『ストライクウィッチーズ』より登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 16:32 UTC 版)
「ストライクウィッチーズの登場人物」の記事における「『ストライクウィッチーズ』より登場」の解説
宮藤一郎(みやふじ いちろう) 声 - 郷田ほづみ 芳佳の父親で、魔法力と内燃機関の融合に関する研究者。芳佳が6歳の頃にブリタニアに渡り魔導エンジンとストライカーユニットの新技術である「宮藤理論」を提唱、人類にただ一つネウロイと闘う術をもたらしたが、そのブリタニアで共同研究中に後戦災に遭い死亡したとされる。 彼の墓標には、彼が娘にいつも言っていた言葉「その力を 多くの人を守るために」が刻まれており、芳佳の行動の源にもなっている。 美緒のスカウトを断った直後の芳佳のもとに一郎からの手紙が届いたことが芳佳が501JFWに入隊するきっかけとなっており、『ストライクウィッチーズ』最終話(=『ストライクウィッチーズ2』第1話)でも天姫の手で一郎からの手紙が届けられているが、いずれも検閲による配送の遅れとされている。 『ストライクウィッチーズ2』第8話では、強大すぎる魔法力のためにユニットのリミッターが働き飛び立てず涙を流す芳佳にどこからか語りかけ、「新しい翼」として震電を与えた。 山川美千子(やまかわ みちこ) 声 - 佐藤有世 誕生日:2月1日 / 所属:横須賀第四女子中学校(『ストライクウィッチーズ』)→横浜の師範学校(『ストライクウィッチーズ2』以降) 芳佳の学校での同級生で芳佳の親戚(祖父が兄弟)。1944年時点で14歳。愛称は「みっちゃん」。兄が一人いる。学校から芳佳と共にお爺さんのトラクターで帰る途中に事故に遇い、胸に重傷を負うが芳佳の懸命の治療によって命を取り留めた。 魔法力の才能はないが魔女への憧れは同年代の女子と比べても人一倍強く、ウィッチに関するあらゆる文献やグッズを集めているマニアである。また、それに関連して扶桑海軍の軍艦にも非常に詳しく、現役の海軍兵士である土方と同等の知識を披露したりもしている。 芳佳と共に横須賀第四女子中学を卒業し両親の薦めで、横浜の師範学校に進学しているが、ひそかに軍に入って芳佳の従兵になることを夢にしている。 『ストライクウィッチーズ劇場版』でも登場し、欧州留学に赴く芳佳を見送った。 宮藤清佳(みやふじ さやか) 声 - 天野由梨 芳佳の母。治癒に特化した魔法力の持ち主で、年齢を重ねても魔法力を失わず、母と共に診療所を開いている。 秋本芳子(あきもと よしこ) 声 - 翠準子 芳佳の祖母。娘である清佳以上の魔法力を持ち、年齢に関わらず魔法力を保ちつづける治癒魔法の使い手。501JFWにスカウトされることによって軍隊に取られることになる芳佳の身を案じていた。かつてはその高位の治癒魔法により従軍した過去がある。 山川藤宏(やまかわ ふじひろ) 声 - 城山堅 美千子の祖父にして芳佳の祖父の弟(芳佳の大叔父)で、芳佳の学校の近くで農家を営んでいる。収穫物のスイカを積んだトラクターで芳佳と美千子を乗せて帰る途中、道路に飛び出してきたタヌキをよけようとして畑に転落する事故を起こしてしまう。『ストライクウィッチーズ2』第1話では、同じような状況で子グマと鉢合わせしている。 土方圭助(ひじかた けいすけ) 声 - 日野聡 所属:扶桑皇国海軍 / 階級:二等兵(『ストライクウィッチーズ』)→兵曹(『ストライクウィッチーズ2』) 芳佳をスカウトしようとする美緒の従兵として、芳佳の資料を集めたり車の運転手を務めていた。『ストライクウィッチーズ2』では修行中の美緒の連絡係を務めており、ネウロイ再侵攻によるロマーニャ行きにも同行している。『ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN』第1話でも、美緒の従兵としてヘルウェティアに短期留学している芳佳の元を訪れる。 杉田淳三郎(すぎた じゅんざぶろう) 声 - 麦人 所属:扶桑皇国海軍 / 階級:大佐 空母「赤城」の艦長。芳佳たちを乗せてブリタニアに向かう艦隊を指揮していたが、その途上ネウロイに襲われ、「赤城」を残して艦隊は壊滅。美緒、芳佳、そして基地から駆けつけた501JWに救われた。後日ブリタニアを作戦で出港する前日に501基地を訪れ、芳佳に礼をしている。 『ストライクウィッチーズ』終盤で「赤城」を失うが、『ストライクウィッチーズ2』では艦隊旗艦・大和の艦長として再登場。ヴェネツィア解放作戦「オペレーション・マルス」に参加し、艦隊総指揮(臨時)とネウロイ化「大和」の指揮官として空母「天城」に搭乗して指揮している。 樽宮敬喜(たるみや けいき) 声 - 堀之紀 所属:扶桑皇国海軍 / 階級:中佐 「赤城」の副長を務める。『ストライクウィッチーズ2』では杉田と共に「大和」の副長を務めるが、語学力と交渉能力を買われての欧州到着後は連合軍総司令部に転属した。 首相 声 - 渡部猛 イメージモデル:ウィンストン・チャーチル? ブリタニアの首相。マロニーと共にミーナに接見。強気な発言もするが「結果が出せればよい」と部隊の運用をミーナに一任するなど、マロニーとは違い、度量の大きさを見せている。ネウロイのロンドン空襲に際してもあえて避難することなく市民の避難を最優先とし、市民を不安がらせないよう市街地に留まり、自分は悠々と葉巻を咥えて瓦礫の山に腰を下ろすなど、戦時の為政者に相応しい胆力を持つ人物である。 トレヴァー・マロニー 声 - 秋元羊介 所属:ブリタニア空軍 / 階級:大将 ブリタニア空軍の戦闘機軍団司令官(ブリタニア防衛の統括者)で501JFWの上官。 前任者であり同部隊の創設者であるダウディング大将と違って、ウィッチの存在を疎ましく思っており、彼女らの力に頼らない戦力を作り上げようとしている。首相と共にミーナに接見した際には、ネウロイの出現パターンが変化していることに言及し、501JFWの運用に口出しをしようとしたが、ミーナに「現場を無視した空論」と一蹴され、それを根に持ったのをきっかけに501JFWの解散に向けて本腰を入れ、水面下で様々な妨害工作を仕掛けるようになる。 次第にその挙動に不信感を抱き真意を探ろうとしたミーナに「深入りするな」との脅迫文を送りつけるなどの牽制をする一方で、ブリタニアの上層部にも秘密裏に新兵器「ウォーロック」を作り上げ、戦果を挙げる事により世界の軍事バランスのイニシアチブを握ろうとした。しかし、芳佳がネウロイと接触したことでウォーロックの「秘密」が発覚する事を恐れ、自身の上官としての権限を利用して強硬な手段に転じ、501JFWを強制解散に追い込み、基地を自らの指揮下においた。 その後、部下に時期尚早ではと諌言されるも、後に引けなくなったためウォーロックをネウロイ殲滅のため無理矢理出撃させる。しかし、ウォーロックはガリアのネウロイの巣において多大な戦果を挙げるも、本体がネウロイに乗っ取られ暴走を起こし、赤城と基地を攻撃される。その後、基地に乗り込んで来たミーナ達に部下共々拘束される。 クリスティアーネ・バルクホルン(Christiane Barkhorn) 声 - 真田アサミ ゲルトルート・バルクホルンの妹。愛称は「クリス」。容貌が芳佳に似ている。ネウロイの襲撃の時にバルクホルンの撃墜したネウロイの破片を浴び、精神的ショックもあって昏睡状態に陥ってしまった。バルクホルンは給料の全てを彼女の治療費につぎ込んでいた。やがて彼女は意識を回復、姉との再会を果たした。 地下鉄に興味があり、その影響でバルクホルンが得た知識が『ROAD to BERLIN』クライマックスで芳佳の救出に役立つこととなる。 クルト・フラッハフェルト(Kurt Flachfeld) 声 - 加瀬康之 ミーナがカールスラント時代に兄と慕っていた隣家の青年で、音楽家を目指し共に生活していたが、ネウロイ侵攻の際にミーナがステージ衣装を燃やし歌手の道を捨てウィッチに入隊したため、自分も音楽家の道を捨て軍隊に入隊した。 戦況が悪化し、カールスラント・ガリア・オストマルク三カ国のブリタニアへの国民大撤退作戦「ダイナモ作戦」が決行された際、ミーナに「ブリタニアに着いたら渡したいものがある」と告げたが、クルトの部隊は撤退が間に合わなかった。 『ストライクウィッチーズ』にて、廃墟となったカレー付近での戦闘時にクルトが乗っていた車が発見され、かつて渡すはずだったステージ衣装がミーナの手元に届くこととなる。
※この「『ストライクウィッチーズ』より登場」の解説は、「ストライクウィッチーズの登場人物」の解説の一部です。
「『ストライクウィッチーズ』より登場」を含む「ストライクウィッチーズの登場人物」の記事については、「ストライクウィッチーズの登場人物」の概要を参照ください。
- 『ストライクウィッチーズ』より登場のページへのリンク