海賊衆とは? わかりやすく解説

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かいぞく‐しゅう【海賊衆】

読み方:かいぞくしゅう

海賊2」に同じ。


海賊衆

読み方:カイゾクシュウ(kaizokushuu)

中世海岸地帯島々根拠地として活動した地方豪族とその集団


水軍

(海賊衆 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 10:10 UTC 版)

水軍(すいぐん)は、東アジア漢字文化圏における伝統的な水上兵力の呼称である。西洋近代軍事における海軍に相当するが、東洋の水軍においては河川湖沼における水上兵力の比重も大きい。水師船師舟師ともいう。集団化・組織化すると、海賊警固衆(けごしゅう)、船手組(ふなてぐみ)、船党などの呼称もある。


  1. ^ 今治市村上水軍博物館パンフレット「"日本最大の海賊"能島村上氏」
  2. ^ a b わがふるさとと愛媛学V ~平成9年度 愛媛学セミナー集録~ 日本史の中の水軍 - 愛媛県生涯学習センター データベース『えひめの記憶』
  3. ^ 世界大百科事典第2版【水軍】 - コトバンク
  4. ^ 歴史群像シリーズ9 毛利元就 pp.118-124・宇田川武久「"厳島"を制した毛利直轄水軍」(1988年 学習研究社
  5. ^ 世界大百科事典第2版【海上警固役】 - コトバンク
  6. ^ 世界大百科事典第2版【海賊衆】 - コトバンク
  7. ^ 世界大百科事典第2版【船手組】 - コトバンク
  8. ^ 網野善彦 編『職人と芸能』( 吉川弘文館、1994年)ISBN 464202705X pp.19-23.
  9. ^ 金谷匡人『海賊たちの中世』(吉川弘文館、 1998年)ISBN 4642054561} pp.92-102.
  10. ^ 海保嶺夫 『エゾの歴史』(講談社学術文庫、2006年) 117,149-152頁 ISBN 978-4-0615-9750-1
  11. ^ 木村裕俊『道南十二館の謎』(北海道出版企画センター、2017年)95-98,137-138頁 ISBN 978-4-8328-1701-2
  12. ^ 函館市史 通説編1 通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世 第1章 安東氏及び蠣崎氏 第3節 中世期の商品流通
  13. ^ 五所川原市の地域経済循環分析 安東氏の活動範囲は北海道樺太のほか大陸にも及んでいたという
  14. ^ 十三湊遺跡”. 五所川原観光情報局(公式ウェブサイト). 五所川原観光協会. 2018年6月10日閲覧。
  15. ^ 木立 随学 日持上人開教の事績-津軽十三湊をめぐって - 日蓮宗 現代宗教研究所 『十三往来』の原文掲載あり
  16. ^ 盛本昌広『日本中世の贈与と負担』(校倉出版、1997年)「後北条氏の水産物上納制の展開」
  17. ^ 近藤浩一「東アジア海域と倭寇 9 世紀末の新羅海賊との比較史的考察を通して」(『京都産業大学論集. 人文科学系列』47号、 2014年)p.129


「水軍」の続きの解説一覧

海賊衆(水軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 01:22 UTC 版)

海賊」の記事における「海賊衆(水軍)」の解説

詳細は「水軍」を参照 中世日本活動した交易を行う傍ら船舶への略奪、あるいは逆に金銭取って船舶航行警護組織的に行った沿岸国人土豪の事を海賊衆と呼んだ実際に略奪というよりは帆別銭警固料(通行税)の取り立て生計立てていた。この頃の海賊衆には瀬戸内海村上氏志摩半島九鬼氏などが知られる。しかし豊臣秀吉1588年8月29日天正16年7月8日)に刀狩とともに海賊停止令発令し以降は、これらの豪族帆別銭取立て海賊行為を働くことは難しくなり大名水軍へと転化し消滅した

※この「海賊衆(水軍)」の解説は、「海賊」の解説の一部です。
「海賊衆(水軍)」を含む「海賊」の記事については、「海賊」の概要を参照ください。

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