除霊師
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:46 UTC 版)
原作と映画版では除霊師の登場が異なる、原作では多忙な琴子の代わりとして全国各地から個別に除霊師が呼ばれるが現場に到着する移動前に悪霊の強さを察して勢津子以外は全て退散するが、映画版では琴子の助力要請によって全国各地から一同に集結する流れとなる。また登場する除霊師には宗教の隔たりが一切なく、大乗仏教の禅宗、日本神道の神官、沖縄のユタ、修験道の山伏から韓国祈祷師のムーダンや科学的に除霊を行う研究チームに至るまで様々な種類の除霊師がクライマックスで集結する。 比嘉真琴(ひが まこと) 野崎が信頼を寄せる霊能力者。髪の色をピンクに染め、パンク系のファッションに身を包んでいる。普段はバー(映画版ではキャバクラ)に勤める巫女。 比嘉琴子(ひが ことこ) 真琴の姉。警察本部及び政府にもコネクションがあり、日本で最強と呼ばれている霊能力者。全国の霊媒師及び除霊師に顔が利き秀樹のために口利きを行う。映画版では自分の力だけだとぼぎわんを抑えることが不可能と察し、全国各地の除霊師たちを呼び寄せる。 逢坂勢津子(おうさか せつこ) 琴子に紹介された霊媒師。普段は普通の主婦で家族に隠して霊媒を行っている。温厚な性格。映画版では逢坂セツ子(おうさか せつこ)と名前が変更され、設定も落ち目のタレント霊媒師となっている。原作では除霊前にぼぎわんによって絶命するが、映画版では襲撃後も生存し、最後まで活躍する。 沖縄ユタ 映画版のみ登場する琴子の助力要請によって上京する沖縄の4人のユタ(シャーマン)の女性。上京してはしゃぎながら移動中にぼぎわんの襲撃にあい、タクシーの衝突事故によって全滅する。 大鳥神社神官 映画版のみ登場する琴子の助力要請によって上京する甲賀大鳥神社の4人の除霊師。移動中の新幹線内でぼぎわんの危険を悟って個々で別れて移動する。琴子の話によると、助力を頼んだ除霊師の半数はユタのように死亡するが、危機を察した4人は一人も欠くことなく無事にたどり着いて活躍する。 巫女 映画版のみ登場する琴子の助力要請によって協力する4人の女子高生。除霊前は現場でスマホで写真を撮ったりはしゃいでいるが他の除霊師と同じく霊感は強く、舞を踊って霊をおびき寄せる。
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