築土神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/03 07:18 UTC 版)
築土神社(つくどじんじゃ)は、東京都千代田区九段にある神社である。通称、築土明神。
注釈
- ^ 御神体の「首桶」なるものは、『東京市史稿』市街篇第2巻186頁に写真が残されている。蓋上面に「江戸/上平川」、側面に「江戸郷/上平河村」と墨書されており、何らかの神宝を納めるために作られた中世の曲物(まげもの)であったようである。
- ^ 『江戸名所図会』では天正7年(1580年)[3]。
- ^ 築土神社は、1945年(昭和20年)まで、氏子地域から離れた新宿区筑土八幡町にあり、筑土八幡神社と並んで鎮座していた。この一帯は筑土八幡神社の氏子地域である。市谷船河原町の外堀通りからアンスティチュ・フランセ東京(旧東京日仏学院)への入口にある摂社は、古代の「さねかずら」という美女にまつわる「掘兼の井」の故地であるとする伝承がある。『江戸名所記』所収「掘兼の井」の記述はここをさすと見られる。当町にはかつて氏子総代をつとめた旧家があり、平安時代に京都でさらされていた平将門の首級を密かに奪い取って持ち帰った者の子孫であったと言い伝えられていたという。
出典
[続きの解説]
固有名詞の分類
- 築土神社のページへのリンク