今伊勢駅とは? わかりやすく解説

今伊勢駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/13 15:05 UTC 版)

今伊勢駅
駅舎
いまいせ
IMAISE
NH50 名鉄一宮 (1.9 km)
(0.9 km) 石刀 NH52
所在地 愛知県一宮市今伊勢町宮後字壱丁野40番地2
駅番号 NH  51 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 名古屋本線
キロ程 88.3 km(豊橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
3,340人/日
-2022年[1]-
開業年月日 1935年昭和10年)4月29日
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
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今伊勢駅(いまいせえき)は、愛知県一宮市今伊勢町宮後字壱丁野にある、名古屋鉄道名古屋本線である。駅番号はNH51

歴史

駅構造

2面2線の相対式ホームを持つ地上駅で、停車するのは普通列車だけである。ホームの長さは80m[6](4両分)。駅集中管理システム(管理駅は名鉄一宮駅[7])を導入した無人駅で、券売機・精算機・改札機がある。トイレは未設置。

岐阜方面の1番線ホーム側に駅舎(改札口)がある。一宮名古屋駅方面の2番線ホームへは跨線橋を渡る必要がある。旧駅舎が撤去されてからはホームのみとなっていたが、駅集中管理システム導入時に現在の駅舎が新設された[8]

2番線ホームは隣接するJR東海道本線との間にあるため、ホームが非常に狭い。そのため当該ホーム利用時は停車する列車が到着するまで、跨線橋で列車を待ったほうが安全である。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 NH 名古屋本線 下り 名鉄岐阜ゆき[9]
2 上り 名鉄一宮名鉄名古屋金山方面[9]

当駅付近から名鉄岐阜駅までの区間には、名古屋 - 岐阜間特急運転開始に当たって新設および整備された1935年(昭和10年)当時のトラス組み架線柱が現在も多く残っている。

配線図

今伊勢駅 構内配線略図

一宮・
名古屋方面

岐阜方面
凡例
出典:[10]


利用状況

  • 「移動等円滑化取組報告書」によると、2020年度の1日平均乗降人員は3,034人であった[11]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は2,905人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中147位、名古屋本線(60駅)中40位であった[12]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は2,020人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中170位、 名古屋本線(61駅)中40位であった[13]
  • 愛知県の統計によれば1日平均の乗車人員は平成19年度1,202人、平成20年度1,228人である。愛知県内の名古屋本線の駅では、55駅中37位。

駅周辺

隣の駅

名古屋鉄道
NH 名古屋本線
ミュースカイ快速特急特急快速急行急行準急
通過
普通
名鉄一宮駅(NH50)- 今伊勢駅(NH51) - 石刀駅(NH52)

脚注

  1. ^ 令和4年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年7月17日閲覧。
  2. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、867頁。 
  3. ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、255頁。ISBN 978-4-7770-1336-4 
  4. ^ a b 名古屋鉄道(編)『れいめい』第463号、名古屋鉄道、1987年4月、26頁。 
  5. ^ 名古屋本線今伊勢駅・石刀駅ホーム改修に伴う建築工事の内上り上屋改修工事”. 林本建設. 2022年7月1日閲覧。
  6. ^ 一宮市議会定例会、1999年9月9日
  7. ^ SF カードシステム「トランパス」導入路線図 - 名古屋鉄道、2005年2月25日
  8. ^ 服部重敬『名古屋本線西部・津島線・尾西線』 2巻、フォト・パブリッシング〈昭和-平成時代の名古屋鉄道〉、2024年、115頁。 ISBN 978-4-8021-3463-7 
  9. ^ a b 今伊勢(NH51)(いまいせ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  10. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  11. ^ 令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  12. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  13. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 

関連項目

外部リンク






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