松の廊下とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 松の廊下の意味・解説 

まつ‐の‐ろうか〔‐ラウカ〕【松之廊下】

読み方:まつのろうか

江戸城内の大広間から白書院通じる「松之大廊下(まつのおおろうか)」のこと。L字形をしており、全長は約50メートル。→松之廊下刃傷事件

松之廊下の画像
跡地には石碑が建つ

松の廊下

作者柴田錬三郎

収載図書裏返し忠臣蔵
出版社ランダムハウス講談社
刊行年月2008.11
シリーズ名時代小説文庫


松之大廊下

(松の廊下 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 14:12 UTC 版)

松之大廊下(まつのおおろうか)は、江戸城内にあった大廊下のひとつ。本丸御殿の大広間から将軍との対面所である白書院に至る全長約50m、幅4mほどの敷の廊下。廊下に沿った千鳥の絵が描かれていたことから松之大廊下と称された。ただし、「江戸御城内御住居之図」の当該部分には「松ノ御廊下」と記され、「マツノヲンロウカ」と読み仮名が振られる(ライデン大学図書館蔵、『長崎出島からの旅 ヨーロッパに眠る日本の宝 シーボルト・コレクション』(シーボルト・カウンシル編、1990年)140頁に写真所収)。

元禄14年3月14日(1701年4月21日)午前10時頃、赤穂藩主で勅使饗応役であった浅野長矩がこの廊下で高家肝煎吉良義央に斬りつけた事件で有名である(『松之廊下刃傷事件』)。他にも松の廊下では、享保10年(1725年)に毛利師就が乱心した水野忠恒に刃傷を受けている[1]

現在、皇居東御苑内の松之大廊下があった場所には所在を示す碑が建てられている。ちなみに『忠臣蔵』関連の時代劇では襖絵に巨大な松が描かれている作品があるが、実際の襖絵は松並木が続いたものであり、史実に反する。

脚注

  1. ^ 「長府毛利十四代記」(下関市立長府博物館)

関連項目


松の廊下

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/08 22:40 UTC 版)

8時だョ!全員集合のコント」の記事における「松の廊下」の解説

加藤仲本志村時代劇、「忠臣蔵」の「松の廊下」シーンお笑いにして、再現。2パターン一度にするが、吉良上野介役を担当した人物が痛い思いをする。 ただし、過去のコントでは浅野内匠頭役の加藤散々に痛い思いさせられオチで「役を替えて貰いたいと言ったあと、今度加藤吉良上野介役となって同じ件を繰り返すのだがやっぱり加藤痛めつけられる、という展開も確認されている。

※この「松の廊下」の解説は、「8時だョ!全員集合のコント」の解説の一部です。
「松の廊下」を含む「8時だョ!全員集合のコント」の記事については、「8時だョ!全員集合のコント」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「松の廊下」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「松の廊下」の関連用語

松の廊下のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



松の廊下のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの松之大廊下 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの8時だョ!全員集合のコント (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS