藤原純友とは? わかりやすく解説

ふじわら‐の‐すみとも〔ふぢはら‐〕【藤原純友】

読み方:ふじわらのすみとも

[?〜941平安中期貴族伊予掾(じょう)となって下向瀬戸内海の海賊結んで反乱起こしたが、敗れて殺された。→承平天慶(じょうへいてんぎょう)の乱


藤原純友

作者海音寺潮五郎

収載図書悪人列伝 古代新装版
出版社文藝春秋
刊行年月2006.11
シリーズ名文春文庫


藤原純友

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 12:25 UTC 版)

藤原 純友(ふじわら の すみとも)は、平安時代中期の貴族海賊藤原北家右大弁藤原遠経の孫。大宰少弐・藤原良範の三男[5]。弟に藤原純乗がいる。官位従五位下[5][注釈 1]伊予掾[5]


注釈

  1. ^ 実際に、天慶3年(940年)2月、反乱を起こした純友を懐柔するために、朝廷は純友を従五位下に叙したとされる。
  2. ^ ただし、この過程については、土着する過程で自らが海賊化したとする説[要出典]と、伊予に土着後に後任の伊予守である紀淑人に協力して海賊の帰順にあたっているうちにその信望を集めたものの紀淑人への不満から彼らに推されて指導者となったとする説がある[要出典]
  3. ^ 『姓氏家系大辞典』では肥前国の豪族である大村直の後裔とする。
  4. ^ 『中秋記』、『中右記』、『百錬抄』などには元永2年(1119年)の出来事として関連する記事が見える。

出典

  1. ^ 松原 1999, p. 192.
  2. ^ 寺内 2022, p. 163.
  3. ^ 寺内 2022, p. 1.
  4. ^ 洞院 1903, p. 76.
  5. ^ a b c d e f 尊卑分脈[4]
  6. ^ 松原 1999, p. 130.
  7. ^ a b 福田 1995, p. 50.
  8. ^ 『有馬系図』
  9. ^ 『大村系図』
  10. ^ a b 亀井英希「藤原純友伝承に関する一考察」『研究紀要』第6巻、愛媛県歴史文化博物館、2001年3月、1-13頁、doi:10.24484/sitereports.119186-29551CRID 1390573407598617984 
  11. ^ 『姓氏家系大辞典』『蒲池物語』『筑後国史』。


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