ネグローニ
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||
フィレンツェのレストラン“カソーニ”の常連客、カミーロ・ネグローニ伯爵が食前酒として好んだカクテル。店のバーテンダー・フォスコ・スカルセリが伯爵に許可を得て、1962年に発表。伯爵専用だったのもつかの間、瞬く間に世間に広がった。ベルモットの甘さがジンとカンパリのほろ苦さを和らげた、男性的な辛口のカクテル。 「カンパリ」は、美しい鮮紅色。ほろ苦くさわやかな味。ビター・オレンジ、キャラウエイ、コリアンダーなどを配合して作られるカンパリは、1860年、イタリア・ミラノ市、ガスパーレ・カンパリ氏によって生み出された。いまや、世界160カ国以上の国々で愛飲されている。 「ビーフィータージン」は、1820年以来、変わらぬレシピを守り続けているビーフィーター社の製品。英国王室の近衛兵、ビーフィーターをシンボルにもつこのロンドン・ドライ・ジンの代表は、いまなおロンドンで蒸溜されている唯一のプレミアムジンでもある。すべてのバー、必需の一本といえるであろう。 「チンザノ ベルモット」は、200年以上の歴史を持ちイタリアを代表するブランド。白ワインをベースにハーブや香草、スピリッツを加えて樽で醸造させたベルモットは、世界の約120ヶ国で愛飲されている。チンザノの代表製品の「エクストラ ドライ」はワイン本来の風味が生かされているやや辛口で、「ロッソ」は香草の風味の甘口ベルモット。 |
ネグローニ
ネグローニ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/04 17:43 UTC 版)
ネグローニ | |
---|---|
基本情報 | |
種別 | ロングドリンク[1] |
作成技法 | ビルド |
色 | 赤褐色透明 |
グラス | オールド・ファッションド・グラス |
度数 | 25度[2] - 28度[3] |
レシピの一例 | |
ベース | ジン |
装飾材料 | オレンジスライス |
材料 | ジン …… 1/2 |
スウィート・ベルモット …… 1/4 | |
カンパリ …… 1/4 |
ネグローニ(Negroni)は、ジン、ベルモット、カンパリを合わせたカクテル。
元々は、フィレンツェの老舗リストランテ「カソーニ」の常連客、カミーロ・ネグローニ伯爵がアペリティフとして愛飲していたカクテル。同店のバーテンダーであるフォスコ・スカルセリが、許可を得て1962年に発表した際、同時に美食家として高名であった伯爵の名を冠する事を許された。
レシピ
一般的には、ドライ・ジン二分の一、カンパリ四分の一、スウィート・ベルモット四分の一を氷を入れたオールド・ファッションド・グラスに注ぎステアして出来上がり。発祥の地と言われているイタリアのフィレンツェのレストランでは、同じ材料を等分量でシェイクしていたらしい。嗜好がドライ寄りになった頃、ジンの割合が増えたものと思われる。
バリエーション
- ドライ・ネグローニ
- 「ドライ・ネグローニ」と呼ばれるものは、ドライ・マティーニに少量、色付け程度にカンパリを入れて、本来の夕焼け程度の赤褐色を赤にしたもの。なお、ドライ・マティーニは、ジン3〜4に対してベルモット1よりも、ジンが多いマティーニのこと。
- ネグローニ・ズバリアート (Negroni sbagliato)
- ジンをスプマンテ等のスパークリングワインで置き換えたもの。1972年にミラノのバール・バッソのバーテンダー、ミルコ・ストッケット(イタリア語: Mirko Stocchetto)が間違ってジンの代わりにスパークリングワインを入れてしまったことから始まる。ズバリアートとは、イタリア語で「間違える」という意味の動詞 sbagliare の過去分詞。
- ブールヴァルディエ(Boulevardier)
- ドライ・ジンをライ・ウイスキーまたはバーボンウイスキーに替えたもの。1927年にパリで創刊された月刊誌『Boulevardier』のアメリカ人記者であったErskine Gwynneが創作したと言われる。
備考
ジン1/2、カンパリ1/4、ベルモット1/4の割合で作った場合はジンベースのカクテルとなる。同じ材料を等量で作った場合はベースを判定するのは困難だが、材料のうちで唯一の蒸留酒がジンなので、ジンベースとすることが多い[1][2][3]。
脚注
ネグローニ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/13 06:02 UTC 版)
「ドラゴンプロヴィデンス」の記事における「ネグローニ」の解説
※この「ネグローニ」の解説は、「ドラゴンプロヴィデンス」の解説の一部です。
「ネグローニ」を含む「ドラゴンプロヴィデンス」の記事については、「ドラゴンプロヴィデンス」の概要を参照ください。
ネグローニ (Negroni)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/01 12:37 UTC 版)
「Carnage Heart PORTABLE」の記事における「ネグローニ (Negroni)」の解説
主武装を持たない格闘戦特化OKE。その外見と奇怪な動きから猿またはゾンビと通称される。動きが俊敏で回避力が高い。驚異的なジャンプ力を持ち、ムーンサルトキックなど跳び蹴り技が多く、派手なアクションが多彩だが、その見返りとして攻撃の隙が大きい。打たれ弱いため、隙を突かれて反撃されるとそのまま最後まで押し切られてしまうことが多い。二脚型ではノーランダーに次ぐ高い格闘攻撃力を持つ一方で、主武装を持たない故に対空能力は期待できない。超低空にまで降りてきた飛行型にムーンサルトキックが当たることは確認されているが、実用的ではない。
※この「ネグローニ (Negroni)」の解説は、「Carnage Heart PORTABLE」の解説の一部です。
「ネグローニ (Negroni)」を含む「Carnage Heart PORTABLE」の記事については、「Carnage Heart PORTABLE」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- ネグローニのページへのリンク