名古屋本線成立とは? わかりやすく解説

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名古屋本線成立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 18:22 UTC 版)

名鉄名古屋本線」の記事における「名古屋本線成立」の解説

名岐鉄道愛知電気鉄道合併して名古屋鉄道発足した後、新名古屋駅現在の名鉄名古屋駅) - 枇杷島橋駅間が開業した。さらに神宮前駅 - 新名古屋駅間の東西連絡線1944年昭和19年)に開業し名岐線豊橋線結ばれるが、名岐線は600V電化豊橋線は1500V電化であったため、直通運転ができず金山橋駅で乗り換え必要だった名岐線が1500Vに昇圧され豊橋駅 - 新岐阜駅間が名古屋本線となり、直通運転始まったのは戦後1948年昭和23年)のことである。現在も社内では「東西直通線」と呼ばれている。1990年平成2年)、神宮前駅 - 金山駅間が複々線化された。ただし、この複々線は1駅間2.2kmのみで、神宮前駅では複々線相互の転線も不可能になっており、列車の運用見て事実上常滑線金山駅まで延伸したという性格の方が強いことが分かる複々線化用地は、金山総合駅同様に以前から確保されていて、複々線化前の2線を下り線とし東側貼り付け増設した2線を上り線とする形で行われた現在の下り内線常滑線列車用)は複々線化の上り線を転用したものである1972年昭和47年3月都市交通審議会名古屋圏部会神宮前駅 - 須ヶ口駅間の複々線化答申したが、新名古屋駅付近複々線化困難な東側名古屋市営地下鉄東山線名古屋駅が、西側近鉄名古屋駅国鉄現在のJR東海)の名古屋駅があるので、現地ホーム真下もう一つ複線敷設するしかない)ことと、名古屋本線金山以北混雑緩和犬山線名古屋市営地下鉄鶴舞線相互直通運転開始より目途がついたことから、金山駅 - 須ヶ口駅間の複々線化については運輸政策審議会における1992年平成4年1月10日答申第12号名古屋圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画についてには答申されず、事実上中止された。 1944年昭和19年9月1日東西連絡線 神宮前駅 - 新名古屋駅間が開業12月21日豊橋線金山駅 - 豊橋駅間に、名岐線金山駅 - 新岐阜駅間に変更1945年昭和20年7月1日金山駅金山橋駅に改称1948年昭和23年4月18日名岐線新岐阜駅移転し各務原線長住町駅統合5月12日名岐線架線電圧を1500Vに昇圧5月16日西清洲駅新清洲駅改称豊橋駅 - 新岐阜駅間を名古屋本線とし豊橋駅 - 新岐阜駅直通運転開始1949年昭和24年3月1日本御油駅御油駅改称8月1日休止していた西枇杷島駅営業再開枇杷島橋駅廃止し枇杷島分岐点とする(信号扱い上は西枇杷島駅構内扱い)。 8月27日木曽川信号場廃止1950年昭和25年9月8日東岡崎 - 男川にあった万灯山側線撤去1952年昭和27年3月1日今川駅富士松駅改称1953年昭和28年7月15日中京競馬場前駅開業1956年昭和31年9月1日阿野駅豊明駅改称9月12日山王駅中日球場前駅改称9月23日休止していた石刀駅営業再開1957年昭和32年9月13日広江駅 - 新岐阜駅間を新岐阜駅構内一部除き複線化、急曲線緩和1958年昭和33年1月10日休止していた安良田町駅加納駅として営業再開3月16日庄内川橋梁替え東枇杷島駅 - 西枇杷島駅間の急曲線緩和11月24日一ツ木駅構内踏切にてオート三輪特急列車衝突列車全焼一ツ木駅衝突火災事故)。 1959年昭和34年4月1日知立駅築堤上から地平移転新設旧・知立駅を名古屋本線東知立駅(後に廃止)に、三河線三河知立駅分離改称10月11日大里駅南側踏切にてオート三輪特急列車衝突脱線大里駅踏切衝突事故)。 1961年昭和36年6月12日パノラマカーこと7000系電車登場し特急のうち毎時1本に投入される高性能車で運転される特急最高速度を110km/hに向上。 1964年昭和39年3月29日新名古屋駅構内停車中の急行列車特急列車追突新名古屋駅列車追突事故)。 1965年昭和40年1月1日今村駅愛知紡績専用線(0.4 km廃止9月1日伊奈駅日本ゼニスパイプ専用線0.2 km)、堀田駅の興服産業専用線0.2 km廃止1966年昭和41年2月10日須ヶ口駅豊和工業専用線0.1 km廃止7月1日美合駅日清紡績専用線廃止1967年昭和42年4月15日休止していた本星崎駅 - 本笠寺駅間の東笠寺駅廃止1968年昭和43年1月7日牛田駅 - 知立駅間の東知立駅加納駅 - 新岐阜駅間の広江駅廃止1969年昭和44年2月23日呼続駅 - 堀田駅 - 神宮前駅間が高架橋方式により連続立体化4月5日井戸田駅増田口駅八剣駅廃止1970年昭和45年5月1日今村駅新安城駅改称1972年昭和47年5月10日矢作橋駅東洋レーヨン専用線(2.8 km廃止昭和50年代日本車輌専用線中京倉庫専用線廃止所管国鉄熱田駅入換業務名鉄担当)。 1976年昭和51年1月1日中日球場前駅ナゴヤ球場前駅改称4月1日新清洲駅上下待避線新設12月1日岡崎公園前駅移転1980年昭和55年9月20日境川駅移転し岐南駅改称1984年昭和59年8月神宮前駅常滑線との路線別配線から方向配線変更1985年昭和60年):東岡崎駅上り待避線新設1987年昭和62年11月二ツ杁駅上下待避線新設1988年昭和63年4月1日須ヶ口駅津島線との路線別配線から方向配線変更4月8日前後駅上り待避線新設1989年平成元年7月9日金山橋駅を移転し金山駅改称1990年平成2年4月1日金山駅 - 神宮前駅間が複々線化10月29日1000系運転される全車指定席特急最高速度一部区間で120km/hに向上。 1992年平成4年10月24日名電長沢駅 - 本宿駅 - 名電山中駅高架化1993年平成5年2月21日島氏永駅 - 新一宮駅 - 今伊勢駅高架化4月3500系就役により、同系使用急行についても最高速度120km/h運転を開始2002年平成14年9月26日奥田駅 - 大里駅間の大里8号踏切付近に特急列車普通乗用車衝突名古屋本線衝突脱線事故)。 2003年平成15年3月27日前後駅下り待避線新設10月18日新岐阜駅進入した急行列車オーバーラン新岐阜駅電車衝突事故)。 2005年平成17年1月29日新名古屋駅名鉄名古屋駅新一宮駅名鉄一宮駅新岐阜駅名鉄岐阜駅ナゴヤ球場前駅山王駅改称木曽川堤駅 - 笠松駅間の東笠松駅廃止2006年平成18年11月25日左京山駅 - 鳴海駅 - 本星崎高架化2007年平成19年3月14日:全駅にトランパス導入完了最終導入駅木曽川堤駅)。 2019年令和元年11月下旬西枇杷島駅待避線撤去

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「名古屋本線成立」を含む「名鉄名古屋本線」の記事については、「名鉄名古屋本線」の概要を参照ください。

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