アルカ教団 / 教団とは? わかりやすく解説

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アルカ教団 / 教団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 20:28 UTC 版)

テイルズ オブ イノセンス」の記事における「アルカ教団 / 教団」の解説

教団始まり天上界から追放され神々たちが、「天へ帰る」ことを望んで巨大な塔を築き上げようとしたことから始まった。塔は落雷によって崩壊し、それを「神の怒り」と恐れた人たちは「神に許しを請う」という考え行き着き教団設立した当時建設されていた塔は「黎明の塔」と名付けられ教団本拠地となっている。DS版では無恵権威失った元来教団とは別に、マティウスが枢密院レグヌム軍支援新たな宗教団体アルカ教団」を設立したことになっているが、PS Vita版では「アルカ教団」は登場せず、マティウスが枢密院推薦元来教団の大主天に就任したことになっているレグヌム軍深くつながり持ち、軍に囚われ転生者信者として引き渡されている。しかしストーリー終盤にて、教団レグヌム軍敵対してからは、今度自分たちが軍によって連行されるという末路迎えた。 マティウス (Mathias) 声 - 田中敦子 15歳 / 身長168cm / 体重56kg 本作ラストボス世界中勢力増している教団教祖(大主天)。厚手の兜と鎧を被っているため、その素顔を伺うことは出来ないイリアの持つ「前世記憶」を求め、彼女の襲撃しその後執念深く追っている。その狙い創世力であった。 彼女もまたアスラ転生者であり、アスラの「イナンナへの憎しみ絶望」などの負の感情受け継いだ、いわばルカ半身。「前世でのイナンナへの恨み忘れないように」との強い執念からその素顔イナンナそのもの容貌PS Vita版では素顔左側を更に髪で隠しており、その部分アスラそのもの容貌になっている。また仮面から角が二本突き出ているが、左側の角は本当に頭部から生えているもの。 彼女曰くルカアスラの「迷い」が転生したに過ぎないらしい。しかしルカアスラであり、自らの半身ということもあってか何度も仲間迎え入れようとしていた。 幼いときより覚醒していたためから異端視され、追い出されることとなる。その後単身王都軍と戦うなど孤独な生涯送ってきたが、ある時彼女の力に目をつけた枢密院によって「故郷を襲う」と脅迫を受け、教団教祖、すなわち異能者にとっての救世主仕立て上げられる。しかし、救世主追放者であるのを隠すために、枢密院によって結局故郷滅ぼされることとなる。 前世の裏切りの記憶不幸な生い立ち重なり全て憎悪し創世力使って世界滅ぼそう考えている。基本的に冷酷自分以外の者を駒としか思っていないが、同じよう境遇シアンには同情していた。しかし「滅びた世界もまた理想郷」と語るマティウスの思想受け入れられず、反旗を翻された。 終盤でついに創世力手に入れ黎明の塔の頂にてその力を用い世界滅ぼそうとする。自分愛しているというチトセパートナー選び、自らの命を犠牲創世力発動させようとするが失敗に終わる。それは「愛するもの犠牲にして発動する力」ではなく、「愛し合う者の願いを叶える力」であったから、信じ思い愛する者もいない彼女では力を使えないルカ告げられる。 そして覚醒し、マティウスの下半身からアスラ下半身生えた異形の姿となって襲い掛かる激戦の末にルカ達に敗れ、自らの憎悪吐いた後に絶命した。 PS Vita版では逆上してついに本性表しチトセを「役立たずゴミめ」と突き飛ばし憎悪むき出しルカたちに再戦挑むという展開が追加されている。また、最期自分の心の痛みアスラ絶望引き受けることを選んだルカに手をさし伸ばされ、魂となってルカ同化を果たすこととなったPS Vita版ではデザイン大幅に変更され衣装胸元露出しているなど、当所から女性であることがわかるようになっている最終決戦では各回で姿と戦い方変えた3連戦となっており、1戦目はDS版の姿(BGMDS版と同じ)、2戦目はマティウスのシルエットのまま女性的なアスラの姿と化した「マティウス・ウェヌス」、最後イナンナ面影捨てアスラ醜くした姿「絶望背負い覇王」(声 - 小山力也となって戦う。秘奥義もそれに応じて変化する。なお、ラストバトルの際のBGMDS版OPテーマ流れる。 チトセ・チャルマ (Thitose Cxarma) 声 - 宍戸留美 18歳 / 身長160cm / 体重47kg 教団信者である少女東洋風の国アシハラ出身で、目元に赤いメイク施し、赤い着物のような服を着ている。ルカ対し興味持っており、意味深な言動繰り返し彼に何度もアルカに入るように誘っている。コンウェイ曰く不遇の花姫」。 前世は花の女神サクヤアスラ想う前世想い強く引き継いでおり、アスラ転生であるルカとマティウスのことを愛していた。イリアのことは前世での関係からか好きでないようで、かなり態度は素気なく、イリアもまた彼女を嫌っている。PS Vita版ではアスラへの想い理由捕捉されており、水没危機晒される祖国の辛い現状を、前世悲恋叶えるという夢を見ることで現実逃避してきた。ルカ何度も引き入れようとするも、自分とともに付いてきてくれないのはイリアのせいだと考えるようになり、「イナンナアスラ裏切った」という発言をして「イリア殺せばルカ一緒に来てくれる」と考え彼女を殺そうとした為、イリア信じているルカ敵対することになる。 本来の彼女は心優しい性格で、教団内でも気配り上手で信者たちにも分け隔てなく優しかった為、ファンクラブ存在する人気があった。しかし、アスラ転生者であるマティウスやルカ前世恋敵イナンナ転生者イリアとの出会い、そして前世悲恋叶えようとする強い想いから徐々に思考前世へと転倒し物語の中盤では言動性格も「チトセではなくサクヤ」と化してしまっていた。「サクヤ」と化したチトセにはアスラの事しか頭になく、かつての優しさ失われてしまった(PS Vita版では自分に従ってきた教団信者対しアスラ様がいれば、あなたたちなんて死んで構わない」と見捨てるシーン追加されている)。 マティウスにパートナーとして選ばれ、彼女の命を使って創世力発動させるように命令される。しかし「愛する者同士願いを叶える創世力の前では、チトセ愛していないマティウスでは力を行使できなかった。そしてルカたちに追い詰められたマティウスによって「役立たずゴミ」と揶揄され、突き飛ばされてしまう。それでも、マティウスの絶命時も自らの「アスラ」への想い捨て切れず、自ら切腹し自害、マティウスの後を追う末路迎える。 PS Vita版ではマティウスが倒れた直後、マティウスにもルカにも自分思い届かないことを悟り絶望の末に悲痛な叫び上げた末に肉体消滅して死亡するという結末変わっている。しかし、アスラ結ばれ過去の愛に囚われるその魂はコンウェイに「救済」と称してハスタの魂共々彼に回収されることとなる。 武器短剣忍者のような軽い身のこなし翻弄するPS Vita版では天術併用する。 「チャルマ」はエスペラント語で「魅力のある」「可愛い」を意味するサクヤ / コノハナサクヤヒメ (Sakuya / Konohanasakuyahime) 声 - 宍戸留美 チトセ前世本名は「コノハナサクヤヒメ」。アスラ配下の花の女神で、センサス男たちにとっては憧れの的であった戦争アスラ助けられたことで、忠誠誓い部下となった経緯を持つ。アスラ恋焦がれているが、「花と契る短命になる」という自身まつわる謂れを苦にしている。恋敵であるイナンナとは彼女の性格もあってか嫌っており、イナンナもまたアスラの側にいるサクヤ快く思っておらず、アスラ見えないところで女の争い繰り広げていた。 スパーダデュランダル記憶によれば真面目でひたすら尽くタイプ一途な女性であったらしく、最終的にアスラ幸せになるならと自ら身を引いたらしい。アスラサクヤ自分に向ける想いには気づいてたようだが、その想い応えることはなイナンナへの愛を貫いたという。 叶わなかったアスラへの愛はチトセ強く引き継がれており、それがチトセ運命大きく変え、また破滅へと導くことになった現世でのチトセ前世のように「アスラを影から見守るということを嫌い、積極的にルカに近づこうとした。しかし、結局は彼女の想いルカに届く事はなく、同じアスラ転生者であるマティウスの部下になり、ルカ達と敵対することになる。 シアン・テネブロ (Sian Tenebro) 声 - 沢城みゆき 13歳 / 身長162cm / 体重50kg 戦災孤児になったところをマティウスに助けられ以降マティウスに心酔している少年。マティウス以外には心を閉ざしている。番犬の「ケル」と「ベロ」を連れていることもあってか、ルカ達からは「犬男」というあだ名呼ばれている。難し言葉わからない前世地獄の番犬ケルベロス動物虐待されたり動物捨てられるこの世界に不満を抱いている。マティウスの口車に乗せられ動物と人が共存できる世界を創ろうと努力していたが、天空城でマティウスの真意知り、彼女を裏切る。ケルベロと共に産まれてきたことや、ケルベロ凶暴だったことが原因周囲から忌まれ続けたため、人間嫌っている。その反面、人の愛情餓えていて、無視される拗ねてまったりアンジュ抱きしめて欲しがったり、エルマーナに抱擁されたりする一幕がある(前世であるケルベロス孤独な生涯送っていたため、シアン前世でも現世でも愛情知らず育った)。後にマティウスから彼女の目的真相聞いて離反しその後イリア故郷であるサニア村で、イリア両親世話になっている小説版では、幼少の頃孤児院神父に毒入りケーキ食べさせられケルベロおかげで入りであることに気づいたが神父信じたかったためにそれを食べた虐待されたという過去がある。 「テネブロ」はラテン語「闇」意味するケルベロス (Cerberus) 声 - 沢城みゆき シアン前世。「創世力」と呼ばれる強大な力を守護するの姿をした三つ首の番人見た目ケルベロスというよりも狛犬似ており、気が抜けんばかり愛くるしい姿をしている。シアンによるとこれは生まれ変わって間もなかったためであり、成長すれば恐ろしいの姿になるはずだったらしい。語尾に「わん」とつける。「創世力」は噛み心地がいいらしく、アスラが「創世力」を手にしたときにはそれを残念がっていた。たとえ何回死のうと、またケルベロス生まれ変わるため、その場から離れることが出来ないそれゆえ孤独であり、たとえ自分危害加えるつもりのない者でも追い払わなくてはならなかった。創世力無理矢理奪おうとした者をひとり残らず殺してきたが、決し自分から手を出すようなことはしない創世力は「作り変えた世界責任持って治めることのできる者」に渡すと決めており、天上界統一したアスラ約束通り譲り渡した

※この「アルカ教団 / 教団」の解説は、「テイルズ オブ イノセンス」の解説の一部です。
「アルカ教団 / 教団」を含む「テイルズ オブ イノセンス」の記事については、「テイルズ オブ イノセンス」の概要を参照ください。

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