赤穂事件
南部坂雪の別れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 04:50 UTC 版)
討ち入り直前、大石内蔵助は赤坂・南部坂に住む浅野内匠頭正室・瑤泉院のところへ最期のあいさつへ向かう。しかし吉良の間者と思しき女中が聞き耳を立てていたので、大石は仇討ちの意思はないと瑤泉院に嘘をつく。討ち入りを期待する瑤泉院はこの言葉に激昂するが、大石は本心をひた隠しにして去っていくしかなかった。
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南部坂雪の別れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:32 UTC 版)
南部坂の別れは創作である。大石は瑤泉院に『金銀受払帳』その他帳面類を添えた書状を、瑤泉院の用人落合与左衛門に届けているが、これは手紙を送っただけで大石が直接南部坂の瑤泉院のもとへ向かったわけではない(なお書状の日付は元禄15年11月29日付であるが、『江赤見聞記』(巻六)によれば、この書状を実際に出したのは討ち入り当日の晩であるという。大石は討ち入りの計画が露見するのを恐れ、直前まで書状を手元に置いておいたのである)。また12月9日付の書状には討ち入りする決意と吉良邸討ち入りの時に持参する口上書の写しが入っている。
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