コテキーノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:59 UTC 版)
コテキーノ(cotechino、イタリア語: [koteˈkiːno])は、イタリアの大きな豚肉ソーセージである。主にモデナ地方で食されているサラミの一種である[1][2]。普通は調理して食べ、低温で数時間ゆでることが多い。名前の由来は豚などの外皮を意味する「コティカ」(cotica)である。地方によって異なる名称で呼ばれていることもある。伝統的には、レンズ豆と一緒に年越しに食べる。レンズ豆はその形ゆえ、新年にお金をもたらしてくれると信じられている。マッシュポテトやポレンタなどを添えることもある。
- ^ “「コンヴィーヴィオ」(イタリアン) 犬養裕美子のレストランガイド。”. Vogue Japan (2015年6月16日). 2017年12月30日閲覧。
- ^ “セガフレード、イタリアのソフトサラミ“コテキーノ”を使ったパニーニなど、夏の新フードメニューを6/14に発売”. SankeiBiz (2017年6月12日). 2017年12月30日閲覧。
- ^ “Cotechino di Modena” (Italian). Ricettedi Magazine. 2012年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月30日閲覧。
- ^ a b c d Rachel Roddy (2017年12月28日). “Rachel Roddy’s recipes for four new year treats inspired by Italy”. The Guardian. 2017年12月30日閲覧。
- ^ Mark Ladner (2016). The Del Posto Cookbook. Hachette UK
- ^ “国境の食、世界の味を映す 東京で北伊・南チロル料理”. Nikkei Style (2017年11月2日). 2017年12月30日閲覧。
- ^ まぬがまみえ (2014年4月17日). “「豚足」は普通の食卓のおかずになれるか?24時間365日奔走する商品開発者のランチ”. ダイヤモンド・オンライン. 2017年12月30日閲覧。
- ^ アルベルト・アンジェラ 著、関口英子 訳 『古代ローマ人の24時間:よみがえる帝都ローマの民衆生活』河出書房新社、2012年、500頁。
- ^ “ハム・ソーセージ類 日本のこだわり製品”. 日経レストラン: pp. 128 - 129. (2003年12月)
- 1 コテキーノとは
- 2 コテキーノの概要
- コテキーノのページへのリンク