ウルマ新報→うるま新報→現琉球新報とは? わかりやすく解説

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ウルマ新報→うるま新報→現・琉球新報

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 19:05 UTC 版)

琉球新報」の記事における「ウルマ新報→うるま新報→現・琉球新報」の解説

1945年7月26日 - アメリカ軍政府日米戦の客観的事実伝えるために、石川収容地区新聞発刊指示戦前戦時中新聞作っていた記者たちは除外され戦争には非協力的だった社会主義者島清責任者選ばれた。アメリカ軍責任者海軍大尉のウエイン・サトルス。わら半紙ガリ版2ページ初号新聞名のないまま、2号から「ウルマ新報」と名付けられた。当初記事全て軍政府提供で、アメリカ側から見た日米戦況伝えられ8月15日付の第4号では「渇望の平和 愈々到来!」の見出し日本政府ポツダム宣言受諾報じている。日本の敗戦後アメリカ軍政府から収容所住民への連絡事項や各収容地区状況伝え紙面変わっていき、このころ記事で最も関心引いたのは、孤児院養老院収容されている孤児高齢者の名前を紹介した身寄り求むであった米軍戦前新聞関係者による新聞発行嫌ったため、新聞発行経験がない素人によって発行されることとなった。そのため、戦時中発行されていた「沖縄新報」や、戦前の「琉球新報」との人的つながり島清を除くと編集部ではなく新聞壕の活字掘り起こした技術部門の人々 が、実質的に戦前琉球新報とのつながり示している。 1946年4月 - 池宮城秀意編集長就任新聞記者として職歴をもつ唯一の職員5月22日 - 新聞名の「ウルマ」をカタカナからひらがな改題し無料から有料切り替わる米軍政府沖縄民政府機関紙正式に指定1949年2月 - 「琉球新報復刊目指し株式会社琉球新報社設立1951年9月10日 - サンフランシスコ平和条約締結機に琉球新報」に復元改題。再び、琉球新報の名で発行され始める。沖縄民政府副知事退任し戦前の「琉球新報社長務めた又吉康和題字へのこだわり郷愁背景にあった高良一が「琉球日報」という新聞買い取り琉球新報」と改題しようとするのをやめさせて、自らの新聞題字採用した。この時、池宮城秀意更迭後任又吉は、保守ご意見番として、米軍重用されていた。うるま新報穏健な新聞とするため社外資本導入。さらに講和条約調印祝って琉球新報」へ改題社内には、支配階級特権階級権益を守ることにあけくれた「戦前琉球新報」への郷愁よるもの受け止められた。 1955年3月1日 - 夕刊発行され始める。 1961年2月16日 - 日本新聞協会入会1963年9月15日 - 戦前琉球新報との一体感打ち出すために、親泊政博社長が「復刊17年紙齢5000号を迎えた」と表現9月15日に「創刊70周年」(ウルマ新報創刊18年)を打ち出した1965年1月 - 那覇市下泉町2の8に地上4階地下1階新社屋落成移転1966年4月1日 - 琉球新報社の提唱で「ノグチゲラ」を沖縄県選定12月20日 - 琉球政府共催沖縄県選定運動提唱、「リュウキュウマツ」が県木選定される1968年2月1日 - 前日1月31日付け朝刊発行号数6815号を、2月1日付け発行号数21058号に変更この年9月15日創刊75周年ウルマ新報創刊23年)を祝う。 1969年5月20日 - 労働組合ストライキ勃発6月3日まで新聞発行事実上停止1979年8月 - 九州・沖縄地区では初の超高速多色カラー・オフセット新聞印刷輪転機設置10月7日 - 朝刊から連日多色カラー報道写真掲載1981年7月18日 - 全国先駆けて紙面文字大型化従来の1段93行、1行15字詰め文字配列体裁を1段90行、1行14字詰め改める。 12月7日 - 全国初の朝夕連日カラー印刷となり、天気図朝夕カラー化1983年9月1日 - 株式会社琉球新報開発設立1984年3月1日 - 名護市北部本社開設。これにより今まで不可能だった伊江島宮古諸島八重山久米島など離島での夕刊即日配達可能にした。 1985年4月1日 - 週刊「レキオ」を発行1990年7月1日 - 同社スポーツ新聞新報スポニチ」を発行スポーツニッポン新聞社提携=事実上地域フランチャイズ契約)。 1993年9月15日 - 創刊100年ウルマ新報創刊48年)。 10月9日 - 第2土曜日夕刊廃止1994年9月15日 - 縦題字から横題字に変更1996年5月24日 - ウェブサイト開設1997年2月19日 - 台湾最大発行部数を誇る中国時報社と記事交換協定を結ぶ。 1999年11月15日 - 那覇市天久制作センター完成2001年1月3日 - 正月休みとして1975年以来同日付け新聞休刊していたが、当年25年ぶりに1月3日発行沖縄タイムスも同様)2005年3月15日 - 本社現在の那覇市天久移転4月20日 - 県内初の琉球新報新聞博物館本社併設9月15日 - 琉球新報キャラクターりゅうちゃん」が誕生2008年11月1日 - 「日本経済新聞」の委託印刷開始全国紙では初めての沖縄現地印刷2009年3月1日 - 夕刊廃止朝刊単独紙に移行10月5日 - 沖縄タイムスとの間で、災害時システム障害の際の「緊急時における新聞発行援助に関する協定」を締結2011年1月9日 - 小中学生新聞「りゅうPON創刊2015年12月9日 - 琉球新報泉崎ビル閉館した同月末よりビル取り壊し開始され跡地では2017年秋完成予定新本ビル建設が行われる。 2018年5月7日本社那覇市泉崎新本ビル移転2020年4月1日日本経済新聞社沖縄タイムス社と「沖縄新聞データベースplus日経テレコン設立し3社のデータベース統合

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