アイリッシュ・コーヒー
|
![]() |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||
冷えた体を温めるには最高のホットカクテル。アイルランド、シャノン空港内のバーラウンジのチーフバーテンダー・ジョー・シェリダンによって考案されたカクテル。まだ航空機がヨーロッパからアメリカまで、大西洋をノン・ストップで飛べなかった時代に、給油のために寄港した際、乗客が寒さしのぎに飲んだのがきっかけで世界中に知られるようになった。アイルランドといえばアイリッシュウイスキーの故郷。当然ながら「アイリッシュ・コーヒー」にはアイリッシュウイスキーを。 「アイリッシュ ベルベット」は、選び抜かれたアイリッシュウイスキーに、香り高いブラック・コーヒーと甘みをバランスよく配合。アイルランドの生んだアイリッシュ・コーヒー・リキュールの名品である。シンプルなレシピだからこそつくるのが難しいといわれる「アイリッシュ・コーヒー」もこの一本で完璧。 生クリームを最後に入れる際には静かに注ぎ入れると、混ざらずに液体の上に浮かせることができる。これは液体の比重を利用した“フロート”という技法。白と黒のコントラストが美しく、見た目も楽しめる。 |
アイリッシュ・コーヒー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/29 05:27 UTC 版)
| アイリッシュ・コーヒー | |
|---|---|
| |
|
| 基本情報 | |
| 種別 | ホットドリンク |
| 作成技法 | ビルド |
| 色 | 茶褐色 |
| アルコール度数 | |
| 度数 |
18度[1]
|
| レシピの一例 | |
| ベース | アイリッシュ・ウイスキー |
| 備考 | 写真はアイリッシュ・コーヒーパフェのものである。 |
アイリッシュ・コーヒー (Irish coffee) とは、アイリッシュ・ウイスキーをベース(基酒)とするカクテルである。コーヒー、砂糖、生クリームの入った甘めのホットドリンク。主に寒い時期に好まれる。なお同じウイスキーでもスコッチ・ウイスキーをベースにすると、ゲーリック・コーヒーに名称が変わる。
由来
アイルランド南西部・シャノン川河口の漁村フォインズ (Foynes) にあった水上飛行場で、旅客機の乗客のために1942年に創案されたカクテル。考案者はフォインズ飛行場のパブのシェフ、ジョー(ジョセフ)・シェリダン (Joseph Sheridan 1909-1962) 。
フォインズは1935年から飛行艇の発着する水上飛行場となったが、第二次世界大戦前の1937年からパンアメリカン航空によって、飛行艇を使ったアメリカ・イギリス間の大西洋横断航空路が運行開始されると、その寄港地にもなった。当時の飛行艇は航続距離が短く、大西洋上の経路途中で、燃料補給のためアイルランドとカナダのノバスコシアに寄港せねばならなかったのである。
当時のプロペラ飛行艇は後年の旅客機と違って気密構造ではなく、暖房はあまりよく効かなかった。加えて飛行艇が水上で給油する間、乗客は安全のためボートで移動して陸上待機せねばならなかったが、港の天候が悪ければ、飛行艇からパブのあるレストハウスにたどり着くまで更に凍える羽目になった。
そこで燃料補給の待ち時間を利用して、乗客に体を温めて貰おう、という心遣いから、アイルランド名物のアイリッシュ・ウイスキーをベースとしたこの飲み物が考案されたという。
このカクテルはフォインズ近郊に1940年に開港し、戦後陸上機が主流となってからフォインズに代わる大西洋航空路の中継地となったシャノン空港でも提供され、当地の名物として大西洋横断航空路を利用する人々に知られるようになった。1952年にはサンフランシスコの「ブエナ・ビスタ・カフェ」にレシピが伝えられて飲まれるようになったことから、更にその存在が広まり、世界中で飲まれる温かいタイプのカクテル(ホットドリンク)の1つとなった。
現在、シャノン空港にはカクテル考案者のシェリダンを記念して「ジョー・シェリダン・カフェ」が設けられており、記念プレートも設置されている。ここでは無論アイリッシュ・コーヒーを注文することができる。
現在では、アイスコーヒーに置き換えたコールド・ドリンク版も存在する。
一般的な材料
作り方
- グラスにホット・コーヒーを注ぎ、角砂糖あるいはブラウンシュガーを入れる。
- アイリッシュ・ウイスキーを注ぎ、ステアする。
- 生クリームをフロートさせ完成。
備考
バリエーション
- アイリッシュ・ミストを加えると、「アイリッシュ・ミスト・コーヒー」になる。
- また、ベースが違うと名称が変わる。
- ベースがスコッチ・ウイスキーなら、「ゲーリック・コーヒー」
- ベースがコニャックなら、「ロイヤル・コーヒー(カフェ・ロワイヤル)」
- ベースがアクアビットなら、「スカンジナヴィアン・コーヒー」
- ベースがカルヴァドスなら、「ノルマンディ・コーヒー」
- ベースがラム酒なら、「ジャマイカン・コーヒー」
など
脚注
- ↑ 稲保幸『色でひけるカクテル』大泉書店、2003年12月18日、125頁。ISBN 4-278-03752-X。
関連項目
アイリッシュ・コーヒーと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- アイリッシュ・コーヒーのページへのリンク
