案内屋(クーロン・ナビ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 02:02 UTC 版)
「クーロンズゲート」の記事における「案内屋(クーロン・ナビ)」の解説
胡同の案内人で、リッチの部下達。複雑極まりなく入り組んだ胡同において、道順の案内の他、偵察や仕掛けの調査、胡同からの脱出などで主人公を全面的にバックアップする。しかし一度に大量の情報を話し、聞き返す事もできないためメモは必須。 リトル・フライ 声 - 福士恵二 龍城路のナビ。小型のフライビーグルを自在に乗りこなす小男。自分の身長にコンプレックスを抱いているのか、背の高い帽子を被っている。アヒルのクチバシを思わせるマスクをしており、かったるそうに喋るが協力的。 ハニー・レディ 声 - 五十嵐麗 龍津路のナビを務める隻眼の女性。昆虫をモチーフにしたセクシーなコスチュームに身を包み、アクロバティックな動きを見せる。大人の女性を感じさせる冷静で的確な助言を与えてくれる。隠れている顔の右半分はケロイド状に爛れており、ローヤルゼリーを飲んで肌の手入れをしている。 ミスター・ドープマン 声 - 龍田直樹 西城路のナビ。筋肉増強剤で作り上げた強靭な体で、豪快に壁を割り、床を破って現れる。そのマッシブな巨体に反して声は甲高く、性格も陽気。本体は頭部の中に存在し、肉体に見える部分は彼が操縦する乗り物のようなものであるらしい。 バンブージー 声 - 町田義人 大井路のナビ。緑色の覆面を被り、左手に装備した鉤爪と竹の棒を駆使して身軽に飛び回る。香港の建設現場で高所鳶をしていたが、怪我のためにナビに転職した過去を持つ。攻撃的な外見だが性格は穏やか。自分のことを無口だと言いながらよく喋る。
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案内屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 04:17 UTC 版)
案内屋(あんないや)は霊に関するエキスパートであり、陰魄退治や陽魂の保護などを行う。それらの仕事は内容によって仏滅、赤口といった六曜を基にした名前で呼ばれる。「梵術」と呼ばれる術を使う。一般に名跡襲名制に似た襲名を行い、各自自分の師匠の名跡(姓)と本名(名)を合成した名前を名乗っている。案内屋の名跡である姓には「神」という字が含まれ、そのまま案内屋の最も得意とする属性(明神=空・神吹=風・火神楽=火・湟神=水など)を表す。
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案内屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 04:17 UTC 版)
明神勇一郎(ミョウジン ゆういちろう) 故人。明神の師匠で、先代の「明神」の称号の持ち主。本姓は不明。黒いサングラスとコートを愛用し、サングラスは絶対に外さない。「うたかた荘」を購入し、身寄りのない明神を拾って共同生活を送りながら、明神に案内屋の修行を手ほどきした。性格は豪放磊落で、つかみどころがなく飄々としている。明神へ「お嫁にいけんぞ」と言ったり、澪にいい加減なうたかた荘の地図を送ったりするなど、滅茶苦茶で周囲を戸惑わせるような言動が多い。澪の言によれば「ドエロ」でもあったようで、実際彼女に対するセクハラはかなり強烈だった。 案内屋として強い力を持っていたが、ハセとの戦いで明神をかばい、絶命した。魂はハセに囚われていたが、後の再戦時にダメージを受けたハセから吐き出されて開放。明神に新たな力である「空の梵痕(キャのサン=スティグマ)」を授け、その使い方を伝授した上で「それが出来れば一人前だ」と告げて昇天した。剄の総量は素人に毛が生えた程度で、当代明神の10分の1以下であった。抜群の技術力やセンスで歴代の明神最強と呼ばれる戦闘能力を持っていたが、発揮できる力の最大値が低いために、強敵には苦戦を強いられることもあった。身寄りの無い明神を育てていたのは、来るべき戦いに備えて人間側の切り札を用意するためでもあった。 湟神澪(コウガミ みお) 腹に「水の梵痕(バのサン=スティグマ)」を持つ。本名は園城寺澪(おんじょうじ みお)。趣味はぬいぐるみ集め。スタイル抜群の美人で、白のニッカボッカを着用し、ハンチング帽を被る。治癒術・結界術に長けており、戦闘では腰に提げたペットボトルの水と、刀を武器とする。性格は威勢のいい姉御肌で、普段は冷静に振る舞っているが、沸点は低く短気な一面もある。アズミのことをとても可愛がっている。 幼い頃に両親を亡くした孤児であり、師匠の湟神一兆に引き取られる。荒れた青春時代を送っており、14歳にしてレディースのリーダーになっていた。一兆との修行からもたびたび逃亡していたが、その度に先代明神に連れ戻された。 無縁断世を巡る戦いへ向け、先代明神の死を知らないまま、先代明神を訪ねてうたかた荘を訪れる。弟子時代の明神との面識はなかったが、過去、師匠に連れられた姿を見ていたため明神の存在自体は知っており、うたかた荘に合流後はシャボン玉を利用した修行で彼を鍛えた。 襲来したパラノイドサーカスが人間に危害を加えないよう、自ら決闘を提案する。すぐにでも戦闘をしたいミズチに交換条件として右腕を持っていかれ、不利な状況のまま最初の戦いに臨む。 神吹白金(カンブキ シロガネ) 自称「プラチナ」。腰に巻いたライダーベルトの中に「風の梵痕(カのサン=スティグマ)」を持つ。自称「世界を救うヒーロー風(カ)のプラチナ」。性格も容姿も派手で、後ろ髪だけが黒い白髪の優男で、着崩したスーツとサングラス、梵字の書かれたライダーベルトを身に着けている。幼少の頃に神吹銀一の元へ養子として預けられ、以降は銀一流スパルタ教育を受けた。湟神澪や火神楽正宗とは修行時代からの幼なじみである。澪に恋心を抱いていたが、彼女にはパシリ扱いされていた。「世を忍ぶ仮の姿」はサラリーマンであり、髪を黒く染めた地味な外見で非常に腰が低い。 火神楽正宗(ヒカグラ まさむね) 「火の梵痕(ラのサン=スティグマ)」を持つ。タバコを咥え、右目に眼帯を装着している。髪の毛は眼帯のない左側の一部だけが白い。幼い頃に両親を戦争で失い、傭兵であった先代の火神楽に拾われ案内屋になる。白金とは修行を共にした親友であり、よき相談相手でもある。白金の本心を当時から知っていた。周囲が熱くなったり盛り上がったりしている中でもポーカーフェイスを崩さない。 湟神一兆(コウガミ いっちょう) 澪の師匠で、育ての親でもある。長い白髪と髭をたくわえた小柄な和装の老人。本名は神山一兆(かみやま いっちょう)。左胸に「水の梵痕(バのサン=スティグマ)」を持つ。全国の除霊師や案内屋との間に広いネットワークを持つ、霊能力者たちのリーダー的存在である。17年前、先代明神とともに桶川雪乃と対面し、彼女の意志を確かめた。その後は雪乃を守るためパラノイドサーカスと戦う。 火神楽・M・忠勝(ヒカグラ・マイク・ただかつ) 正宗の師匠。右腕に「火の梵痕(ラのサン=スティグマ)」を持つ。黒々とした口髭が特徴の中年男性で、サングラスと葉巻を愛用している。14年前の戦いでは、長距離火力による狙撃で敵を追い込む役割を果たしていた。軽い人間が嫌いで、軽口を叩く先代明神に説教する場面もある。海外で傭兵の経験があり、「バレットイーグル」という名の非合法バーのマスターをしていた。 神吹銀一(カンブキ ぎんいち) プラチナの師匠。本名は松倉銀一(まつくら ぎんいち)。左の掌に「風の梵痕(カのサン=スティグマ)」を持つ。「処刑者銀一」と恐れられている。端正な顔に眼鏡をかけ、スーツを着こなす。高い分析力を持ち、14年前の戦いにおいて、案内屋の中に裏切り者がいる可能性を指摘した。また、アニマたちの背後にいる統率者の存在も予想していた。仮の姿は高校教師で、世界史を担当していた。弟子や生徒に厳しすぎる一面があり、受けは悪かったらしい。 壊神幽響(エガミ ゆうこう) 「地」の梵痕(アのサン=サティグマ)を持つ元案内屋。壮年の男性で、額の左側に銃痕のようなものが見られる。トランプを所持している。14年前の戦いにおける裏切り者であり、現在は「幽灯大師観照」を名乗る陰魄と化しており、仮面をかぶり人間たちに戦いを挑んでいる。 雪乃曰く「力の強いオモチャを手に入れて喜んでいる子供」。雪乃とパラノイドサーカスがうたかた荘に居着いてからは姿を消しており、行方は不明。
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