イタリア料理 イタリア料理の分類と一覧

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イタリア料理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/17 22:16 UTC 版)

イタリア料理の分類と一覧

パスタ

パスタ料理は第一皿に分類される。小麦粉を練って作った種々の形態の麺類(パスタ)とソースの組合せが基本である。パスタは、サラダに入れたりスープの具にしたりしても用いられる。グラタンもパスタ料理の一種である。デザートで「パスタ」の名がつくものがあるが、これはペースト状の菓子の意味を示す(パスタ参照)。

ピッツァ

ピッツァ(ピザ, pizza)は、平たく伸ばしたパン生地の上に具材を載せて焼いた一品料理。軽食として供されることが多い。イタリア本国ではリストランテ格の店で商品化していない店が多く、ピッツェリアと呼ばれる専門店で提供される。またイタリアでは、安く簡単に素早く食事を済ませると言えばピッツェリアでピザを食べることが一般的である。イタリア各地で味付けや生地に差があり、ミラノのピザが最も薄い。最も伝統あるピザがナポリピッツァである。ローマのピザは、ミラノとナポリの中間の厚さであることが多い。味付けや具材などはアメリカのものとは大きく異なる。

米料理

米料理と言えばリゾットが有名だが、米は小型のパスタと同様に扱われることも多い。米をデザートに用いるのも一般的である。イタリアは欧州一の米どころであり、料理ごとに最適な種類の米を使い分ける。カルナローリ米アルボリオ米といった品種が有名で、最も普及している。

パン

パン

料理が給仕されるまでの空腹を紛らわせるため、また食事とともに口直ししたり、皿のソースを拭って食べたりするのに用いられる。具材を乗せたり挟んだりし、一品の軽食料理として食べることもある(パニーノ)。

パン料理

スープ

肉料理

サラミ、ハムなどの肉製品

魚料理

野菜料理

その他の料理

チーズ

デザート(菓子)

酒類

ワイン

スパークリングワイン

蒸留酒

リキュール

ビール

その他の酒類

カクテル

飲み物

コーヒー

ローマの老舗バールであるタッツア・ドーロ

ミネラルウォーター

ガス無しは Naturale(ナトゥラーレ)、ガス入りは Frizzante(フリッザンテ)。

清涼飲料水


注釈

  1. ^ マガジンハウス発行の女性雑誌『Olive』1982年7月3日号が俗称として名付けた。
  2. ^ イタリア語ではリストランテ (ristorante) と呼ぶ。語源は英語の "restaurant" と同じである。

出典

  1. ^ 西村暢夫 著、地中海学会 編「イタリアの地方料理」『地中海文化の旅(2)』、河出書房新社、216頁、1990年。ISBN 4-309-47194-3 
  2. ^ 日仏料理協会 編『フランス 食の事典(普及版)』白水社、2007年、45頁。ISBN 978-4-560-09202-6 “料理も『イタリア』と呼べるものはあまり存在しない。”
  3. ^ 川上文代『イチバン親切なイタリア料理の教科書』新星出版社、2007年7月。ISBN 4-405-09152-8 
  4. ^ 澤口恵一(2012)「日本におけるイタリア料理の産業史とコックのライフ・ヒストリー研究:その序論的考察」『大正大学研究紀要』97: 143-154
  5. ^ 木戸星哲(1988)「イタリア料理」『世界大百科事典平凡社
  6. ^ 【ファッションフードの平成史】“イタ飯”が日本人にウケた本当の理由 | citrus(シトラス)”. citrus. オールアバウトナビ. 2021年5月5日閲覧。[リンク切れ]





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アンティパスト デジタル大辞泉
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リストランテ デジタル大辞泉
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トラットリア デジタル大辞泉
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ボンゴレ デジタル大辞泉
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アクア‐パッツァ デジタル大辞泉
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イタ飯 デジタル大辞泉
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