ファイヤービークル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:27 UTC 版)
「勇者指令ダグオン」の記事における「ファイヤービークル」の解説
ファイヤーストラトス ランチア・ストラトスタイプのパトカーを模したダグビークル。 発進口はとある道路に地下から繋がっており、隠し扉から飛び出す。ファイヤージャンボに運搬される際は中央部分に格納。 第32話のデスコップ事件では元となった車両とほぼ同じ形状をしていることから警官に扮したエンとゲキによる囮捜査に用いられ、デスコップの攻撃でひっくり返され放置された際には「ドア部分のみダグファイヤーの腕に変形させて」起き上がった。 最終回ではファイヤーストラトスのモデルとなったパトカーが再登場し、エンのことで動揺しているカイがファイヤーストラトスと見間違えている。装備・技 スパークフラッシュ ヘッドライトから発射する光弾。 壁走り 壁に張り付いての走行。 ダグファイヤー ファイヤーエンとファイヤーストラトスが融合合体した赤い巨大ロボ。胸部には宇宙警察機構のエンブレムを模した装甲を持つ。第1話から登場。 融合合体時、ファイヤーエンはダグファイヤーの足下から巨大化しながら融合合体を行う。 飛行能力を持たないことから第21話ではライオソード、第24話ではシャドードラゴン、第33話ではキッドファイターの背に乗って、飛行している。 合体サンドール星人戦で初陣を飾る。ジェノサイドとの最終決戦で大破した後、胸部の装甲のみが発見され、サンダーシャトルに回収された。装備・技 ファイヤーブラスター 腕の装甲内に収納されている熱光線銃。連射型の弾丸と威力重視の弾丸の2種類を発射できる。合体サンドール星人とザゴス円盤ロボ(3体目)を倒した。通常は左腕に収納しているものを用いるがデスコップパワード戦では右腕側に収納しているものも用いての2丁拳銃を披露。 スターバーン 胸部から放つ星と炎の複合光線。 ファイヤーナックル 拳から放つ火炎弾。 バーニングスターアタック 胸部から放つ火の鳥型のエネルギー弾。ザゴス円盤ロボとの初戦で使用。 胸部火炎(正式名称不明) 胸部から放つ炎。ガロン星人に使用。 ファイヤージャンボ ボーイング747ジャンボジェットを模したダグビークル。 主翼の位置変更により、輸送機のような風貌になっており、ティルトウィングのようにエンジンを垂直にしてホバリングすることも可能。ファイヤーストラトス、ファイヤーラダー、ファイヤーレスキューの格納・運搬も行う。前線基地形態ファイヤーベースにも変形。発進の際は山の岩壁に隠された滑走路を使用。 第30話でアーク城を破壊するために特攻して大破し、海中に沈んでいった。その後の第38話にて、ワルガイア三兄弟によって組織化されたサルガッソに対抗すべく、ブレイブ星人の手により修復されて復活を果たした。 なお、ファイヤージャンボのモデルとなったサンライズ航空のジャンボジェットは第28話で再登場し、ユカリがオーストラリアに旅立つ際に搭乗した。装備・技 光線(正式名称不明) 主翼のジェットエンジン4基から放つ光線。パイダ星人戦で使用。 ファイヤーラダー 消防車(梯子車)を模したダグビークル。 消火活動を行う。ファイヤージャンボに運搬される際は右コンテナに格納。装備・技 放水(正式名称不明) 梯子の先端部が変形した放水口から発射。ガロン星人事件で起きた火災を消火する際に使用。 ファイヤーレスキュー トヨタ・ハイメディック・救急車を模したダグビークル。 治療カプセルを備えている。ファイヤージャンボに運搬される際は左コンテナに格納。 第44話ではフロンティア号からの救助者(実はゲドーの変装)を運搬し、ファイヤーエンが手動操縦した。装備・技 治療カプセル(正式名称不明) 車内に設置されている治療カプセル。ダグテクターの修復も可能。ガロン星人戦で消耗したエンやカオス星人戦で消耗したリュウの治療に使われた。 ファイヤーダグオン ダグファイヤー、ファイヤージャンボ、ファイヤーラダー、ファイヤーレスキューが火炎合体した赤い巨大ロボ。 ファイヤージャンボが変形したボディにファイヤーラダーが右腕、ファイヤーレスキューが左腕に合体した後、頭部・胸部ハッチが下側に開閉。胸部内から発せられた光に誘導されたダグファイヤーがダッシュジャンプした後、ファイヤーストラトス形態になって、ファイヤーダグオンの胸部内に収納。ハッチも閉じて、合体完了する。 ボディの大半がファイヤージャンボ中心であることから空中戦にも優れている。第30話でアーク城の攻撃で動きを封じられた際には分離して、ダグファイヤーとなり、アーク城内に潜入する離れ業を披露。 第2話のザゴス円盤ロボ戦で初陣を飾る。第30話でファイヤージャンボが失われたことで合体不能になってしまったが第38話でファイヤージャンボが復活したことでファイヤーダグオンも復活を果たす。ファイヤーエンがファイヤーダグオンを使ったのは、その話が最後となり、以降はファイヤージャンボの飛行能力活用とスーパーファイヤーダグオンへの合体に用いられるようになった。第47話で地球に侵入したジェノサイドが強奪したファイヤージャンボはダグファイヤー抜きでファイヤーダグオンに合体。地球融合の依代に悪用された。装備・技 ジェットファイヤーストーム 主翼のジェットエンジン4基から放つ螺旋式の炎。 ジェットファイヤーミサイル 主翼のジェットエンジン4基から放つミサイル。エンジンの容積を無視した連射も可能。 ファイヤースターバーン 頭部から放つ星形光線。キラード星人戦では石油タンクを取り込んだ状態の相手に放ち、引火・決め手になった。 ファイヤーホールド ファイヤーブレードやファイヤーライオソードを使用する直前に放つ拘束光線。ファイヤーブレード時は胸部から発射。ファイヤーライオソード時はライオソードを手にしたエネルギーで全身が黄色の光に包まれ、そのエネルギーを剣先から放って拘束する。 ファイヤーブレード ファイヤーラダーの梯子部分が伸びて出現する剣。決め手として用いる際は刃にエネルギーを集中し、足の裏からのホバリングで突進しながら「フィニッシュ」の掛け声と共にすれ違いながら十字に切り裂く。アルマー星人には通用せず、2体目の戦闘では折れてしまう。フェニックス星人戦では最初は倒すことができたが強化復活後は受け止められてしまう。 ライオソード ライアンが変形した剣。最初は剣の力に依存しているだけだったためにワイルディーに惨敗。エンは朝日山の薪割りから力の使い方を学び、リュウから渡された木刀で木の葉を切ることに成功。それにより、ライオソードを使いこなせるようになった。 ファイヤーライオソード ライオソードを用いた剣技。通常はその場から動くことなく叩き割るように放つがフェニックス星人(強化後)戦では突進しながら放った。再生アルマー星人戦では真剣白刃取りをされてしまう。 無限砲 ガンキッドが変形した大砲。敵であったころは脅して使用し、小脇に抱えて発射したが仲間となった後はキッドファイターから射出されたコネクタを介して、右腰に装着。「ファイヤー」の掛け声で発射するようになる。 ファイヤーショベル ショベルカーを模したダグビークル。第31話から登場。 ファイヤージャンボを失ったことでファイヤーダグオンになれず、クイーンザゴスに大苦戦するダグファイヤーの窮地を救うべく、ギャラクシールナが近くのショベルカーに直接手を加えて急場凌ぎで製作。この行為は本来は規則違反であったが、事後に許可を取って、正式なダグビークルとして使用されることになった。元の形状はバックホウだが、ダグビークル化後はローディングショベルのような形状に変化。 他のダグビークル同様に普段はダグベースに配備されているが発進シーンは描かれなかった。第41話ではファイヤーエン自身の手で操縦される。 パワーダグオン ダグファイヤーとファイヤーショベルが剛力合体した赤い巨大ロボ。第31話から登場。 バケット部分にダグファイヤーを乗せた状態からファイヤーショベルが人型に変形し、胸部内にダグファイヤーを収納することで完成。 飛行能力を持たないこと以外はファイヤーダグオンを上回る戦闘力と怪力を有する。 下半身のみ無限軌道のパワータンクモードにも変形。 第31話のクイーンザゴス戦で初陣を飾る。第43話では宇宙に旅立つ前にガクに写真撮影をさせてあげた。装備・技 パワーショベルアーム ファイヤーショベルのショベルアームを右肩に装備した第3の腕。バケット部分は無限砲の反動を抑えるアンカーやダグファイヤーを乗せる台にもなる。 パワークローアーム パワーショベルアームをクローに換装した形態。岩石や鉄を握り潰す。 パワードリルアーム パワーショベルアームをドリルに換装した形態。破壊力に優れる。クイーンザゴスへの決め手になった。 ショベルアッパー パワーショベルアームを用いたアッパー攻撃。デスコップパワード戦で使用。 ドリル落とし パワードリルアームを上から下に放つ技。デスコップパワード戦で使用。 ショベルシールド パワーショベルアームを回転させて敵の攻撃を弾き返す防御技。デスコップパワード戦で使用。他のアーム状態でも使用可能。 ファイヤークロー エネルギーを纏ったパワークローアームで敵を握り潰す技。デスコップパワード戦で使用し、頭部を捉えるも握りつぶす前に脱出されてしまう。 パワーニーキック 膝蹴り。デスコップパワード戦で使用。 マグマブラスト 胸部の恐竜の口から放つ炎。サバラス星人を倒した。 パワースターバーン 頭部から放つ星形光線。パット星人の宇宙要塞の心臓部を破壊した。 ライオソード ライアンが変形した剣。 パワーライオソード十文字斬り ライオソードで敵を十字に切り裂く技。ゲドーを倒した。 無限砲 ガンキッドが変形した大砲。ファイヤーダグオンの無限砲コネクタが外付け式だったのに対し、パワーダグオンの無限砲コネクタはルナがファイヤーショベルに改良を加えたことで、左肩に内蔵され、無限砲使用時は内蔵コネクタを展開して接続する。接続後はパワーバケットアームをアンカーとし、上面スコープを展開したガンキッドの「ターゲットマーク・セットオン」で目標を捕捉し、「ファイヤー」の掛け声で発射する。 スーパーファイヤーダグオン ファイヤーダグオンとパワーダグオンが超火炎合体した赤い巨大ロボ。第41話から登場。 ダグベースから発射される超火炎合体光波を浴びて、パワーダグオンとファイヤージャンボが背中合わせに合体し、その状態からファイヤージャンボはファイヤーダグオンに変形。炎に包まれている間にパワーダグオンがバックパック・前腕部・足部・胸部装甲・頭部角飾りを形成し、ファイヤーラダーとファイヤーレスキューは脚部内に収納、ダグファイヤーはパワーダグオンからファイヤーダグオンに移動して完成する。 無限大の力を秘めており、パイロットのエンが、その力を引き出せば引き出すほど凄まじい力を発揮する。しかし、本来なら別々のシステムで動いているファイヤーダグオンとパワーダグオンを同時に使うためにエンへの負担が大きく、戦闘終了後は急激にエネルギーを消耗してしまうという欠点を持つ。このため、劇中では万策尽きたときの最終手段として利用されており、グレート合体にも関わらず、初登場は第4クールからと他の勇者シリーズに比べて遅く、登場回数も3回と少ない。 ダグベースのシステムに隠されていた合体プログラムをライが偶然にも発見したことで合体が可能となり、ゼルマー戦で初陣を飾る。第45話のマドー戦ではライアンとガンキッドも光波を浴びて合体に参加。第47話ではファイヤーダグオンを依代としたジェノサイドの地球融合を解除させるべく、強制合体を決行。精神世界での戦いの影響で各部を破損していき、最終的にはエンの意志による大気圏突破でスーパーファイヤーダグオンもろともジェノサイドは散り、最後に残ったダグファイヤーも負荷により爆発した。装備・技 パワーショベルアーム パワーダグオンが使用するのと同一のもので右肘に装備。この武器を使って戦うことはなかった。 スーパーメガ光波 胸部のエンブレムから放たれる火の鳥型光波。他の勇者ロボの攻撃が一切通用しなかったゼルマーを一撃で倒した。一部媒体では「スーパーファイヤーメガ光波」と表記される場合もある。 ライオソード ライアンが変形した剣。単独での使用はなかった。 無限砲 ガンキッドが変形した大砲。接続方法はファイヤーダグオンと同じだがライオソードと同時使用する際は左腰に接続する。ライオソード同様、単独での使用はなかった。 トライアングルクリスマスビーム ライオソードと無限砲を装備した状態で形成した三角形から放つ赤・青・黄の螺旋光線。スーパーファイヤーダグオンの「鋼の体に熱き魂。不屈の闘志は勇者の証」とガンキッドの「三つの力、一つに合わせ、輝け」、ライアンの「奇跡のダグオンパワー」の口上の後に発射。マドーを倒した。
※この「ファイヤービークル」の解説は、「勇者指令ダグオン」の解説の一部です。
「ファイヤービークル」を含む「勇者指令ダグオン」の記事については、「勇者指令ダグオン」の概要を参照ください。
- ファイヤービークルのページへのリンク