターが必要。
メインディスプレイ
方式 HD SUPER AMOLED
(PenTile RGBG配列)
解像度 800×1280
WXGA
サイズ 5.3インチ
表示色数 16,777,216色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約810万画素CMOS
機能 顔検出AF
Full HD動画撮影機能
サブカメラ
画素数・方式 196万画素CMOS
カラーバリエーション
Ceramic White
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

docomo NEXT series GALAXY Note SC-05D(ドコモ ネクストシリーズ ギャラクシー ノート エスシー ゼロゴ ディー)は、韓国サムスン電子(サムスン・テレコミュニケーションズ・ジャパン)によって開発された、NTTドコモ第3.9世代移動通信システムXi)と第3世代移動通信システムFOMA)のデュアルモード端末である。世界モデル「Galaxy Note」の日本モデルとなる。docomo NEXT seriesのひとつ。製品番号はSGH-N054

キャッチコピーは「Phone? Tablet? It's Galaxy Note!」。

概要

従来のスマートフォンより大型の有機型ディスプレイとタッチペンを搭載した新しいカテゴリーの製品として開発された。分類上はスマートフォンであり、2012年現在日本で発売されるスマートフォンの中ではメインディスプレイのサイズが一番大きい。ワコムの電磁誘導方式を採用したタッチペンがついており、指でのタッチだけでなくペンでの操作も可能となっている。また、NFCは搭載しているが、おサイフケータイには対応していない。

また、グローバルモデル(GT-N7000)との相違としてはLTEの通信機能が追加されていること、ワンセグの受信機能が追加されていること、その代わりにFMラジオの受信機能が省かれていることが挙げられる。

なお、SIMカードGALAXYシリーズ初のmicroSIM(ドコモminiUIMカード)専用である。

ドコモから発売された最後のAndroid 2.3で、2012年9月6日にAndroid 4.0にアップデートした。さらに2013年8月5日からはAndroid 4.1のアップデートが配信開始となった。

PCとの同期

Samsung Kies(サムスン キース)といわれるPC連携ソフトをパソコンにインストールすることで、連絡先、カレンダーの編集、保存、Outlookとの同期、さらに、メールやメモ、画像、動画、音楽などの管理、編集が可能となる。またOSのバージョンアップを行う際などにも利用することとなる。

メール・メッセンジャー

  • spモードに対応し、iモードメールと同様@docomo.ne.jpのメールアドレスがそのまま利用可能となっている。iモードメール同様、絵文字デコメールデコメ絵文字も利用可能となっている。また、メールはリアルタイムプッシュで着信する。
  • Android OS 2.3の特徴であるGmailの複数アカウントの同時利用が可能となる。また、Gmailはリアルタイムでプッシュ着信をする。
  • 通常のメールアプリでは、複数のPOPIMAPメールが利用可能であり、moperaメールはプッシュで着信する。
  • メッセンジャーでは、Google Talkがプリインストールされている。また、マーケットからWindows Live Messengerをはじめ、様々なメッセンジャーアプリをインストールし、利用することが可能となる。
  • エリアメールが搭載されている。なおエリアメールは緊急地震速報にしか対応しない。

ウェブブラウザ

ウェブブラウザGoogle Chrome Liteベースのものが搭載され、Android OS 2.3の特徴でもあるAdobe Flash Player 11.1がアドオンされている。また、JavaScript(V8)もサポートされている。これにより、パソコンのブラウザとほぼ同等のフラッシュサイト、動画サイトが利用することが可能となり、ブラウザでYouTubeをはじめとした各種動画サイトが利用できる他フラッシュゲームなども動作する。

利用可能なアプリケーションマーケット

  • Android標準のGoogle Play Storeが利用可能となっており、30万を超えるアプリケーションが利用可能となっている。
  • サムスンが提供するアプリケーションサイトである、SAMSUNG Apps及びドコモが提供するアプリケーションサイト、dマーケットから様々なアプリケーションがダウンロードが可能となっている。

主な機能

主な対応サービス
タッチパネル加速度センサー Xi[2]FOMAハイスピード[3] Bluetooth DCMXおサイフケータイ赤外線トルカNFC
ワンセグ メロディコール テザリング 8台 WiFi IEEE802.11a/b/g/n
GPS spモード電話帳バックアップ デコメールデコメ絵文字デコメアニメ iチャネル
エリアメール[4]/ソフトウェアアップデート自動更新 デジタルオーディオプレーヤー(WMA)(MP3他) GSM3GローミングWORLD WING フルブラウザFlash Player 11.1
Androidマーケット/dメニュー/dマーケット GmailGoogle TalkYouTubePicasa バーコードリーダ名刺リーダ ドコモ地図ナビGoogle Mapsストリートビュー

歴史

  • 2011年9月1日 - グローバルモデルが発表され[5]ドイツを初め各国で発売された。
  • 2012年3月28日 - NTTドコモ、およびサムスン・テレコミュニケーションズ・ジャパンより公式発表。
  • 2012年3月29日 - グローバルモデルの販売台数が500万台を突破したとサムスンが発表[6]
  • 2012年3月29日 - 予約開始。
  • 2012年4月6日 - 全国一斉発売開始。
  • 2012年5月10日 - グローバルモデルがAndroid 4.0.3にバージョンアップ。
  • 2012年8月15日 - 全世界の販売台数が1,000万台を突破したとサムスンが発表[7]
  • 2012年9月6日 - ドコモ版もAndroid 4.0.4へバージョンアップ(Sペン機能強化やSノートアプリ機能追加等のソフトウェアアップデートも含む)[8]。しかし、本体のみによるアップデートでは正常にアップデートを開始できない場合があることが判明し、翌日、本体のみによるアップデートを中止。Samsung Kiesを利用したパソコン併用によるアップデートのみ公開[9]。9月12日に本体のみによるアップデートを再開。
  • 2012年9月26日 - 後継の「Galaxy Note II」のグローバル版が発売開始。
  • 2012年10月9日 - 韓国版がAndroid 4.1にアップデート。グローバル版も2013年1月にアップデート予定。
  • 2012年11月16日 - 後継の「Galaxy Note II」のドコモ版SC-02Eが発売開始。
  • 2013年4月8日 - ドコモ版の不具合修正、Google Playブックス追加のアップデート[8]
  • 2013年5月8日 - ドコモ版がAndroid 4.1バージョンアップ対象機種に選定される[10]
  • 2013年8月5日 - Android 4.1.2にバージョンアップ。[11]
  • 2013年12月9日 - ドコモ版の不具合修正、「緊急通報」画面に選択表示される緊急通報番号110番119番118番)の削除のアップデート[8][12]

関連項目

脚注

  1. ^ 対応プロファイルHSPHFPOPPA2DPAVRCPSPPHIDPBAPSAP
  2. ^ 受信時:75Mbps/送信時:25Mbps
  3. ^ 受信時:14Mbps/送信時:5.7Mbps
  4. ^ ただし、緊急地震速報のみ対応。
  5. ^ “Samsung、「Galaxy Tab 7.7」と5インチディスプレイの「Galaxy Note」を発表”. ITmedia. (2011年9月2日). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1109/02/news018.html 2012年6月1日閲覧。 
  6. ^ “「Galaxy Note」、発売5カ月で500万台を販売--サムスン発表”. CNET Japan. (2012年3月29日). http://japan.cnet.com/news/business/35015644/ 2012年6月1日閲覧。 
  7. ^ Samsung: 10 million Galaxy Notes have been sold, worldwide
  8. ^ a b c GALAXY Note SC-05Dの製品アップデート情報
  9. ^ ドコモ「GALAXY Note」のAndroid 4.0更新が一時中断、PC経由は引き続き提供
  10. ^ ドコモからのお知らせ : Android(TM)4.1、Android(TM)4.2へのバージョンアップ予定製品について | お知らせ | NTTドコモ
  11. ^ GALAXY Note SC-05Dの製品アップデート情報
  12. ^ 本ソフトウェアアップデート以降、緊急通報番号(110番、119番、118番)に発信する場合、「緊急通報」画面のダイヤル画面より該当の番号を入力する。

外部リンク

先代
-
GALAXY Note
GALAXY Note SC-05D
次代
GALAXY Note II SC-02E

Samsung Galaxy Note

(GALAXY Note から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/20 13:28 UTC 版)

Samsung Galaxy Note
製造元 サムスン電子
種別 スマートフォン, ファブレット
OS Android
入力機器 タッチパネル, スタイラス
関連商品 Samsung Galaxy

Samsung Galaxy Note(サムスン ギャラクシー・ノート)は、サムスン電子が開発・生産・販売を行うAndroidベースのファブレットと呼ばれるハイエンドスマートフォンおよびタブレットである。

他のシリーズとの大きな違いの1つに、Sペンと呼ばれるスタイラスタイプのペンが付属しているペン・コンピューティングのモデルである。また、Galaxy Noteシリーズでは、scrapbookingアプリやS分割スクリーンのマルチタスキングなどの大きいスクリーンに順応するソフトウェア機能も含む[注 1][注 2]

サムスン電子は、2011年9月から2013年10月の間に5000万台を超えるGalaxy Noteを販売している[要出典]

主な搭載機能(ソフトウェア・ハードウェアを含む)

この項目の大部分の内容は、Galaxy Noteシリーズでなくても利用できる機能です。Galaxy全体の機能については、Galaxy#機能・仕様を参照してください。
  • GalaxyNotes(グローバル版・日本版共通)
  • Sノート(グローバル版・日本版共通)
  • おサイフケータイ(日本版)
  • FeliCa(日本版)
  • Sペンリモコン(最近のモデルに搭載)
  • Smart Switch(サムスン開発の管理ツールアプリ)
  • ゲームセンター(Sシリーズ(Aシリーズを含む)と同様、最近のモデルに搭載[1][出典無効]

※これらは、最近[いつ?]発売される新モデルや過去[いつ?]に発売された旧モデルのとでは機能の内容が異なる[注 3]

グローバル・モデル(日本版を含む)

世界各国で発売されるモデルをシリーズ名で記述する。※日本国内向けのモデルについては家電量販店におけるSIMフリー端末の様な直販方式での正規販売しかなく、日本の携帯電話会社とのキャリア契約が必須での販売方式で各携帯キャリア[注 4]の各契約者へ向けて販売を前提にしている。その他、以下の端末の内、日本未発売かつ、グローバル向けに販売している端末も含む一覧になる。

※また、脚注内は取り扱い携帯キャリアと日本での発売展開したかの有無を表す。

スマートフォン(ファブレット)

※日本においては国外での販売においての取り扱い方法とは異なり、各Noteシリーズのナンバリング形式で順次に発売をしていくという方針では販売はしていない[注 5]

タブレット(※日本国内では未発売)

脚注

注釈

  1. ^ 最近のGalaxy Noteには、過去に発売された初代(Noteシリーズとして)モデルよりも使える機能が増えている。(アップデート等で対応)
  2. ^ その他、Galaxy Sシリーズの特有機能のひとつでもあるAlways-on-displaysを使ったスリープ中に文字を書き込めるメモ機能を搭載している。
  3. ^ 利用する国にもよる。
  4. ^ SoftBankを除き、ドコモまたはauのショップで発売されている。
  5. ^ 取り扱い店は基本(日本)、携帯電話キャリア(UQモバイル等を含む)のみの販売のためである。日本未発売端末以外は基本的に扱っているという現状である[2][出典無効]
  6. ^ docomo NEXT series GALAXY Note SC-05Dとして発売。
  7. ^ 日本国内ではdocomo NEXT seriesのGALAXY Note IIとして発売
  8. ^ 日本では未発売
  9. ^ 日本国内:NTTドコモ
  10. ^ 日本国内:au
  11. ^ 日本では未発売
  12. ^ 2016年にNote7として登場したため、「Note6」という機種は存在しない。6をぬかした理由について、Galaxy UNPACKEDでは「6を飛び越える進化をした」と説明している。製品は発表・発売されたが、バッテリーの不具合による発火事故が相次いで発生し、発売した各国でリコールされ、発売が確実視されていた日本でも発売はされなかった。
  13. ^ 日本未発売
  14. ^ ドコモ、au
  15. ^ ドコモ、au
  16. ^ 日本未発売
  17. ^ ドコモ、au、楽天モバイル
  18. ^ 日本未発売
  19. ^ 日本未発売
  20. ^ 日本未発売
  21. ^ ドコモ、au

出典

  1. ^ Samsung Galaxyを参照。
  2. ^ 他の同シリーズの販売国については以下の各リンク先ページを参照。

関連項目

外部リンク


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