海賊船ユーラスティア号の仲間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/08 09:42 UTC 版)
「少女海賊ユーリ」の記事における「海賊船ユーラスティア号の仲間」の解説
以下のメンバーの他にも、たくさんの乗組員がいることが挿絵から伺える。 カラザン ユーラスティア号の一番奥の船室に引き篭っている、百一歳を過ぎた老海賊。「予言者カラザン」と呼ばれている。 自室はきついにおいの香が焚き込められており、足は萎えていて車椅子に乗り、両目は白く濁っていてものを見ることはできないが、どこか違う場所を見ているような予言は外れた事が無い。しかし、その予言の大抵は不吉なものばかり。頼み事がある時は鈴を鳴らして人を呼ぶ。 頭の中にある、ユーラスティア号の100年以上の航海の記録を書き留めることが仕事。目が見えないので、硬いペンで力強く文字を書き、それを紙の裏から指でなぞって読む。 ガラナン 片目にアイパッチをしている、銃の名手。その腕前は、飛んでいるハエでさえ撃ち落とす程に一流。 デミル 頭の禿げ上がった発明家。だが、その発明品は成功よりも失敗のほうが遥かに多いといわれている。非番の時は船内の実験室で発明をしているが、他のメンバーから迷惑がられている。掛けている眼鏡は様々な工具が仕込んであり、二つのレンズを合わせて太陽の光をあつめ、火を起こす事もできるらしい。 ロメス ユーラスティア号の優秀な操舵手であり、剣術の達人でもある。髪が長く、顔面に傷跡がある。 ドミノス 大きなシルクハットをかぶった手品師。 風が無くて退屈にしていたときに、ユーリが気合を入れようとハンカチに包まれた金貨を、同じハンカチで中身を入れ替えた偽物にすり替えたり、さまよえる宝島の光のトリックを見破ったりと、手品師として優秀な技術を持つ。 ビノ 八の字型の口髭を生やしている、槍の名人。 マルロー 鼻の赤い船医。腕はいいがかなりの大酒飲みで、いつも治療の前に味がひどく悪いが消毒薬や気付け薬に愛用しているウイスキーを一口飲む。 ポッポ 元は王宮の料理人だった、ユーラスティア号のコック。愛用している包丁セットは、ロメスの剣よりも切れ味がいいのではないかと言われている。 ガーグ 心の優しい怪力の大男。白ヤギのメイヤを妹のように大事にしている。ユーラスティア号の海賊が十人がかりでもなかなか動かない帆のロープを一人で引いたり、オーデニアの襲撃で荒らされたベルゼ島の復興に、二十人分働いた。 アッカ ザーナンの母・ティラの白いイルカ。海竜の子供を育てられる海を探す為、海に不慣れなザーナンをユーラスティア号に預けたティラが、アザラシの毛皮と一緒に自分の代わりに置いて行った。ザーナンとは心と心の絆で結ばれている。 ヨハン ノエルの弟。金髪のかわいい男の子。ラドニア島が征服された後、ある人物と共にオーデニアの目を盗んで逃げ回っていたが、悪者に北端の氷の大陸へ連れて行かれ、そこでノエルと再会。ユーラスティア号の仲間になった。無邪気で純粋な性格で誰にでも笑顔で話しかける。特にレニーとは兄弟並みに仲がよく、他のメンバーからも可愛がられている。
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