從容録とは? わかりやすく解説

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しょうようろく【従容録】

読み方:しょうようろく

中国元代の禅書。6巻万松行秀(ばんしょうぎょうしゅう)が、宏智正覚(わんししょうがく)の「宏智頌古(じゅこ)百則」に評唱などを加えたもの。特に曹洞宗重んじられる万松老人評唱天童和尚頌古従容庵録。


しょうようろく 【従容録】

仏書正名万松老人評唱天童和尚頌古従容庵録。六巻。中国南宋末の曹洞宗万松行秀一一六六~一二四六)が晩年従容庵で、宏智の『頌古百則』に短評説明加えたもの。『碧巌録と共に禅門の二大宝典とされ、とくに曹洞宗重用する。→ 碧巌録

従容録

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/30 06:06 UTC 版)

従容録』(しょうようろく)は、モンゴル帝国時代の仏教書。燕京従容庵の万松行秀編。六巻。1223年成書。






「従容録」の続きの解説一覧

従容録

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 01:29 UTC 版)

狗子仏性」の記事における「従容録」の解説

従容録では、趙州和尚は、初め狗子仏性が「あり」と答えている。問い発した僧が「それではなぜ畜生の体なのか」と言うと趙州は「仏性があると知っているのに悪業をなしたからだ」と答える。次に別の僧が問うと、趙州今度は「なし」と言った。こちらの理由は「無明迷いのためだ」のことであった。 これは正反対答えだったが、趙州気まぐれではなく問い発した僧のそれぞれの先入観突き崩しにすぎない

※この「従容録」の解説は、「狗子仏性」の解説の一部です。
「従容録」を含む「狗子仏性」の記事については、「狗子仏性」の概要を参照ください。

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