ブラック・ルシアン
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コーヒーリキュールの香りと甘い風味が特徴。アルコール度数の高さにも関わらず、甘口で飲み口のよいカクテル。食後のデザートがわりにいかが?名前の「ブラックルシアン」とはカクテルの色と、ロシアが本場のウオツカを使うからか。 コーヒーリキュールは、焙煎の度合い、バニラ香の配合、甘さのバランスに優れた、メキシコのカルーア社の「カルーア コーヒーリキュール」を。原料は、良質のアラビカ種のコーヒー豆。香り高くローストしたコーヒー豆をスピリッツに浸け、さらに原酒に磨きをかけボトリング。最高の原料と最新の技術。それが世界各国で愛され続けるカルーアの秘密。 「フリース」は、スカンジナビア生まれのスタイリッシュなウオツカ。デンマークの名門ダニッシュ ディスティラーズ社が特にアメリカ向けに製造したプレミアム・ウオツカである。フリースとはデンマーク語の“凍る”と“氷”からつくった造語。かつてないほどクリーン&シルキーな味わいで、爆発的な人気を誇っている。 |
ブラック・ルシアン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/28 10:03 UTC 版)
ブラック・ルシアン | |
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基本情報 | |
種別 | ロングドリンク |
作成技法 | ビルド |
TPO | 食後 |
色 | 黒褐色透明 |
グラス |
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アルコール度数 | |
度数 |
![]() 25度以上[1] |
レシピの一例 | |
ベース | ウォッカ |
材料 |
ウォッカ …… 40ml |
コーヒー・リキュール …… 20ml |
ブラック・ルシアン (英: Black russian) とは、冷たいタイプのロングドリンクに分類される、ウォッカをベースとしたコーヒー風味のカクテルである[1]。
概要
ブラック・ルシアン、第二次世界大戦後にベルギーのブリュッセルにあるホテル・メトロポールでチーフバーテンダーを務めていたギュスターヴ・トップ(グスタフ・トップ)が考案した[1][2][3]。駐ルクセンブルク米国大使のパール・メスタがトップに「何か新しいカクテルを」と所望し、トップが即興で作った[2][3]。以後、食後の傑作カクテルとして世界中に広まった[2][3]。
コーヒーリキュールの香りと甘みで口当たりは良いが、アルコール度数は高い[1][4][5]。
名称は濃い琥珀色の液色と「ウォッカの本場はロシア」という印象から[1][4]。
作り方の例
ウォッカを減らしコーヒー・リキュールと等量にする[3]、ウォッカの比率を増やす(3:1など)[4]といったアレンジもある。
バリエーション
- ホワイト・ルシアン[2]
- ブラック・ルシアンに生クリームを乗せる。
- ブレイブ・ブル[5]
- ウォッカをテキーラに替える。
- ダーティ・マザー[6][7]
- ウォッカをブランデーに替える。
- ゴッドマザー[5]
- コーヒー・リキュールをアマレットに替える。
出典
- ^ a b c d e f g “ブラック・ルシアン レシピ”. サントリー. 2022年8月12日閲覧。
- ^ a b c d e f 福西英三『カクテル教室』保育社、1996年、37頁。ISBN 978-4586508877。
- ^ a b c d 『カクテルをたしなむ人のレッスン&400レシピ』日本文芸社、2021年、131頁。ISBN 978-4537218695。
- ^ a b c 岡崎ユウ『本格 家飲みカクテル教本 新装版 ルールをマスターして美味しく楽しむ120種』メイツ出版、2021年、101頁。ISBN 978-4780424928。
- ^ a b c d 中村健二『世界一のカクテル』主婦の友社、2010年、158頁。ISBN 978-4072743935。
- ^ 『改訂版カクテル完全ガイドうまいつくり方の方程式』池田書店、2021年、173頁。ISBN 978-4262130705。
- ^ THE PLACE『カクテル事典』学研パブリッシング、2014年、169頁。ISBN 978-4058003206。
外部リンク
固有名詞の分類
- ブラック・ルシアンのページへのリンク