おと【▽弟/▽乙】
読み方:おと
[名]
1 上代、男女の別なく、兄弟または姉妹の関係にある者のうち年少の者。おとうと。また、いもうと。⇔兄(え)。
「其の—木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)を留めて」〈記・上〉
2 末の子。おとご。
3 狂言面の一。不器量な若い女の面。乙御前(おとごぜ)。おたふく。おかめ。
おと〔をと〕【▽遠/彼=方】
おと【音】
音部
(おと から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 01:26 UTC 版)
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康熙字典 214 部首 | ||||||||||||||
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韭部 | 音部 | 頁部 | ||||||||||||
1 | 一 | 丨 | 丶 | 丿 | 乙 | 亅 | 2 | 二 | 亠 | 人 | 儿 | 入 | 八 | 冂 |
冖 | 冫 | 几 | 凵 | 刀 | 力 | 勹 | 匕 | 匚 | 匸 | 十 | 卜 | 卩 | 厂 | 厶 |
又 | 3 | 口 | 囗 | 土 | 士 | 夂 | 夊 | 夕 | 大 | 女 | 子 | 宀 | 寸 | 小 |
尢 | 尸 | 屮 | 山 | 巛 | 工 | 己 | 巾 | 干 | 幺 | 广 | 廴 | 廾 | 弋 | 弓 |
彐 | 彡 | 彳 | 4 | 心 | 戈 | 戶 | 手 | 支 | 攴 | 文 | 斗 | 斤 | 方 | 无 |
日 | 曰 | 月 | 木 | 欠 | 止 | 歹 | 殳 | 毋 | 比 | 毛 | 氏 | 气 | 水 | 火 |
爪 | 父 | 爻 | 爿 | 片 | 牙 | 牛 | 犬 | 5 | 玄 | 玉 | 瓜 | 瓦 | 甘 | 生 |
用 | 田 | 疋 | 疒 | 癶 | 白 | 皮 | 皿 | 目 | 矛 | 矢 | 石 | 示 | 禸 | 禾 |
穴 | 立 | 6 | 竹 | 米 | 糸 | 缶 | 网 | 羊 | 羽 | 老 | 而 | 耒 | 耳 | 聿 |
肉 | 臣 | 自 | 至 | 臼 | 舌 | 舛 | 舟 | 艮 | 色 | 艸 | 虍 | 虫 | 血 | 行 |
衣 | 襾 | 7 | 見 | 角 | 言 | 谷 | 豆 | 豕 | 豸 | 貝 | 赤 | 走 | 足 | 身 |
車 | 辛 | 辰 | 辵 | 邑 | 酉 | 釆 | 里 | 8 | 金 | 長 | 門 | 阜 | 隶 | 隹 |
雨 | 靑 | 非 | 9 | 面 | 革 | 韋 | 韭 | 音 | 頁 | 風 | 飛 | 食 | 首 | 香 |
10 | 馬 | 骨 | 高 | 髟 | 鬥 | 鬯 | 鬲 | 鬼 | 11 | 魚 | 鳥 | 鹵 | 鹿 | 麥 |
麻 | 12 | 黃 | 黍 | 黑 | 黹 | 13 | 黽 | 鼎 | 鼓 | 鼠 | 14 | 鼻 | 齊 | 15 |
齒 | 16 | 龍 | 龜 | 17 | 龠 |
概要
その字形は「言」の「口」の中に「一」を含んだ会意文字あるいは指事文字である。
偏旁の意符としては音に関することを示す。音部はこのような意符を構成要素に持つ漢字を収める。
音
「音」字は音を意味する。「聲(声)」字とほぼ同義であるが、対照的に扱われる場合、「音」は楽器の音、「聲」は人の発声器官から発せられる音を意味する。このため『説文解字』に宮・商・角・徴・羽(五声)や絲・竹・金・石・匏・土・革・木(八音)が例として挙げられている。
なお現代中国語では「聲音(声音)」二字で音の意味を表す。この古代中国語における区別は日本の漢字使用において保存されている。また「音」字は人間が発する言語音を表すことがあるが、子音を分類する場合に牙音・舌音・唇音・歯音・喉音という五音が使われる。また発音や訛の意味に使われ、秦音というように地域名を冠してその地域の発音を表すのは、日本漢字音において漢音や呉音といった呼び方にも残されている。その他、音信や誉れといった意味もある。
字体のデザイン差
「音」字はその1画目に地域によって差異がある。「音」字は「言」字のバリエーションなので「言」同様、『康熙字典』は1画目を短い横画とし、中国の新字形・台湾の国字標準字体・香港の常用字字形表は1画目を点としている。
日本の新字体では「言」字と共通しておらず、「言」が短い横画であるのに対し、「音」は短い縦画を採用している。表外漢字においては例えば「闇」などを見ると、例字字形欄には縦画のものが掲載されており、備考でデザイン差と位置付けられた別字形があることが示されているのみである。このため一般的な使用状況から言えば、表外漢字も縦画を用い、康熙字典の横画にはあまり従っていないようである。
部首の通称
- 日本:おと・おとへん
- 韓国:소리음부(sori eum bu、おとの音部)
- 英米:Radical sound
部首字
音
例字
おと
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 10:09 UTC 版)
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の記事における「おと」の解説
両目と両頬の上にそれぞれ1つずつ丸い模様がある細目の招き猫。食いしん坊だが蛙が苦手。
※この「おと」の解説は、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の解説の一部です。
「おと」を含む「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の記事については、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の概要を参照ください。
おと
出典:『Wiktionary』 (2021/10/10 11:24 UTC 版)
語源
古典日本語「おと」 < 古代日本語 otö < 日本祖語 *ətə
発音
名詞
おと【音】
諸言語への影響
- パラオ語: choto
翻訳
- アルメニア語: ձայն (hy) (jayn)
- イタリア語: suono (it) 男性
- 英語: sound (en)
- サンスクリット: स्वर (sa) (svara-) 男性
- スウェーデン語: ljud (sv) 中性
- スペイン語: sonido (es) 男性, son (es) 男性
- タイ語: เสียง (th)
- 中国語: (繁): 聲音/ (簡): 声音
- 朝鮮語: 소리 (ko) (sori)
- ドイツ語: Schall (de) 男性, Klang (de) 男性, Ton (de) 男性
- ハンガリー語: hang (hu)
- フランス語: son (fr) 男性
- ペルシア語: صدا (fa) (sedâ)
- ポーランド語: dźwięk (pl) 男性
- ポルトガル語: som (pt) 男性
- リトアニア語: garsas (lt) 男性
- ルーマニア語: sunet (ro) 中性
語源
発音(音)
名詞
おと
漢字
耹
音
「おと」の例文・使い方・用例・文例
- キリンはおとなしい動物だ
- おとぎ話
- きょうはおとなしいけれど,どうかしたの
- 彼女はもうおとななんだから自分のことは自分でできるよ
- おととい
- 子ども達聞きなさい,それでたくさん!おとなしくしたらどう?
- おとぎ話から教訓を得る
- 少女はそのおとぎ話に夢中になった
- おとなしい馬
- 非常におとなしい
- 彼はどう猛に見えるが請け合うよ,とてもおとなしいんだ
- 声をおとしてもらえませんか
- 彼女はおとなしい人です
- その男子はおとなしいというよりも控えめです
- うちの息子はとてもおとなしくて内向的だ
- 彼女は羊のようにおとなしくしていた
- 君の行動は自分自身の人格をおとしめるものだ
- この象は動物園の中で一番おとなしい
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