大発会(だいほっかい)
1999年東証平均株価は、最安値が大発会翌日の13,232円、最高値が大納会での18,934円だった。大納会での終値がその年初の終値を上回ったのは、1995年以来4年ぶりである。
株式年間ランキングでは、光通信、ベル24、ソフトバンクなどが高株価トップ3だった。また時価総額では、NTTドコモが37.6兆円でトップ、トヨタが18.6兆円、セブンイレブンが13.5兆円と続いた。
(2000.01.05更新)
大発会(だいほっかい)(the first session of the new year)
例年1月4日が大発会にあたり、当日が日曜日の場合は5日、土曜日の場合は6日になる。新年最初の立ち会いのことを指す。
一方、年末の最後の立ち会いのことを大納会(だいのうかい)といい、例年12月30日になる。大発会と大納会の立会時間は、ともに前場のみの午前9時から午前11時までと、通常の立会時間よりも短い。
東京証券取引所など各地の証券取引所では、毎年、証券会社の関係者などが集まって、前場の取引の前に打鐘や手締めなどのセレモニーが開かれている。1年の初めということもあって、景気づけのための買い注文が出る(ご祝儀商い)かどうか注目される。
大発会となった5日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2003年12月30日に比べ148円53銭(1.39%)高の1万825円17銭と、2か月ぶりに1万800円台を回復した。東証1部の売買高は概算で7億株と、大発会としては大商いを記録した。
(2004.01.06掲載)
大発会
大発会・大納会
(大発会 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 02:06 UTC 版)
大発会(だいはっかい、だいほっかい)および大納会(だいのうかい)は、日本の証券取引所における、「1年間の取引の初日と最終日に行われる催事」。転じて、その営業日。
- ^ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため2021年は晴れ着姿の女性の参加を見送った。
- ^ “東証で大発会、一時700円超下落…能登半島地震・羽田空港事故で「打鐘」見送り”. 読売新聞 (2024年1月4日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ 2024年も正月に相次いで発生した能登半島地震や日本航空516便衝突炎上事故を受けて、打鐘を自粛した[2]。
- ^ 2010年までは先着順、2011年より事前申込制、2020年より一般来場者なし。
- ^ 東証の開催スケジュールに記載はないものの、安倍晋三が日本の首相として初めて出席した。
- ^ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般公開を取りやめ、開催時間を短縮した。
- ^ 東証の開催スケジュールに記載はないものの、岸田文雄が出席した。
- 1 大発会・大納会とは
- 2 大発会・大納会の概要
- 3 備考
- 4 外部リンク
大発会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 22:24 UTC 版)
新年最初の営業日に開催される。土日祝日が重ならなかった場合は1月4日である。立会取引は、通常通り前場後場とも行われる。 若い女性(東証の場合、同社の社員や関連各所の女性)が艶やかな晴れ着姿で参加するのが恒例である(東証では立会開始の鐘を鳴らすのが恒例である)。大発会日の取引は株価が上昇することが多い。最近20年間で日経平均株価(225種)が下落したのは2020年を含め7回である(参考文献参照)。これは新年最初というお祝いムード(ご祝儀相場)と、大納会で手仕舞いした反動の買いなどが原因として挙げられる。
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