映画「元禄忠臣蔵 前編・後編」
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情報局国民映画参加作品。前後篇の2部作で、1941年(昭和16年)12月1日に前篇、翌年2月11日に後篇が公開された。製作は松竹京都撮影所。当時の松竹と前進座のオールスターキャストで監督は溝口健二。溝口は、松の廊下を原寸大で再現した。製作時は太平洋戦争の開戦時であり戦線の拡大で物資が窮乏する中、膨大な制作費を投入した破格の大作として完成した。作風は地味ではあり興行としては失敗作とされるが、ワンシーン・ワンカットの実験的手法とともに40年後に再評価されて、1980年1月4日に松竹系で再公開されている。モノクロ、219分。
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