ネットワークの形成とは? わかりやすく解説

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ネットワークの形成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/03 06:38 UTC 版)

All-nippon News Network」の記事における「ネットワークの形成」の解説

ANN1970年1月1日日本教育テレビNETテレビNET〕 → 全国朝日放送ANB〕→ テレビ朝日EX〕)をキー局発足し1974年4月1日各地系列局ニュース協定結んだことにより、正式なニュースネットワークとして組織された。 NETテレビニュースは、当初自ら出資する共同テレビジョンニュース社が制作及び配給を行う「共同テレニュース」を放送する予定であったが、同じ東京地区にあるフジテレビ共同テレニュース放送することになっていたため、重複避けるべく開局直前NETテレビ親会社筋である東映朝日新聞社提携して朝日テレビニュース社を設立し同社からニュース提供を受けることに変更1959年開局同時にNETニュース」が放送されたが、この番組朝日新聞社の関係で当初から九州朝日放送KBC)に同時ネットされた。このとき、ANN骨子形成されといえる詳細は「共同テレビジョン#概要」および「ANNニュース#沿革」を参照 ただし翌1960年までは、この番組関西地区では未放送で、関西地区取材東映契約した地元カメラマン映画館主等)によって行われていた。1960年4月以降関西地区では(毎日新聞社系の)毎日放送放送されるが、これは朝日放送大阪テレビ放送時代よりラジオ東京現在のTBSテレビ)とニュース協定結んでいたため、『NETニュース』が放送されなかったからである。なお、毎日放送はこのネット受けまではニュース番組自社制作賄っていた。 詳細は「MBSニュース#歴史」および「毎日新聞テレビ夕刊#1965年から1974年」を参照 その後、(アナログの)UHF局大量免許開局に伴いネット局増加したため、1970年1月1日に『NETニュース』を『ANNニュース』に改題したが、相変わらず朝日テレビニュース社が制作した外注ニュース番組ネット各局が購入する形を採っていた。 ちなみにANN発足した1970年当時加盟局数は19であったが、このうちANN単独加盟フルネット)局となったのは、キー局テレビ朝日当時NETテレビ)を除けば北海道テレビ毎日放送瀬戸内海放送九州朝日放送の4局だけであったまた、中京広域圏については、名古屋テレビ中京テレビの2局が重複加盟していたほか、ANN発足直後岡山高松地域広域圏化するであったため、岡山放送瀬戸内海放送そろって加盟していた(この当時重複加盟ではなかった)。 1972年版「日本民間放送年鑑」に出稿したNETテレビ広告には、『NETラインネットワーク』の名称で、北海道テレビ青森テレビ・テレビ岩手ミヤギテレビ福島中央テレビ名古屋テレビ中京テレビ毎日放送岡山放送広島ホームテレビ・テレビ山口瀬戸内海放送九州朝日放送・テレビ熊本テレビ大分テレビ宮崎鹿児島テレビ17局が当時の略称で記されていた。 1975年には、朝日新聞社意向で、新聞社との資本関係明確にするため(いわゆるネットチェンジ腸捻転解消政策))、同年3月31日より、準キー局毎日放送(MBS)から朝日放送(ABC)に変更されている。 詳細は「ネットチェンジ#朝日放送から見た歴史」および「高橋信三#腸捻転解消へ」を参照斎藤守慶#ネットチェンジと新喜劇」および「Japan News Network#沿革」も参照 テレビ放送主体におこなう放送ネットワークとしては、系列局整備が他系列比較して大きく出遅れたため、他系列メインクロスネット局が多い時代長く続き(特に1970年代以後開局した新局の多くUHFであるため、以前から先発VHF放送していた『モーニングショー』『アフタヌーンショーや一部のドラマ・バラエティーなどの多くのスポンサードネット番組は、ANN系列開局後サービスエリアVHFより狭くなることや、中継局整備されていないことから、視聴者保護観点であえてUHF新局に移行せず、既存VHFでのネット維持した例が多数存在する)、1989年時点でのフルネット局はわずか12局のみであったが、その後バブル経済当時郵政省現在の総務省)が推進した全国4局化」によりフルネット局新局が増え1989年熊本朝日放送開局皮切りに1996年10月岩手朝日テレビ開局まで現在のフルネット局24ネットワーク完成させ、7年間で文字通り倍増」した。 「平成新局#テレビジョン放送局」も参照 なお多局化が進んで以降一部基幹局ブロックまとめ役としての役割担っており、テレビ朝日社長働きかけにより、東北及び九州地区での経営統合前提とした放送法特例設けられた。 ANNメインとしないクロスネット局にも、同時または遅れ・先行ネット番組にもフルネット局同様のネット保障受けられ、その保証金高額だったため、クロスネット局ANN離れ辛かったという。なお俗に排他協定」とも言われるJNNニュース協定との関係上、クロスネット時代テレビ山口のようにニュース番組ネットせず、一般番組のみのネット保障契約結んでいた例もあった。ちなみに現在のJNNでは排他協定解釈上、他系列とのクロスネットを組むことは不可能である。 詳細は「JNN排他協定#概要」および「民放テレビ全国四波化#4未満地区現状」を参照

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ネットワークの形成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:00 UTC 版)

ジャパン・ニュース・ネットワーク」の記事における「ネットワークの形成」の解説

ラジオ東京KRT東京放送。現:TBSホールディングス)が、日本放送協会NHK)に対抗する日本初テレビニュースネットワークとして1959年8月1日結成この年放送され皇太子明仁親王(後の第125代天皇、現:上皇結婚特別番組ネット局がほぼそのまま加盟したとなった当時郵政省(現在:総務省)ではテレビ全国放送NHKのみとし、民間放送各県域内でのローカル放送前提としていた。しかしながらラジオ異なりテレビの場合NHK対抗し得る内容全国ニュース放送するにはどうしても各局間のニュース映像素材交換が必要となっていた。 これより先、ラジオ東京制作の『東京テレニュース』を初期加盟16局がネット受け行い放送していた。特に北海道放送HBC)、中部日本放送CBC、現:CBCテレビ)、大阪テレビ放送OTV朝日放送テレビ前身)、ラジオ九州RKBRKB毎日放送前身)とラジオ東京はその前年である1958年ニュース協定結んでいた。 JNN発足当時他局放送局間で素材交換行った全国ニュース番組放送していたが、日本テレビ自社制作したニュースネット局配給フジテレビ日本教育テレビNETテレビ。現:テレビ朝日)はニュース番組制作会社制作したニュース番組購入して配給する形で全国放送していた。特にNET場合制作朝日新聞社が関わっていた。これに対しJNN特定の新聞社との関係持たず自主制作且つ加盟各社共同制作であり、ラジオ東京編集制作送出およびセールス行っていたものの、同社加盟各社の代表という立場に過ぎない点が他系列異なっていた。 初期ニュース番組タイトルも各局が自由に差し替えられたが、1975年3月31日朝日放送テレビから毎日放送へのネットチェンジ後はネット加盟局全社統一となっている。 フルネット局28局で形成されている。秋田県福井県徳島県佐賀県にはJNN加盟局がない。 1989年11月27日から、被疑者呼び捨て止めている。 ロゴマークの色は原則緑で「JNN」と(公式サイトでは)表示するが、2017年10月以降定時ニュースロゴ独自のもの変更されたほか、「新・情報7days ニュースキャスター」なども独自のロゴ使用するまた、番組配信局テロップ一切出していない。

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